記事中画像撮影:筆者
ナニコレ?!革命的にカッコいいガジェット発見!
日常生活はもちろん、特にキャンプなどのアウトドアシーンでは、もはや必需品のモバイルバッテリー。いつでもスマートフォンを充電できるよう、筆者も常に持ち歩いています。
つまり、すでにモバイルバッテリーを所有しているのですが……、最近、あまりのカッコよさに購入してしまったのがこちら。虎大工業「BT-20 Wingman」です。
近未来感満載のデザインに「虎大工業」の漢字ロゴ入りというギャップもたまりません!
電池リロード式のギミックが…!
さらに購入の決め手となったのが、充電池リロード式ギミック! この、充電池をガシャっと入れ替えるギミックがまた、男前すぎませんか?
そしてリロード式ということは、充電池さえ替えればすぐにフル充電状態で使えるということ。出先で充電切れの心配がないって、めちゃくちゃ便利ですよね。
今回は、見た目もギミックも革命的なこちらを使って、詳しくレビューしていきます!
虎大工業 BT-20 Wingman
サイズ | 約85×49×24.5mm |
---|---|
重量 | 約38g |
対応電池 | 直径 21.7×長さ 71.5mmのリチウムイオン電池(フラットトップ)21700、20700、18650(要アダプター)*Panasonic 21700A電池とは互換性無し |
材質 | V0難燃グレードのPC素材 |
電池入出力 | 入力:5V-2.2A 出力:4.2V-2.5A MAX |
Type-C出力 | 5V-3A、9V-2.2A、12V-1.67A |
ただモノじゃない、「BT-20 Wingman」って?!
手のひらサイズ…だけど1台2役!
メタリックなシルバーにブラックで、とてもメカニックなデザインの虎大工業の「BT-20 Wingman」。サイズは約8.5×5.0×2.5cmと手の平に乗るコンパクトさで、38gと非常に軽量。
けれど、この本体はあくまで側(がわ)の部分。この穴に充電池を入れて初めて機能します。
まずは、付属の両側Type-CケーブルをACコンセントなどに接続して本体に給電し、空の充電池を入れれば、電池自体の充電器として機能。
さらに満タンの充電池が入った状態で、両側Type-Cケーブルの反対側へスマホを接続すれば、モバイルバッテリーとして機能。
つまり「電池の充電器」+「モバイルバッテリー」の1台2役をこなすガジェットなワケです。
リロードが楽しい!3秒でフル充電
そしてこのアイテム最大の魅力が、充電池をリロードして使えるギミック。
このギミックがクセになる楽しさで、筆者はこれがしたくて購入したと言っても過言ではありません……!
出典:Makuake
またこのギミックのおかげで、満タンの充電池さえ余分に携行しておけば、出先で充電が切れても約3秒でフル充電状態に戻るのがめちゃ便利です。
例えば5,000mAhの電池4本あれば、このコンパクトさで20,000mAhのモバイルバッテリーと同じ容量ということに。モバイルバッテリーを何個も持ち運ぶより、荷物も少なく済みますね。
3種のリチウムイオン充電池に対応
出典:Amazon
ただし、対応するリチウムイオン充電池は、直径21.7×長さ71.5mmの21700・20700電池。かつ、プラス極の天面も平らな「フラットトップ」タイプに限られます。アダプターを使用すれば18650電池も対応可能です。
ですがこちら、元々クラウドファウンディングサイト「Makuake」のプロジェクトで開発されたアイテムで、応援購入時にはオリジナル充電池や専用互換アダプターがセットで買えたものの、現在Amazonにて一般販売されているのは本体のみ。
なんとか対応する充電池を探しましたが、近隣の家電量販店などには見当たらず。結局、ECサイトで容量5,000mAhのフラットトップ21700電池を購入しました。
実際に給電&充電使してみた!
まずは電池を充電してみる
それでは早速、5,000mAhの21700リチウムイオン充電池を充電していきます!
充電中のインジケーターもカッコいい……。電池残量がひと目で分かるのが便利です。空っぽの状態から満充電までは、およそ1.5時間くらいでした。
充電1%のスマートフォンでは…?
