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【活用できてる?】「衛生SOS」「迷子防止」。あまり知られていない“iPhone”の便利機能を実際に使ってみた!(2ページ目)

まだある!知っておきたい
iPhoneの安心機能

続いては、アウトドアシーンでの安心をサポートしてくれる、そのほかのiPhoneの便利機能をご紹介していきます!

位置情報の共有も衛星経由で!

iPhone便利機能

出典:Apple

すでに、iPhoneの「探す」アプリで家族の位置情報を共有している方もいるかと思いますが、実は、この機能が大幅にアップデート! 

衛星経由での通信サービスが提供されたことにより、iPhone14以降(iOS16.1以降)では、電波の届かない場所でも自分の位置情報を家族や知人と共有できるようになったんです。

ただし、電波圏外に移動する前に、「探す」アプリにて「自分の位置情報を共有」をオンにして、共有相手の連絡先を追加しておく必要があることにご注意を。

衝撃感知で「緊急通報」を発信

iPhone便利機能

出典:Apple

そして、こちらもスゴイ新機能! なんと、iPhone14以降(iOS16以降)では、衝撃感知による「緊急通報」機能が搭載! い、いつの間にこんなに進化したんだ、iPhoneよ……。

乗用車が絡む激しい衝突事故を検知すると、まずは警告音を発すると同時に「衝突事故に巻き込まれた可能性があるようです。」のメッセージが表示。音声でも読み上げてくれます。

iPhone便利機能

出典:Apple

事故後、ユーザーが無事な場合は緊急通報サービスに電話するか、警告を消すかを選べます。ユーザーが反応できず20秒経過した場合は、自動的に緊急通報サービスに繋がるという流れに。

また、衛星SOSの際と同じく、事前に「ヘルスケア」アプリで設定しておけば、「メディカルIDスライダ」が表示され、位置情報や衝突事故を知らせるメッセージが緊急連絡先にも届きます。

なお、この機能はApple Watch OS9以降搭載のApple Watch Series 8 以降、Apple Watch SE (第 2 世代)、Apple Watch Ultra以降でも対応。

Apple WatchやAirタグがあれば、
迷ったときにより安心!

マップなしで目印に到着!
「コンパスウェイポイント」

iPhone便利機能

Appple Watchでぜひ活用したいのが、「コンパスウェイポイント」という機能。

これは「コンパス」アプリで現在地を「ウェイポイント」として追加しておけば、後で離れた場所からそのポイントまでの距離・方向・相対高度を示してくれる機能です。

マップを見なくても特定のポイントへ行けるだけでなく、広大なキャンプ場や駐車場の1地点など、道路や目印のない環境でも正確な位置を目指して進めるのが便利。

iPhone便利機能

この「ウェイポイント」は数の制限なく作成でき、名前を付けるのはもちろん、テントや家の形などのシンボル(アイコン)や、も選べます。

この機能をマスターしておけば、野外フェスで自分のテントを見失う、なんてことも減りますね。登山中には、分岐ごとに「ウェイポイント」を作成しておけば、迷ったときも安心。

歩いた道を辿って戻れる
「バックトレース」

iPhone便利機能
iPhone便利機能

続いては、同じくApple Watchの「コンパス」アプリを活用した、「バックトレース」機能をご紹介! こちらは、自分が歩いた経路を記録しておける機能なんです。

iPhone便利機能

ハイキングや登山の歩き始めに、あるいは自分のテントから移動するときなど、この機能をオンにしておけば、万が一道に迷っても「足取りを辿る」モードで、来た道を戻れます。

来た道と違う方向や経路に進むと通知もしてくれるので、「コンパスウェイポイント」と同じく、アウトドアシーンでの道迷いの備えとして、オンにしておくと安心です。

AirTagも迷子防止に一定の効果が

iPhone便利機能

出典:Amazon

そして最後にもう1つ。こちらは最近追加された新機能ではないのですが、キャンパーならぜひ知っておいて欲しい安心機能。

iPhoneと同じくAppleから販売されている「AirTag」を、鍵やお財布、リュックなどに装着しておけば、紛失しても「探す」アプリで位置情報を確認して探せるという機能です。

iPhone便利機能
iPhone便利機能

ただし、その位置情報は「AirTag」周辺の人のAppleデバイスをハブとして中継されるため、Appleデバイスの数が少なく、電波状況の悪い郊外や山間部などでは検知されない可能性も。

そして編集部では以前、この機能を迷子防止に活用できないか?という検証を行いました。

結論としては、「AirTag」だけで100%発見に至るのは難しいけれど、迷子発見の補助的デバイスとして、一定の条件下では効果が。詳しくはぜひ下記記事もチェックしてみてくださいね! 

※Apple社の公式見解では人の捜索への使用は推奨されておらず、本検証結果も迷子の発見を保証するものではありません。迷子対策には自己責任の上でご使用をお願いします。

iPhoneの便利機能で安心安全に
キャンプを楽しもう!

iPhone便利機能

衛星経由での「緊急SOS発信」に「位置情報共有」、「衝撃感知による緊急通報」……。一気に進化していたiPhoneの便利機能、あなたはいくつ知っていましたか?

たとえ知識として頭にインプットされていても、緊急時には冷静に活用できないことも。この記事を読んで知った方も以前から知っていた方も、平時に一度試して使用感を確認しておくことを、強くオススメします。

いつも身近にあるiPhoneの最新機能を使いこなして、安心安全なキャンプを楽しんでくださいね!

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