4|NANGA「オーロラ900DX」

シュラフ選びも悩ましいポイントですよね。筆者が冬に愛用しているのは、NANGAの「オーロラ900DX」。快適使用温度-10℃ 、下限温度-19℃です。生地は撥水加工された素材なのでシュラフカバーも不要です。
寒さの感じ方に個人差はありますが、筆者の体感として外気温-5℃以下になってくると少し寒さを感じることもあるので、次に紹介するインナーシュラフを併用しています。
NANGA オーロラ900DX
サイズ | 40 x 20 x 7.62cm; |
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重量 | 1.55 kg |
素材 | ポリエステル |
5|JAGUY「ふわふわシュラフ」

以前使っていたフリース地のインナーシュラフの肌触りが気に入らず、やっとの思いで見つけたのがJAGUY(ヤガイ)の「ふわふわシュラフ」。毛足が長く手触り抜群なので、寝ていて気持ちがいいんです。
単品で真夏用の寝袋としても使用できるし、封筒型なのでファスナーを外して広げればブランケットとしても使えるのでオールシーズン手放せないアイテムです。
JAGUY ふわふわシュラフ
サイズ | 185cm×75cm |
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重量 | 1.2 ㎏ |
6|SEA TO SUMMIT「キャンププラスS.I.マット」

R値とは、断熱力を評価する指標。4.3という数値は、「睡眠時に暑さを感じやすい人」の場合、朝晩氷点下の冷え込み・地表が凍結していても耐えうるスペック
色々なマットを使ってたどり着いたのがR値4.3のSEA TO SUMMIT(シートゥサミット)の「キャンププラスS.I.マット」。
厚さ7.5cmで文句なしの寝心地・収納性の良さながら、1万円台で買えるという価格も踏まえ、コスパ最強マットだと思っています! 雪中キャンプでも底冷えを感じたことはないので断熱性も十分。
自宅で1ヶ月間毎日使い続けたこともありますが、寝心地抜群で疲れもしっかり取れるうえに、空気も1ヶ月間全く漏れることはありませんでした。
SEA TO SUMMIT キャンププラスS.I.マット(レクタンギュラー レギュラーワイド)
サイズ | 全長183×幅64×厚さ7.5cm 収納サイズ:20.4×34cm |
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重量 | 1,220g |
R値 | 4.3 |
7|Helinox「チェアカバー」

冬は腰から冷えてくるのでチェカバーは必須! 愛用中の各種チェアに合わせて、カバーもいくつか購入しました。これ、あるのとないのとでは大違いです。
もしこれから準備する方は、わざわざ専用のカバーを購入しなくても、ブランケットなどを折りたたんで敷いておくだけでも効果はありますよ。
Helinox チェアカバー
サイズ | 幅57× 奥行60× 高さ2.5cm、(収納時)Φ13× 高さ27cm |
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重量 | 272.5g |
材質 | ポリエステル |
カラー | ブラック/フォリッジグリーン、コヨーテ/ミリタリーオリーブ、ダックカモ/オレンジ |
8|PowerArQ「電気毛布」

より快適に眠りたいときは、PowerArQ(パワーアーク)の電気毛布を愛用中。と言っても筆者よりも寒がりな家族がよく使用しています。
容量1000Wh程度のポータブル電源であれば、弱め設定で一晩20〜30%の消費で使うことができるので、連泊でも安心して使うことができます。

ポータブル電源がない場合や容量が小さい場合は、電源付きのサイトで冬キャンプをするのも1つの方法かと思います。
PowerArQ 電気毛布
表面素材 | ポリエステル 100% |
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表面温度 | 強:約51℃ 中:約40℃ |
消費電力量(1時間あたり) | 強:約35Wh 中:約25Wh |
切り忘れ防止タイマー | 8時間後 |
9|ザ・ノース・フェイス「マウンテンダウンジャケット」

キャンプ道具だけでなく、冬キャンプはウェア選びも重要。愛用しているのは、ゴアテックス素材のダウンジャケット。ノースの「マウンテンダウンジャケット」は、外側に防水性の高いゴアテックス素材を使っているので、雪が降ったときでも安心です。
ザ・ノース・フェイス マウンテンダウンジャケット
素材構成 | 表地 150D GORE-TEX Plain Woven 2層-表: 100% ナイロン; 裏: 100% 合成繊維(ePTFE); 裏地 30D Ripstop Nylon: 100% ナイロン |
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ちなみに靴もスノーブーツとキャンプサイトで快適に過ごせる冬用サンダルとで使い分けています。キャンパーの中でも愛用者の多いSUBUのサンダルは、テントでの脱ぎ履きも容易なのでキャンプにはぴったりです!
NANGA × SUBU TAKIBI WINTER SANDAL
ちなみにストーブをつけて寝るのは絶対にNG!

冒頭に以下注釈を記載しましたが…
※テント内での火気使用は、メーカー推奨の使用法にならって正しくお使いください。また幕内で火器を使用する際は自己責任となります。もし使用する際は換気を十分おこない、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう
テント内の火器使用は自己責任ですが、一酸化炭素チェッカーをつけていてもストーブをつけたまま寝るのは絶対にNG!
空気の比重1.000に対して一酸化炭素の比重は0.967なので上に溜まると思っている方もいますが、実際にはほぼ同じ重量なのでテント内ではどこに溜まるか分かりません。危険なので、絶対に消化してから就寝してくださいね。
電気で使用できる暖房器具や、ハイスペックな寝袋などしっかり冬用の装備を準備してから挑みましょう!
冬はいかに快適に過ごせるかがポイント!

冬キャンプは少しハードルが高そうに感じる方もいるかと思いますが、しっかりと暖を取れる準備さえすれば快適に過ごすことができますし、冬ならではの魅力もたくさんあります。
これから冬キャンプデビューをしたいと思っている方は、都心部に近い標高の低いキャンプ場からスタートしてみたり、電気毛布やホットカーペットを持って電源サイトのあるキャンプ場で始めてみるのがおすすめです!