ヒーターマット、こんな風に使ってみた
防寒着に挟んで入れる

電熱ベストのような使い方になりますが、ダウンジャケットなどの防寒着にヒーターマットを忍ばせてみました。背中がじんわり暖かいまま行動できるので、防寒着のブーストとしても効果が高く、軽くて薄い素材なので身に着けていてもそこまで違和感はありませんでした。
ちなみに肌に直接当てると火傷の危険性があるので、必ず服の上から使いましょう。
シュラフの中に入れる

自分の体温で保温力を上げるシュラフですが、そこにヒーターマットを入れることによってさらに保温力がアップ! 湯たんぽ変わりに使ってみたところ、朝まで暖かく眠れました。
ちなみにこのヒーターマットには、12時間連続して使用すると自動で電源が切れる「自動OFFシステム」が搭載されています。夜に電源を入れてから翌朝までヒーターを起動させておく場合も、切り忘れる心配が無いのは安心です。
一番役に立ったのは、車中泊!

屋外と違って熱が逃げにくい車内は、ヒーターマットと相性抜群! 暖まりながら移動できるようヒーターマットをシガーソケットに繋いで運転席を暖めたり、電気毛布のように車中泊時の寝床に敷くとかなり暖かく快適でした。
電源コードも170cmと長く、電源がとりやすいのも嬉しいポイントです。

その他、意外と寒い焚き火のときに膝やお腹を温めるカイロ的な使い方もできますね。

もちろん、家でもフル活用させるのもアリ! 場所場所で暖房小物を活用することで、光熱費の節約もできるかも…?
ヒーターマットの惜しい点と注意点
空気中での使用はイマイチ

車中泊での使用が効果的だったとおり、ヒーターマットは発熱した温度が拡散しやすいようで、空気中での使用には向かないようです。
例えば、カイロのように手に持って使用した場合は、あまり暖かさを感じることはできませんでした。やはり面全体を体に密着させる方が暖かさを感じやすいようなので、風が強く寒い日はチェアに敷くなどの使い方をした方が効果的でしょう。
暖房や毛布との併用に注意

キャンプだと薪ストーブや石油ストーブと併用する方もいるかもしれませんが、ヒーターマットは過度な熱を受けると火災につながりかねません。150℃以上の熱を受けるとヒューズが切れる「スマートセルフヒューズシステム」は搭載されていますが、思わぬ事故を招かないよう暖房器具の近くでは使わないようにしましょう。
また、ラテックス(ゴムの一種)素材や厚手の毛布と併せて使うのも、火災の原因になりかねないのでNGとなっています。
※その他使用上の注意について、詳しくはこちら
寒さ対策の新時代、到来!

持ち運びに便利でピンポイントでしっかり暖めてくれるINKOのヒーティングマット ヒールは、バッグの隙間に入れたり車のポケットに入れたりなどして、この冬のお守りとして常備しておくようになりました。
これだけ薄くて軽いマットが暖房になるとは……防寒対策も、新たな時代が到来ですね!
INKO ヒーティングマットヒール
| サイズ | パッド/直径270×1mm、リモコン部/37.5×25×10mm |
|---|---|
| 重量 | 約92g |
| 素材 | 人工スエード(ポリエステル) |
| 電力 | 9W |



