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「溶けきったら場所取るだけ」…役目を終えたはずの保冷剤も、これならあと4通り使えるよ!

正方形のシンプルフォルムからはイメージできない、キッチンまわりで5つもの使い道があるという「コバーングルービー」。ナニコレ……どうやって使うの? と、用途を知らなくてもキャンパーの好奇心をくすぐるビジュアルもそそる!

でも5WAYって、ホントにそんなに使いまわしが効くの? 料理が楽になるの? 気になる点をキャンプでまるっと試してきました。

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目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

「アレが足りない」「めんどくさい」…野外料理って結構大変

キャンプ場での調理風景

なんでも揃って勝手が良い自宅のキッチンのようにはいかないのが、キャンプ料理。あれもこれもと持って行くのも面倒だし、忘れ物も発生しがちですよね。

そんなキャンプでひとつで何役もこなしてくれる便利なキッチンアイテムはないものかと探していたところ……

コバーングルービー

“これ使えそうアンテナ”がビビッと反応したのが、このアースカラーの四角いアイテム。「コ、コバーン…グ…?」と何やら聞き慣れない商品名なものの、カラビナ付きという時点でキャンプ向けアイテムであろうことは伝わってきます。

-20℃~230℃!適応温度の幅がめちゃくちゃ広いキッチンツール

商品を詳しく見ていくと、なんとこれ、耐冷-20℃~耐熱230℃というシリコン製の調理器具なのだとか。

その特性から用途が5通りもあるらしく、これぞまさに探し求めていたマルチキッチンツール! と言うことで早速ポチリとゲットして使ってみたので、みなさんにもおすすめすべく詳細をレポートします。

    DESIGN WORKS ANCIENT コバーングルービー(COVAN GROOVY)

    サイズ約W216×H230×D30mm
    容量1.0リットル
    素材本体:シリコンゴム
    ロックバー:ポリスチレン
    カラビナ:アルミニウム合金
    耐冷・耐熱温度本体:-20℃~230℃
    ロックバー:-20℃~90℃

    キャンプ料理の“ちょっと困った”に対応できる5WAY

    コバーングルービー

    実際に手に取ると質感はクネッと柔らかく、シリコン素材でできています。開閉部分はジッパーバッグのような仕様になっていて、しっかりと閉じたらロックバーをスライドさせて差し込む仕組み。

    完全に密閉できて耐冷&耐熱とくれば、たしかに色々な使い方ができそう! さっそく5WAYを試してみます。

    その1|水を入れて凍らせて、BIGサイズの「保冷剤」に

    コバーングルービーを保冷剤として使う

    約1リットル(本体の半分くらい)の水を入れて冷凍庫に入れておけば、大きめの保冷剤になります。凍結目安は18時間以上となっていましたが、なるべく短時間で凍らせたいなら横に寝かせ置くと◎。

    早めに準備してカチカチに凍らせておけば、特大保冷剤の完成です。そして、この後も使えるっていうのが、いいんですよね~。

    コバーングルービーを保冷剤として使う

    保冷力を追求するあまり、保冷剤をふんだんに投入してしまう筆者。しかし「溶けきった保冷剤ほど、使い道がない物って他にないよな」と、クーラーボックスの中で役目を終えた保冷剤を見るにつけそう思うのですが……そこからまだまだお役に立てちゃうのが「コバーングルービー」!

    その2|氷が足りない!そんなとき、トンカチで叩けば「カチ割氷」ができる

    コバーングルービーの氷をハンマーで割る

    ロックアイスを買ってクーラーボックスに入れて行っても、溶けるわ消費するわで足りなくなることもしばしば。

    そんなときは保冷剤として持参した「コバーングルービー」にタオルをグルグルッと巻いて、ハンマーでガシガシ叩いちゃいましょう

    カチ割氷とコバーングルービー

    クーラーボックスに入れて半日ほど経過していたので少し表面がシャーベット状になっていましたが、ご覧のように1リットル分の綺麗なカチ割氷ができました! 

