【これが布団だと…】雪国のカーテン職人が作った“蒸れない布”が革命でした
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福井を拠点とするKAZUMA(カズマ)は、カーテンを軸に展開するファブリック&ホームファッション業界屈指のメーカー。
約10年かけて開発したハイテク素材、エコファインをクルマ用サンシェードに利用し、24年夏に大ヒットさせました。そのハイテク素材を採用した”布団兼寝袋”が、クラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)にて新たに登場。
福井で起きた豪雪災害をキッカケに生まれた、革命とも言える布団兼寝袋。災害時に限らず、アウトドアでも活躍すること間違いありません。
2024/12/24 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
かないさちお
大学卒業後、編集プロダクションを経てフリーの編集・ライターに。ファッション関係を中心にペットやアウトドア、グルメ、スポーツ、美容など、幅広いジャンルで活動する。趣味は映画鑑賞とテレビゲームだが、ともに娘が生まれて以来まともに絡めていない。ダイエットのため、深夜に代々木周辺を徘徊中。
かないさちおのプロフィール
自然災害の実体験から生まれた布団兼寝袋
今回ご紹介する「eco-fine PROTECT」は、2021年に起きた福井県の豪雪被害をきっかけに誕生しました。
当時1500台以上の自動車が国道に立ち往生し、一酸化炭素中毒防止のためエンジンもかけられず、被害者は雪の中で数日間の車中泊を強いられました。
地元の老舗カーテン製造会社カズマは「命を守るものは常に携帯しておかなければならない」と痛感。
防寒アイテムとして避難所で配布される「防災アルミシート」のような軽さと保温力を持ちつつ、耐久性と通気性を備えた寝具の開発に注力するように。
完成したのが「eco-fine PROTECT」。高機能素材の活用によって実現した重量はわずか800g、大きさはA4サイズの多用途の寝袋です。
2つの高機能素材が気持ち良い暖かさを演出
冷暖房効率が向上するカーテン生地として開発されたエコファインを表地に採用。アルミ蒸着フィルムが織り込まれているため断熱保温力に優れ、蒸れない通気性まで確保しているのが特徴です。
中綿には、吸湿して発熱するサンバーナーという多機能繊維を採用しています。
両素材のコンビネーションのおかげで、約2cmの薄さでも十分な暖かさを発揮。
肌に触れる面はサラリとしたポリエステルなのでベタつかず、外の熱を遮断する特性から夏場でも快適に使えます。