5|ストーブはガソリンが安心。ガスの場合は、レンズヒーターを活用

雪中キャンプにはガソリンバーナーが定番! ということで、SOTOの「MUKAストーブ」を導入しています。
元々は冬でもガスバーナーを使っていたのですが、ガス燃料は-10℃にもなるとドロップダウン(=外気温の低下によりガス缶内の液体が気化しなくなる現象)が起きて、火力が落ちて使えなくなってしまうこともしばしば。寒いときにバーナーが使えないと、すごく困るんですよね。
そこで、ガソリン! ガソリンなら-40℃まで下がっても使えるので、雪中キャンプでも火力を落とすことなく安心です。
SOTO MUKAストーブ
| サイズ | 幅135×奥行135×高さ80mm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 幅80×奥行65×高さ80mm |
| 重量 | 333g(本体+ホース:163g、ポンプ:170g) |
| 発熱量 | 14.7kW(4,000kcal/h) |
| 材質 | バーナー:アルミダイキャスト、ゴトク・スタビライザー:ステンレス、ポンプ本体・ダイヤル:アルミ、ポンプハンドル:真鍮(ニッケルメッキ)、ホース:フッ素ゴム(中)・ステンレス(外)、ピストンシリンダー:アルミ |

とは言え、燃料が調達しやすいというガスならではのメリットも捨てがたい! というわけで、冬でもガスバーナーを使う際の裏ワザが、レンズヒーターというカメラ用の電熱ヒーターを厳冬期用のガス缶に巻く方法。
こうすることで零下でも比較的安定した火力でガスバーナーを使うことができるんです。ガソリンバーナーを持たず、通年ガスバーナーを使いたい方におすすめの方法です。
COOWOO 結露 防止 レンズ ヒーター
| サイズ | 450奥行き x 45幅 x 10高さ mm |
|---|---|
| 重量 | 0.13kg |
6|水濡れで冷えないよう、雪山ウェアで全身防水!

雪中キャンプでは雪まみれになることもよくあり、そのままテント内に入ると水で濡れてしまいます。こうなるとなかなか乾かずとっても寒い思いをするハメになるので、全身を防水で固めるべく雪山用のウェアを使っています。

私が使っている雪山ウェアはモンベルの冬登山用の「ミディパーカ」、そして「ライトアルパインパンツ」です。厚みもあり耐水圧も20,000mm以上なので、使っていて安心感抜群。首元も締められるので、スノーゴーグルと併用することで隙間のない装備になります。
もちろん、お持ちのスキーウェアだったり、ワークマンなどのコスパ系ウェアでもOK。とにかく全身を防水ウェアで固めておきましょう。
●モンベル「ミディパーカ」について詳しくはこちら
●モンベル「ライトアルパインパンツ」について詳しくはこちら
7|コスパ良好のダウンパンツで、しっかり防寒

防寒着におすすめなのは、やはりダウンウェア。特にダウンパンツやダウンシューズは下半身~足元を強力に温めてくれるので、テントの中や外で過ごすときはもちろん、就寝時も大活躍します。

ダウンパンツは、履いたまま動くことができるのでトイレもスムーズです。
私が愛用しているのはNaturehikeのダウンパンツ。比較的お値段が安いものですが、5年ほど使用し続けていてもまだまだ現役! 収納もコンパクトになるので、ぜひバッグに入れておきましょう。
Naturehike ダウンパンツ グースダウン/ダックダウン 5~-15℃ 750FP
| 収納時サイズ | 約Φ11x30cm |
|---|---|
| 重量 | 約250g |
| サイズ展開 | S・M・L・XL・XXL |
| 素材 | 20D 400Tナイロン 充填物:90%グースダウン |
雪中キャンプにチャレンジするなら、装備は万全に!

以上、これだけは揃えておきたい-10℃対応の雪中キャンプ道具でした。もちろん、最初の雪中キャンプは無理をせず、車を近くに置いてキャンプすることもおすすめします。
いよいよ冬本番、雪中キャンプには万全な装備でチャレンジしてくださいね!



