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「え、スケスケだけど大丈夫!?」…ブッ飛んだこのテント、むしろ残暑にドンピシャでした

革新的な変幻自在っぷりが魅力の「ニンジャタープ」。そのインナーテント「ニンジャネスト」を実際に使ってみた様子をレポート!

何回か使っていくうちに気付いた気になるポイントとは? 結論から言ってしまえばこのメッシュテント、残暑厳しい今の季節に最適でした!

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目次

記事中画像撮影:筆者

真夏を過ぎたら、メッシュテントが本領を発揮!

ニンジャタープ

ソロキャンパーも増えた今、軽量ギアを使ったライトなスタイルも注目されていますよね。元祖ULキャンプギアと言えばパーゴワークスの「ニンジャタープ」ですが、タープだけでは雨の日が不安。

ヌタヌタになったサイトも不快で、何より問題なのは「虫」! 蚊だけならまだしも、アブやハチ・ムカデなどの侵入を許さないサンクチュアリ=軽量な蚊帳はやっぱり欲しい……。

タープ+メッシュテントが最適解!

軽量メッシュテント

撮影:編集部

そんなユーザーの声を反映したのが「ニンジャネスト」。メッシュインナーのため軽いのはもちろん、虫もしっかりシャットアウトしてくれると、ソロキャンパーを中心に長らく人気のアイテムなんです。

でも、メッシュって意外と風通しが悪くて暑いんですよね……。真夏はちょっと厳しいこのアイテム、残暑くらいがちょうど良いのでは? ということでみなさんにもおすすめすべく、フィールドレビューをお届けします!

    パーゴワークス ニンジャネスト

    サイズ180x190x100cm
    収納時サイズ27x11x11cm
    重量約600g
    素材30Dナイロン シリコンコーティング

    「NINJA NEST/ニンジャネスト」を張ってみた

    重量わずか600g!

    「NINJA NEST/ニンジャネスト」

    フロアと三角のパネルはナイロン30Dシリコンコーティング、上部は細かなメッシュで、重量は600g! 重量470gのニンジャタープと組み合わせても、わずか1070gと最高に軽いんです。

      パーゴワークス ニンジャタープ

      サイズ280×280cm
      重量470g
      素材30Dナイロン シリコンコーティング
      付属品ガイライン6本、収納袋

      バスタブ型フロアが雨の日でも心強い

      バスタブ型フロア

      蚊帳とは違い、フロアはバスタブ形状で立ち上がっています。石や隙間から這う虫が入りにくく、もちろん雨の日でも安心です!

      さすが国産!細部の質の高さで、とことんストレスフリー

      出入り口部分

      出入り口は、三角パネルとメッシュパネルの2カ所。ファスナーはこのように共通なので「どっちがどっちだって?」と混乱することはありません。

      また、共用にすることでどちらも大きく開けることができ、出入りだってノンストレス

      ファスナーのゆるやかなラウンド

      メッシュパネルの反対側のコーナーはファスナーがゆるやかにラウンドしています。この角度は引っかかりを感じず、スムーズに動くのが気持ちいいデザインなんです。

      しかも、ファスナーの外側の小さな三角部分までメッシュ。この芸の細かさがたまりません!

      二重の縫い目

      さらによく見ると、この縫い目。テンションがかかりやすいこの部分は、縫い目が2重になっているんです。使い続けても劣化しにくいこの工夫、なんともありがたいですよね。

      男性2人が寝ても、余裕のある横幅が頼もしい

      内装のサイズ

      フロアサイズは180×190cm。マットを2枚並べても余裕があります。

      ニンジャタープを上に張ってみたところで「なぜサイドの三角パネルはメッシュじゃないの?」と不思議に思ったのですが……なるほど、こうしてみると雨の吹き込みを防ぐためだとわかりました。

      ニンジャタープのトグル

      提供:大森

      高さは100cmで、その形状ゆえ端にいくほど圧迫感はありますが、メッシュパネルにあるループをニンジャタープのトグルに引っかけると、多少ですが解消はできました。

      間仕切りでるメッシュパネルが技アリ!

      メッシュパネル

      三角パネルの下の方にはトグルがあって、メッシュパネルで間仕切りができます。

      荷物を出し入れするときに虫が入ってきやすいので、ソロキャンプならこんな風に片側を寝室、もう片側を荷物置き場にしてもいいんです。

      メッシュパネル

      メッシュの中央にはループがあるので、トレッキングポールやちょうどいい木がない場合はロープを使ってつり下げることができます。

      写真はわかりやすく中央だけを吊していますが、三角パネルの上部も吊すことができますよ。

      メッシュパネル

      メッシュ部分はこんなに細かくてしなやか。ごわつきがないので、中に入っても圧迫感や閉塞感はありません。

      ULキャンパーをターゲットにした軽いだけのアイテムかと思いきや、素材やパーツをていねいに見ていくと、めちゃくちゃ作り込まれたプロダクトだということがわかりました。

      さて、寝苦しさはどうだった?

      img_9305

      撮影:編集部

      このしなやかなメッシュのおかげで通気性が良く、ひと晩使ってみましたが寝苦しさは感じませんでした。

      気持よい夜風を感じながらも虫はしっかり防げるメッシュテント、まさに残暑にこそ実力を発揮するアイテムと言っても過言はないでしょう!

      やや気になったポイント

      収納袋

      ニンジャネストはじつに魅力的なのですが、弱点は収納袋。シルナイロンのニンジャタープもそうですが、付属の収納袋に納めるのは至難の業です。

      収納袋

      とくに雨の日の撤収ではイラッ。別に防水袋を用意し、ネストとタープをまとめて収納するほうが現実的です。

      残暑こそ、メッシュテント泊を!

      一風変わったニンジャネストですが、使ってみるとその快適さからヘビロテしてしまうかも!?

      ニンジャタープを使っている人はもちろん、新たにソロキャンプ用のテントや、夏用のメッシュテントを探している方にもおすすめですよ。

        パーゴワークス ニンジャネスト

        サイズ180x190x100cm
        収納時サイズ27x11x11cm
        重量約600g
        素材30Dナイロン シリコンコーティング

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