アイキャッチ・記事中画像提供:ジトさん
今回アイテムを紹介してくれるのは、キャンプ歴25年のジトさん
住まいから多摩川が近く、最近はパックラフトで移動しながらのソログルキャンプが多いというジトさん(@jito_cam)。
「子どもが大きくなった今は、仲間(おじさん達)と場所だけ決めて、それぞれ好きな時間に集合してそれぞれの料理をシェアする感じ」で、自由気ままに楽しむスタイル。
そんなジトさんがキャンプ道具を買ううえで大前提としているのが、「設営や撤収に時間がかからないもの」。
たとえば、テントならワンポールテント。テーブルや椅子は、なるべくワンアクションで済むものを選ぶようにしています。
それと、収納袋からの出し入れも意外と時間がかかるポイントなので、付属の袋は使わずに大きい袋に変えています
キャンプ歴25年のなかで培った、個性が際立つ5アイテムをご紹介します。
1、雨でも安心。ハウス型タープ
eno「ハウスフライ シルナイロン レインタープ Lichen HF002」
パックラフトで移動しながら水辺で寝食することが多いジトさんは、基本タープ泊やハンモック泊がメイン。かれこれ4年ほど愛用しているeno (イーノ)のレインタープは、発足したアメリカで評価の高いモデル。
ガイロープの先端にフックが付いているので、木に取り付けるときにロープワーク不要ですばやく設営できます。
とにかく設営が簡単なので欲しくて、当時は日本にないモデルだったためアメリカに住んでいる兄に購入をお願いしました
レインタープという名前のように、両端を閉じることができる構造なので雨の侵入がなく安心感があります
一番の特長は、タープにはめずらしいハウス型であること。一般的なタープ+ハンモックでは、頭と足先にどうしても隙間ができてしまうものですが、イーノのレインタープなら前後のフラップを交差することで横風や風雪を防げる仕様。
これなら雨や風の吹き込みが気になって眠れない……なんてストレスを遠ざけてくれます。
フラップにはバックルが付いているので、開け閉めも簡単。開けっ放しにしたいときは固定もできるため、状況に合わせたバリエーションを楽しめます
本体のタープだけなら550g(付属のペグ込みだと822g)と、500mlペットボトル1本分の軽さも魅力。軽いペグを持っていけば、さらなる軽量化に。
eno ハウスフライ シルナイロン レインタープ Lichen HF002
サイズ | 10’8” x 8’10” / 3.3m x 2.7m |
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重量 | 重量29oz / 822g(including stakes) |
素材 | 30D Sil Nylon with 1000mm Waterproof PU Coating |
2、車に合わせてタープをカスタムカット
タトンカ「TARP 1 TC」
15年前に購入し、近頃は出番がなかったというタトンカのタープ。しかし、あるとき思い切ってカット! それにはとある理由があったそうで……
長方形だったのを六角形にカットしたんです。これでジムニーのルーフラックの長さにぴったり合うので、連結しやすくなりました
切ったところはミシンで縫って処理。タープとルーフラックの連結には、ダイソーで買ったベルトを使ってカスタムしているそう。
ルーフラックに引っ掛けることで、通常のタープよりポールやガイロープの数が減ります。ということは、設営がラクで時短になるんです。
それにドアの真上にタープがあることで、雨天時は荷物の積み込みで濡れることがないのも便利ですよ
素材は、遮光性に優れるTC(テクニカルコットン)素材。化繊よりは重くなりますが、それ以上のメリットも。
TC素材は夏も快適に過ごせますし、雨の日もタープ下で焚き火がしやすいところも気に入っています
タトンカ TARP 1 TC
サイズ | ■本体サイズ: 425 x 445cm ■収納サイズ: 約60 x 30 x 6cm |
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重量 | 2.8kg |
素材 | 65/35 POLYCOTTON (ポリエステル65%+コットン35%) ■グロメット/ループ: ポール用グロメット8点 ロープ用ループ12点 ■付属品: ・ガイロープ4本 ・収納ケース |