いつまでも温かいままでいてほしい……
高地や湖畔も多いキャンプ場、冬は身体の芯から冷えてしまいますが、そんな冬キャンプで身も心も暖めてくれるのが、温かい食事です。温かいだけで美味しさも2倍。
食べるのが大好きな筆者としては、冷たい空気に包まれながら、ハフハフとほおばる鍋やおでんこそ醍醐味だと思っています。
でも、屋外はやはり気温も低く、たとえテントの中だとしてもあっという間に冷えてしまう……こんなに悲しいことはありません。
そこで今回はそんな課題を解決してくれる、食卓アイテムを3選紹介します。
「もう冷めちゃった…」を解決する食卓アイテム3選
1|FRYING PAN JIU / フライパンジュウ M ハンドルSET(ウォルナット)
キャンプ場での調理からそのまま食卓へ、1つで二役をこなす便利なアイテムが、FRYING PAN JIUの「フライパンジュウ M ハンドルSET」。
最大の特徴は、取り外し可能なハンドルと美しいリムデザイン。スライド式ハンドルは木製で、馴染みが良い上に片手での着脱も楽々。ハンドルを外せば、そのままお皿として使用できます。
美しいリムデザインにより、食卓に置いても違和感なく、お皿の佇まいに。そのままテーブルに置けるのがポイント。
また、リムは見た目だけではなく、ハンドルを固定するための機能も兼ね備えています。360°どこでも取り付け可能で、利便性も考えられた仕様に。
純粋な鉄フライパンなので、熱伝導率が高く火の通りが抜群。厚みのあるお肉も、「外カリッ、中ふわっ」に仕上がります。
さらに、寒い冬キャンプで温かく食事を楽しませてくれる要因が、その蓄熱性。調理後もしっかりと温かさを保ってくれるので、焼き物はもちろん、汁気のある料理にも対応できます。
しかも、IHやオーブン調理に対応しているため、アウトドアだけでなく自宅のキッチンでも活躍する汎用性の高さも魅力です。
鉄フライパンなのでお手入れは少しコツがいりますが、きちんとお手入れして使えば一生モノに。
使いやすく、1つ二役で、食事も最後まで温かい状態で楽しめる、スーパーな食卓アイテム。冬キャンプだけでなく生活の質を一段と上げてくれます。
2|C&C.P.H.×jobless / SKATE WOOD TRIVET M
撮影:秋元 祐輝
冬キャンプには「鍋」ですよね。そして鍋には「鍋敷」が必要です。スケートボードの廃材をリサイクルして作られた、ユニークな鍋敷きがC&C.P.H.×joblessの「SKATE WOOD TRIVET M」。
撮影:秋元 祐輝
一見カラフルなスティックに見えますが、展開するとその名の通り”TRIVET”=鍋敷きになるんです。
廃材をアップサイクルしているため、それぞれが1点もの。手にするたびに「自分だけの特別感」を味わえます。
使い込むほどに味が出る天然木の質感と、スケートデッキならではのカラフルな層が特徴で、鍋敷きとして使うだけでなく、鉢置きやディスプレイとしても楽しめるのがこのアイテムの魅力。
スティックをまとめるパラコードを好みのものに変えるなんて楽しみ方もできます。
撮影:秋元 祐輝
さらに、組み立て方法が少し複雑な点も魅力の1つ。パズル感覚で楽しむことができ、ファミリーキャンプでお子さんと楽しむなんてこともできるんです。
撮影:秋元 祐輝
食卓でアクセントになるだけでなく、傷や凹みも「味」として楽しめるので、長く愛用したくなること間違いなしの「SKATE WOOD TRIVET M」。
冬キャンプの食事シーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
3|Rivers / サーモジャグキート1200
撮影:森木香蛍
ミニマルなデザインの中に、ウッドハンドルがアクセントとして映えるRiversの「サーモジャグキート1200」。
2018年の発売以降、ブランドを代表する人気アイテムです。アウトドアに馴染むだけでなく、ナチュラルなカラーリングが自宅のインテリアにもマッチします。
撮影:森木香蛍
まずは気になる機能面ですが、二重構造のステンレス製真空魔法瓶で、保温性と保冷性が抜群。温かい飲み物は10時間、冷たい飲み物は6時間キープすることが可能です。
寒い冬には温かいスープやお茶を用意しておけば、いつでも飲み頃の状態を維持できるのは、冬キャンプにおいてかなり嬉しいポイント。
撮影:森木香蛍
デザインも人気の理由の1つ。天然素材のウッドハンドル、流行りの4色のくすみカラーは、キャンプのみならず自宅でもインテリアとして馴染む仕上がり。
曲線と直線のバランスが絶妙な形状も秀逸です。
撮影:森木香蛍
無駄のないデザインもさることながら、ボタンひとつで注ぎ口の開閉が可能な機能性も魅力です。
力もいらず、開閉状態の確認もしやすいので安心して使用でき、子どもでも簡単に使用することができます。
さらに、フタは簡単に外せて分解も可能。工具不要のシンプルな構造で、洗いやすく衛生的に管理できます。アウトドアで使った後のお手入れもラクラクなので、日常使いにもぴったりです。
撮影:森木香蛍
間口の広さに反して、注ぎ口は細くシャープ。ドリップケトルとしても使用できる汎用性の高さも魅力です。
シーンに合わせて色んなカラーを置きたくなってしまう「サーモジャグ キート1200」。冬キャンプにむけてまずは1つ、手に入れてみてはいかがでしょうか。
冬キャンプで温かい食事を楽しもう
「もう冷めちゃった…」を解決する食卓アイテム3選、いかがでしたか。
冬キャンプでは、いつでも、いつまでも食事を温かく保ってくれるというだけで幸福度は2倍、いやそれ以上。
今回したアイテムで、食事の時間をよりハッピーにしちゃいましょう。