冬キャンプで使ってみた
暖かい季節になるにつれシュラフの重要度が下がっていくので、冬のうちに使用してみます。冬で使用できれば、その他の季節ではすべて使える、という判断です。
幕内の温度は5℃。計測したのは午後10時、そろそろ寝ようかという時間帯です。そんなに冷え込む夜ではないけれど、朝方には2~3℃ぐらいまで下がるかと。
もうちょっと寒さの厳しい夜にレポートしたかったところですが、冬キャンプのビギナーにとって2~3℃という最低気温は、充分に不安な状況です。
冬のキャンプではマットが必需品。コットにコールマンの「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」を敷き、その上に当製品を配置しました。ちなみに画像は明るいうちに撮影したイメージ画像です。
コールマン キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ
サイズ | 約63×195×5(h)cm |
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収納時サイズ | 約直径15×70cm |
重量 | 約1.8kg |
材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
付属品 | 収納ケース |
そして夜が明けた……
一晩を過ごしました。結論から言うと、非常に暖かく眠ることができました。上下とも長袖のアンダーウェアだけで就寝したのですが、「ちょっと暑いかな」くらいにすら感じられましたね。快適温度-5℃というスペックですから、最低気温2℃程度ではまあ当然かと。
あとは「ミッドレイヤー」の肌触りの良さが秀逸。幅が約90cmというゆったりサイズもあり、普段使っているシュラフよりもだいぶ快適な睡眠となりました。
気になった点は……?
収納が大変でした
この丸々とした立派な寝具をご覧ください。暖かく眠れたのはいいのですが、収納袋に入るサイズに丸められる気がしません。
体重をかけ、両膝でしっかり押しつぶしながら丸めないと、及第点のサイズになってくれませんでした。
コットに負荷をかけたくない気持ちが働くと苦労するので、グランドシートを敷いた地面での作業をおすすめします。
丸まった状態で固定するための紐には、親切に固定方法が図解されています。これは助かる……んですが、「マジでこの通し方やるんですか?」と思った瞬間もありました。
とにかく体重を上手に使うことが大切なので、ポジティブに考えれば、シュラフの収納上手になるチャンスを与えてくれるアイテムだと言えます。
収納サイズが大きい!?
収納サイズは約52×29×38cm。見ての通り、かなりの大きさとなります。重量も4.9kgと容赦がないので、クルマでキャンプに行く人でないと、当製品の使用は難しいでしょう。しかし全レイヤーを持って行かないのなら、話は別。しっかりとした作りの収納袋に、寝袋と一緒に衣類などを入れることができるのは大きなメリットです。
他に類を見ない、ハイコスパシュラフに認定!
4シーズンに対応したシュラフはほとんど唯一無二ですし、リーズナブルな価格もまた見逃せません。「シュラフの収納に慣れている」「収納サイズは重要視しない」……といったキャンパーなら、間違いなく大活躍するシュラフでしょう。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
サイズ | 約 90×200cm |
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収納時サイズ | 約52×29×38cm |
重量 | 4.9kg |
素材 | 表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル |
快適温度 | アウトレイヤー+ミッドレイヤー+フリース -5℃ アウトレイヤー+フリース 5℃ ミッドレイヤー+フリース 12℃ |
付属品 | 収納ケース |