満タンの5,000mAhの充電池1本で、スマートフォンをフル充電できるそう。
そこで今度は、スマートフォンの充電が1%の状態から、どれくらいの時間でフル充電できるかを試してみました。商品説明には20Wの超高速充電が可能とありましたが、はたして……。
充電が完了しました! 結果は約2時間半。思ったより充電に時間がかかった印象ですが、バッテリー1本でフル充電は可能なのは本当でした。
放熱効率が高いのは本当?
なお、「BT-20 Wingman」には「V0難燃グレード」という難燃性のPC素材が使用されており、放熱効率が高い構造になっている旨、商品ページに記載が。
実際に電池を充電したりスマホの充電に何度か使ってみましたが、確かに、本体はほんのり温かいくらいで、熱くなることはありませんでしたよ。
気になったのはこんなところ
対応する電池&サイズがシビア
21700・20700・18650という3タイプの充電池に対応しているものの、家電量販店など身近な場所で手軽には入手しづらい点がやはり不便に感じました。
さらに21700・20700の規格を確認して購入しても、メーカーによって若干、サイズが異なる模様。Amazonレビューでも、サイズが合わなかったというケースがちらほら。
商品ページにも、直径21.7mmより電池が細いときは、付属のマスキングテープを巻いて調節するよう補足があり、この場合はかなり面倒ですね。
幸い筆者が購入した21700電池はジャストフィット。マスキングテープは不要でした。
ただし、この充電池の商品ページには「KEEPPOWER製充電器の使用を推奨」とあり、メーカー純正の充電器を推奨。「BT-20 Wingman」で使う場合は、自己責任の上でご使用ください。
KEEPPOWER INR 21700 NH2150 5000mAh
サイズ | 直径21.4 ±0.2mm × 全長 70.8 ±0.5mm |
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容量 | 5,000mAh |
出力 | Max 15A、Constant 10A |
形状 | フラットトップ |
サイクル寿命 | 500回 |
推奨充電方式 | CC/CV Max 充電電流 2A ※KEEPPOWER 製充電器を推奨します |
1本ずつしか充電できない
電池を入れ替えれば、即フル充電状態で使えるのが魅力の「BT-20 Wingman」。その大前提として、複数本の充電池を満タンにしておく必要があります。
けれど、本体で一度に充電できるのは1本のみ、かつ1本につき約1.5時間かかります。なので、自宅用に複数同時充電できる充電器を別途用意しておくと、時間効率が良さそうです。
開閉がスムーズでないことも…
商品ページの動画のように片手でカッコよく開けたかったのですが、筆者の購入品は、片手だと途中で引っかかって最後まで開き切らず、両手での操作が必要でした。
これに関しては、個体による当たり外れがあるのかもしれませんね……。
挿入時には金具の干渉に注意!
実は、最初に充電池を挿入して閉じようとした際、金色の極小金具が内側に折れてしまい、引っかかって入らない事態となってしまいました。
その後はなんとか自力で修復できたものの、充電池が奥まで入り、金具と角に干渉していないかをしっかり確認してから閉じるよう、挿入時には細心の注意が必要です。
虎大工業 BT-20 Wingman
サイズ | 約85×49×24.5mm |
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重量 | 約38g |
対応電池 | 直径 21.7×長さ 71.5mmのリチウムイオン電池(フラットトップ)21700、20700、18650(要アダプター)*Panasonic 21700A電池とは互換性無し |
材質 | V0難燃グレードのPC素材 |
電池入出力 | 入力:5V-2.2A 出力:4.2V-2.5A MAX |
Type-C出力 | 5V-3A、9V-2.2A、12V-1.67A |
ガジェット好き&コンパクトに携行したい人はぜひ!
メカニックでカッコいい、虎大工業の「BT-20 Wingman」、いかがでしたか?
対応する充電池がやや入手しづらいという欠点を除けば、大容量でもコンパクトに携行できるリロード式ギミックの便利さとカッコよさは、他に類をみないガジェットでしたね。
かさばる大容量モバイルバッテリーに満足できず、見た目も機能もカッコいいアイテムを探している人には、ぜひおすすめのアイテムです!