アイキャッチ・記事中画像提供:keishiさん
今回アイテムを紹介してくれるのは、宮城県在住のkeishiさん
夫婦でのデュオキャンプを楽しんでいるkeishiさん(@kc13.camphotography)。毎度同じレイアウトではなく、季節・天候・ロケーションに合わせたギアで基地を構えるスタイルで、休日のたびに日本各地へ。
東北はカヤックできるキャンプ場が多いといい、最近は設営後のまったりタイムに湖上散歩を楽しむこともあるそう。
そんなkeishiさんがキャンプ道具を買ううえで重要視していることのひとつが「オリジナリティー」。
まずは見た目に惹かれるか。次いで、機能性・利便性。さらに、周りとあまりかぶらないオリジナリティーがあって、所有欲を満たしてくれるかどうかを意識しています。
仙台に住んでいるので、宮城にあるLemansideやOlive SENDAI WESTによくお世話になっています
機能美と所有欲をしっかり満たしてくれる、選りすぐりの5アイテムをご紹介します。
1、我が家のエース幕
NORTENT「ギャム8 ポリコットン」
2019年にノルウェーで始動した新進気鋭のテントブランド「NORTENT(ノルテント)」。薪ストーブをインストールできることから、冬キャンプの基地として導入。
ポリコットンの幕が元々好きなこと、ドームテントが気になっていたタイミングでポリコットン素材のギャム8が発売になったので思い切って購入に踏み切りました
ドーム型では珍しいポリコットン生地なので結露被害がほぼないこと、薪ストーブが使用できること、アイボリー基調のカラーが気に入っています
メイン素材は、綿65%・ポリエステル35%のポリコットン。下部のみ210オックスフォードナイロンの丈夫な素材になっています。
ポリコットンは化繊オンリーのテントと違って加水分解による劣化がないところも魅力。通気性が高いため、幕内で結露が起きにくい点も◎です。
薪ストーブを使いはじめる晩秋〜初春の冬キャンプシーズンではエース幕として活躍してくれます。
また耐風性が高いので、風が強い予報のときは間違いなくこの幕の出番です!
ドーム型を使用する前は「見た目だけでしょ」と思っていたそうですが、いざ使ってみると、設営のしやすさ、思っていた以上の空間の広さ、 高い耐風性による安心感で、今やなくてはならない存在に。
NORTENT ギャム8 ポリコットン
サイズ | 使用時:(約)直径432×高さ216cm 収納時:(約)直径32×長さ68cm |
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重さ | 約15.4kg |
素材 | ポリコットン(綿65%、ポリエステル35%) 210オックスフォードナイロン(テント下部) |
入り口数 | 2 |
セット内容 | 本体×1、ポール×5、収納袋×1、アルミペグ×24 |
2、自分だけのオーダータープ
THE MAGIC HOUR 「カスタムコットンタープ」
千葉のアウトドアショップでポップアップされていた際に、たまたま製品を見たのがきっかけです。そのときにメーカーさんから直接カスタムコットンタープの特長や品質、こだわりを聞くことができて「買いたい!」となりました
タープのカスタムオーダーをおこなっているのは、愛媛県今治市を拠点に活動している染色会社・西染工が手掛ける「THE MAGIC HOUR」。
2022年に発足したばかりの新しいのブランドで、マジックアワーという屋号は「薄明けの瀬戸内海に浮かぶ島、海、空の大自然が創り出す豊かな色彩」をテーマにものづくりをしていることに由来するそう。布製品を中心にアウトドアアイテムを生み出しています。
珍しいツートーンカラーのタープは、keishiさんが悩みに悩んでセレクトしたオリジナルの配色。大部分はブラックカラーで、日よけのための濃い陰を。そして一部をサンドカラーにすることで、同時に明るさを確保したのだそう。
伸縮性があるので、とても美しく張れます。また100%コットンなので、選んだサンドカラーでも比較的濃い陰ができること、そして意外にも撥水性が抜群です
タープ専用に独自開発したコットン100%生地を使用し、非フッ素系の撥水加工済み。製織・染色・縫製に至るまで一貫生産というサステナブルな姿勢も、キャンパーとしてはグッとくるポイント。
春、秋シーズンに色合いの相性がいいテントと組み合わせて使っています。
メーカーのアフターサポートがしっかりしていること、乾燥機で乾かすことで撥水性が復活する点も購入の決め手でした
生地は、全9色から好きな配色を選ぶことができ、最大3色まで入れることが可能。keishiさんのようにオリジナリティーを求めるキャンパーと相性ばっちりなのです。
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3、キャンプサイトのアイコンは…
コールマン「シーズンズランタン2021」
キャンプをはじめるときに初めて購入したテントがコールマンで、その際にシーズンズランタンの存在を知り、抽選に応募してみました。
「我が家のメインランタンにしたいなぁ」と思っていたところ、運よく当選してお迎えすることができた思い入れのあるランタンです
「シーズンズランタン」は、毎年テーマとカラーを変えて、日本のコールマン(コールマンジャパン)が限定販売しているガソリンランタンのこと。アメリカ本社の工場で製造され、コレクションアイテムとしても人気を博しています。
コールマンレッドの色合いとクラシックな雰囲気に加え、創業120周年記念で「最後のシーズンズランタン」というプレミアムさも所有欲を満たしてくれます。
どんなに荷物が多くなろうと、毎回キャンプには欠かさず持っていく必須ギアです
2005年にスタートして、2021年に最終回を迎えたシーズンズランタン。その大トリは、コールマンの名作「ガソリンランタン200A」に採用されていたコールマンクラシックレッドカラー。どこかヴィンテージ感漂うその佇まいは、自然のなかで存在感を放ちます。
その風格をより印象付けるランタンハンガーは、BELKROOTの「三日月ランタンハンガー」と「ベルポール」を愛用中。
▼BELKROOT「ベルポール」の詳細はこちら