アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
足元が寒いのって、ツラいですよね…
撮影:岡村武夫
冬キャンプは季節ならではの醍醐味があるものの、厳しい寒さとの闘いでもあります。冷たい風や雪はもちろん地面からの冷気も容赦無く、眠れない夜を過ごすキャンパーもいるほど、底冷えはツライものです。
さらに暖房が入る家の中でも、寒さを感じることはありませんか? とくにヒンヤリとした床の上は、靴下を履いていても寒いくらい。この足元の冷えに毎年悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
キャンプでも家でも、足元の冷えはコレで撃退!
その冷えに長年悩んでいた筆者が気になっていたのが、モンベルの「エクセロフトフットウォーマー」。テントや山小屋での使用を想定して作られたシューズなのですが、見た目のインパクトから愛用者のブログなどでは“象足”と呼ばれていたりも。
冬の寒さに耐えかね、キャンプはもちろん普段家で使うことも想定してこのたび購入。実際に履いてみてわかった良さや、ちょっと気になった点などをレビューしていきます!
モンベルの定番テントシューズをチェック!
表地はタフなナイロン素材
表地の素材は丈夫で衝撃に強い40デニール・ナイロン・タフタ。モンベルの高性能ジャケットに使われている素材でもあり、スベスベとした肌触りです。
裏地は保温性のあるメッシュ素材
裏地はクリマプラス®メッシュというポリエステル素材。メッシュで薄手ながら保温性が高いうえ、吸水・速乾性に優れているため蒸れも軽減。制電効果で静電気が起きにくいのも特徴です。
底面は滑り止め付き
底面には、つま先側とかかと側にグリップ(滑り止め)がライン状に施されています。テント内はもちろん、おうちのフローリングや階段の上り下りなど滑りやすい場所でも安心ですね。
ドローコードで足首を絞めて冷気をシャットアウト!
基本はアウトドアユースのアイテムなので、極力冷気が入らないよう足首をドローコードでキュッと絞めてフィット感を高める仕様。こうすることで就寝時や歩行時も脱げにくく、快適に過ごせます。
カラーは赤・黒もあり。サイズバリエーションは3つ
出典:mont-bell
カラーはブルーのほかブラック・レッドの3種類で、サイズはS(22~24cm)・M(24~26cm)・L(26~28cm)。普段の靴のサイズが23cmの筆者は、Sを購入しました。
わりと余裕を感じたので28cmの夫に履かせてみたところ「ちょうどジャストサイズ」という感想。普段より小さめのサイズを検討すると良いかもしれませんね。
テントシューズは1,000円台で買えるものもありますが、手に取ってみるとその質感や細かい工夫は段違い! さすがモンベルの一言に尽きる高品質かつ高性能なフットウォーマーの予感ですが、肝心の暖かさはどうでしょう? さっそく履いてみました。
暖かさと履き心地は?
つま先からふくらはぎの下あたりまで、すっぽり広範囲で包み込んでくれる優しい感覚。“速暖”とは言えないものの、気づけばじんわりと暖かさを感じます。
そして床の冷たさは一切ナシ。履き口のストレッチ素材が足にフィットして、冷気の侵入をしっかり防いでくれています。これは毎日履き倒す予感!
でもやっぱり、汚れが気になる…
保温効果の高いダウンシューズに比べれば暖かさは劣るかもしれませんが、日常的に家でも履くとなると気になるのが“持ち”や“汚れ”。
次は、今回あえて化繊素材のこちらをチョイスした理由でもある、それらをカバーできるメリットについてお伝えします!