蒸し料理で呑んでみるか
突然ですが筆者がここ数年、CAMP HACKで紹介した酒呑みギアを並べてみました。こうして見ると酒のアテは炙ってばかりですね。
プライベートのキャンプでも同様で、他には鉄板で肉を焼いたり、鍋をやったり……。つまりは焼く(炙る)か煮るくらいしかしてきませんでした。
出典:楽天
そこで目をつけたのが、セイロです。そう、何かを蒸して呑んでみたいと考えました。ここ1~2年、メスティン型の蒸し器が発売されるなどして、蒸し料理のキャンプ飯が軽くブームになっていましたよね。
ということで画像の商品を購入することに。これはアウトドア用でもなんでもなく、「大量購入可能!」と宣伝文の打たれた、いわば旅館用。これをキャンプで使ってしまいます!
セイロセット 白木丸セイロ 15cm
サイズ | 15cm白木丸セイロ(15Φ×H8.7)cm 丸水入れ:(16.3Φ×H3.5)cm 黒コンロ(約)φ13.3cmxH9.3cm 敷板:11cm×11cm |
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セット内容 | 15cm白木丸セイロ(身・蓋)、アルミ丸水入れ、アルミコンロ台、アルミ火入れ、焼杉敷板のフルセット |
セイロのセットを買ってみた
購入した現物を広げてみました。セイロだけでなくコンロまでセットになっているのが嬉しいところ。固形燃料があれば食材を蒸すことができます。
ちなみに専用の商品パッケージはなく、ちょうどいい大きさのダンボールに丁寧に梱包されて届きました。おそらく複数買いの購入者がメインで、注文数に応じてその都度梱包しているのでしょう。業務用ということですね。
筆者が購入したYahooのショップでは、本体価格2,888円(購入時価格)でした。手を出しやすい値段です。
使い方は説明書いらず
説明書は入っていなかったのですが、その必要は感じませんでした。敷板→コンロ→固形燃料ケース→水入れ→セイロ……の順で重ねるだけ。まさに旅館などで見かけるシステムです。
使用時のサイズはこの通り。直径15cmのかわいらしいセイロセットです。これならソロ用のコンパクトテーブルでも設置しやすいですね。
さてセイロセット以外に準備すべきものはというと……。
まず必要となるのが、固形燃料。あと水が必要不可欠です。固形燃料を熱源として水入れが加熱され、蒸気を発生させます。
立ち昇った蒸気はセイロ内に充満し、食材が加熱される仕組み。セイロの内径は13センチ強で、セイロ内の高さは6cmちょっと。そのスペースに収まるボリュームの食材を調理できます。
ダイソーの固形燃料がぴったり
固形燃料ケースには、ダイソーの固形燃料がぴったり収まりました。ダイソーの固形燃料は3個セットで税込110円。燃焼時間が20〜25分なので、燃料代は約1時間あたり110円になりますね。