    ちなみに、シリコンが厚めなので、かなり力を込めて叩かないと割れません。ハンマーで叩く作業は、固く安定した場所でやりましょう。

    その3|解凍にも使えて「湯煎調理」もできる

    コバーングルービーに冷凍タコヤキを入れる

    電子レンジがないキャンプ場。冷凍おにぎりや枝豆など解凍してからじゃないと食べられないものって、常温に溶けきるまで待つしかないのですが……

    コバーングルービーを大鍋にいれて湯煎にかける

    そんなときに便利なのが「コバーングルービー」を使った湯煎調理。グラグラ沸騰する手前の60℃くらいのお湯に今回持参した冷凍タコヤキを入れて浸けておいたところ、15分ほどでやわらかくなりました

    縦横が23×21cmと大判なので、大きめの鍋だと入れやすいですよ。

    焼き上手さんαで焼く冷凍タコヤキ

    解凍したタコヤキはそのままソースで食べるも良しですが、今回は鉄板でコロコロ転がしながら焼き目を足して香ばしくしていただきました。

    公式サイトによると、温野菜の調理やサラダチキンも作れるんだそう。食材を入れて湯煎するだけで一品できるなんて、これならキャンプでもバタバタせずに済みそうですね!

    その4|火から降ろした鍋やケトルを置く「鍋敷き」として

    コバーングルービーとケトル

    お湯を沸かしたケトルや熱したスキレットをコンロから外したいとき、どこに置こうか思わずウロウロすることってないですか? 鍋敷きって、忘れると結構厄介なんですよね。

    コバーングルービーとケトル

    そんなときも「コバーングルービー」がキッチン周りにあれば、慌てない! 230℃までの耐熱仕様なので、熱いケトルを置いてもこのとおり無傷。キッチン台やテーブルを、しっかり熱から守ってくれます。

    その5|使い切らなかった野菜を入れる「フードパック」に

    野菜を入れたコバーングルービー

    「コバーングルービー」は、保存容器としても優秀! 形状はジッパーバッグそのもので、洗って繰り返し使えるので衛生面も問題なしです。今回のキャンプでは使い切らなかった野菜をサッと洗って、清潔な状態で持ち帰ることができました。

    保冷剤や製氷器として使わない時期なら、食材を入れてキャンプに持参する保存バッグとしても役立ちそうですね!

    コバーングルービーを吊るす

    ジッパー付きなのでこぼれることもなく、吊り下げできるラビナが洗った後の乾燥にも便利

    洗ったあとの水分をペーパーでサッと拭き取り、ロックバーを外して風通しのよい空間に吊るしておけば、あっという間に乾きました。

    ちなみにカラバリは3色。どれも絶妙なアースカラー

    コバーングルービー三色
    出典:楽天

    「コバーングルービー」は、ブラック・オリーブ・ベージュの3色展開。ニュアンスが異なるアースカラーで、いずれもアウトドア好きに刺さりそうな色味ですね!

    【POINT】ロックバーの取り扱いに、ちょっと注意が必要

    コバーングルービーのロックバー

    ロックバーを本体に差し込むときは、必ず矢印の向きを合わせてスライドさせましょう。逆方向に差し込むとスムーズにスライドできないので、破損しかねません。

    耐熱温度もロックバーは90℃なので、湯煎や鍋敷きとして使うときは注意が必要。90℃以上に熱せられた高温部分が触れないよう、扱いに気を付けてくださいね。

    とりあえず、氷を作って持って行こう!

    コバーングルービー

    とにもかくにも保冷剤にしてクーラーボックスに入れておけば、便利に使いまわせること間違いなし! 今回のキャンプで5WAYの実力を存分に発揮してくれた「コバーングルービー」は、これからのキャンプでもマストアイテム確定です。

    気になった方、ぜひチェックしてみてくださいね!

      DESIGN WORKS ANCIENT コバーングルービー(COVAN GROOVY)

      サイズ約W216×H230×D30mm
      容量1.0リットル
      素材本体:シリコンゴム
      ロックバー:ポリスチレン
      カラビナ:アルミニウム合金
      耐冷・耐熱温度本体:-20℃~230℃
      ロックバー:-20℃~90℃

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