3、これ、クッカーの新しい選択肢になりそう
GARUD「kanamari400」

「Off the Grid 2024」に出店しているのを見て知りました。見たことがないかわいい形だったので即購入。パックラフトでの川旅は荷物が多くなるため、軽くてコンパクトなところもお気に入り。
熱伝導率のいいアルミ素材なので、お米0.5合が美味しく炊けます!
ULアイテムを得意とするGARUD(ガルド)は、2024年4月のイベントで初お披露目となった新進気鋭のブランド。
そこでジトさんが惚れたkanamari400は、なんといっても薄さと軽さが魅力。なんでも「職人さんには難色を示されながらも無理を言って薄く加工してもらった」そうで、厚みは加工限界まで薄い設計です。
そのためポットが31g、リッドが10g。総重量41gのアルミクッカーだなんて、信じられます……?

ただクッカーには取っ手がないので少し使いづらいことがあったため、シェラカップコジーをつけて茶碗にしています
とジトさんが言うように、ベルモントの「シェラカップコジー480」が見事なまでにシンデレラフィット。
ちなみにkanamari400を購入すると、付属品としてジップロックの「スクリューロック473ml」がセットでついてきます。もちろんこれには意図があって、kanamari400のハードケースを兼ねているのだそう。


しかも、そのうえからベルモントのシェラカップコジーもスタッキングOK。これはテンション上がる発見……!
公式サイトではkanamari400にアルコールストーブやリフター、ゴトクなどが美しいまでにスタッキングできる活用術が公開されているので、気になった方はチェックしてみてください。
▼garud「kanamari400」の詳細はこちら
4、男前スーツケースはコンテナに
PROTEX「PROTEX CORE(HD-80)」

旅行が好きで、20年前に「PROTEX」を知ったというジトさん。PROTEXは精密機器のスーツケースなどを作る堅牢ケース専門ブランドですが、そのスーツケースをあえてキャンプの収納ケースに応用しちゃうのがジトさん流。
キャスターが簡単に取り外せる構造なので、スーツケースとして使わないときはコンテナに早変わり。
中身を出したあとはテーブルとして使えるので、キャンプでも便利なんです

ボディの素材は、耐衝性に優れた高密度ポリエチレン。マイナス40°Cから100°Cの幅広い温度変化に対応できるくらいタフなつくりになっています。
防水性もしっかりしているので、車のルーフラックに積んでも中身が濡れることはありません。
なので、雨キャンプの撤収時は濡れたテントやゴミなどを入れて持って帰ります。丸洗いができるので汚れても大丈夫です

ハイスペックかつ無骨なルックスは、ギア好きキャンパー涎もの。ジムニーにも似合う万能なハードケースです。
▼PROTEX 「PROTEX CORE(HD-80)」の詳細はこちら
5、ダウンリバーキャンプの必需品
Seychelle「サバイバルプロ」

キャンプだけではなく災害時にも役に立つと思い購入しました。パックラフトでの川旅にミネラルウォーター(約3〜4L)を持っていくのはとても重いので、浄水器が活躍してくれます
浄水ボトルのパイオニア的存在である、Seychelle(セイシェル)。ボトルには150種以上の有害物質を最高99.99%除去・減少できる高性能のフィルターが使われており、アメリカ海兵隊での採用実績があるほど。

浄水器と聞くと「使うシーンが限られるし、自分は使わないな」と思ってしまいがちですが、フィルターはキャップから取り外し可能で、ドリンクボトルとしても使用OK。
オートキャンプのときはフィルターを外して水筒として使っています。なによりミリタリーデザインが気に入っています!

このご時世、高性能の浄水ボトルは備えておいて損なし!
Seychelle サバイバルプロ
材質 | 本体材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、PVC フィルター材質:ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ゴム、ココナッツ活性炭等 |
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可能ろ過容量 | 380L |
ボトルろ過容量 | 700ml |
耐熱温度 | 70度 |
サイズ | W120 × H250 × D68 mm |
容重量 | 170g |
「自分視点」でギアを組み合わせる

使い勝手のよいアイテムを軸に、自作ギア(myog)も取り入れて自分スタイルの野営を楽しんでいるジトさん。
既製品にはない“便利さ”を見出すのも大の得意で、ジトさんのInstagramを覗くと「お〜その手があるのか!」と、ユニークなカスタム例がいっぱい。「自分のギアは自分で作る」スタイルに共感する人、U Lギア好きさんはフォロー必須です!
▼ジトさん Instagram