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【パタゴニア新作】展示会で見つけた「ブラックホール」の新機能が旅で地味に助かる...!

【パタゴニア新作】展示会で見つけた「ブラックホール」の新機能が旅で地味に助かる…!

豊かな自然環境を守るめ、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルなど、サステナブル素材をいち早く取り入れてきたことでも知られるPatagonia(パタゴニア)。

今回は、デザイン×機能×環境配慮を実現するパタゴニアの、2024年の秋冬展示会の模様をお届けします!

目次

しっかり手入れして永く愛せるモノを

パタゴニア展示会の模様

新しいモノを大量生産していくわけでなく、環境に配慮された素材で、労働者の生活を改善することを目的にフェアトレードを取り入れ、消費者が永く快適に愛せるモノ、を作り続けているパタゴニア。

パタゴニア展示会の模様

展示会の入り口には、「Wash、heat、repeat」という看板がお出迎え。「洗う、加熱、繰り返す」という意味で、シェルをこまめに正しくお手入れし、機能を長持ちさせることで、「ひとつの製品を長く使い続けていこう!」というメッセージが。

また、9月末頃よりリペア、ウォッシュの講習会などのキャンペーンを実施予定とのこと。

ブラックホールダッフルが遊び心溢れる進化

パタゴニア展示会の模様

まず紹介するのは、キャンプや旅の相棒として定番な「Black Hole Wheeled Duffel (ブラックホール・ウィールド・ダッフル)40L・70L・100L」。

すでに今シーズンから本体ボディーのTPUフィルムラミネートが100%リサイクル素材へと移行している当シリーズですが、今回大きな2つの進化を遂げました。

使わないときはコンパクト収納可能

パタゴニア展示会の模様
パタゴニア展示会の模様

内部の骨組の位置を変えることで、薄くコンパクトに収納可能に! このようにぺちゃんこの状態にすることができます。薄くする作業は20秒程度で完了するので、初めてでも迷うことはないでしょう。

旅やアウトドアでは大容量のキャリーケースがほしくても、使わないときは大きくて嵩張るのが難点。でも、これならお家の棚の隙間にも収納可能! コンパクト重視の方でも、大容量を叶えることができます。

旅先でタイヤが壊れた!でも安心の備え

パタゴニア展示会の模様

キャリーケースで一番壊れやすいのは実はホイール部分。1週間を超える長期滞在でホイールがもし壊れたら……せっかくの旅行も台無しに。そこでパタゴニアはこんなアイデアを新製品に取り入れました。

パタゴニア展示会の模様

バッグを開けると、何やら怪しげなファスナーが……

パタゴニア展示会の模様

ファスナーを開けると、さらに怪しげなポケットと絵を発見!

パタゴニア展示会の模様

なんとポケットの中からリペア用のホイールのネジが出現! これがあれば長期滞在で万が一ホイールが壊れても、自分で手軽に修理が可能。旅が台無しになることもありません!

ファスナーやポケットのデザインに遊び心があるのって、なんだか素敵ですよね。

小さく収納可能な化繊のジャケット

パタゴニア展示会の模様

続いて紹介するのは、「DAS® Light Hoody(DAS・ライト・フーディ)」。山での行動に最適なウルトラライトビレイフーディで、表地には耐久性耐水コーティングが施され、中綿は化繊であるリサイクルポリエステルが採用されています。

パタゴニア展示会の模様

裾のドローコード、ポケットのサイズアップ、グローブポケットの追加など、細部まで使いやすさを考えた改良が施されています。

パタゴニア展示会の模様

化繊のジャケットは、多少濡れても保温性が落ちにくいというメリットがある反面、コンパクトに収納しにくいというデメリットも。

対してダウンは、保温性が高く小さく収納しやすい反面、雨や汗で濡れると保温性がみるみる落ちてしまう特徴があります。

パタゴニア展示会の模様

しかし「DAS・ライト・フーディ」は化繊にも関わらず、このようにコンパクトに収納可能

登山やUL・徒歩キャンプの際にバッグに忍ばせておくことで、暖かさを担保することができます。

パタゴニア展示会の模様

化繊でも十分な暖かさを実現したのがこのキルティング構造。化繊の綿を生地に縫い付けるように縫製しているので、中綿が一方に偏ることを防止し、ジャケット全体で体を暖めるような設計がされています。

伸縮性バツグンのフリースがクセになる

パタゴニア展示会の模様

続いて紹介するのはこちらの「R1® Thermal Jkt(R1・サーマル・ジャケット)」。極寒の雪山行動に適したフリースで、滑らかで耐久性のある裏地が湿気を逃がし、寒い環境での移動中も暖かく過ごせます。

パタゴニア展示会の模様

マイクログリッドフリースと呼ばれる裏地は、地肌に触れてもチクチクせず、肌触りが気持ちいい素材でした。

パタゴニア展示会の模様

加えて伸縮性がバツグン。鍛えすぎて少しタイトなサイズになった編集部員も、ノンストレスで着用可能でした。

表地は軽い雪や風も弾くので、街で着用するのにも便利。シワにもなりにくくコンパクトになり、日常使いのザックに入れて、防寒用として持ち歩くのもおすすめです。

美味しい・便利・環境に優しいパタゴニア飯

パタゴニア展示会の模様

パタゴニア製品はアパレルだけではありません。二酸化炭素の排出量、土壌や地下水の汚染などを考慮した、地球に優しい環境再生型農業にも力を入れています。

栄養豊富なオーガニックパスタ

パタゴニア展示会の模様

編集部は、モチモチの食感で美味しいオーガニックパスタを試食。原材料は「デュラム小麦」と「カーンザ」という多年生穀物の2種類のみ。

「カーンザ」は毎年の植え替えが必要ないので、二酸化炭素排出量を抑えるうえに、長い根が土壌の再生・地下水の汚染を防止するのに有効で、土の侵食を防ぐ優れた食材なんだとか。

パタゴニア展示会の模様

左からオーガニックパスタ ペンネ・シェル・フジッリ

パッケージもリサイクル素材の100%再生繊維を使用。加えて食物繊維やたんぱく質も豊富なので、美味しい、環境に優しい、栄養豊富、を兼ね備えています。

発売は2024年9月5日、パタゴニア直営店全店、パタゴニア公式オンラインストアで購入可能です。

NEWアイテムは他にも多数

パタゴニア展示会の模様

「Synchilla Shirt Jacket(シンチラ・シャツ・ ジャケット)」は、リサイクル・ポリエステル100%素材のマイクロフリースを採用し、暖かさと環境配慮が両立されています。

パタゴニア展示会の模様

また、リサイクルポリエステルとオーガニックコットンを採用したフリース、「Retro-X Trucker Jacket(レトロX・ト ラッカー・ジャケット)」も登場。

襟や袖に採用されたはコーデュロイが、デザインのアクセントかつ丈夫さを兼ね備えています。

パタゴニア展示会の模様

他にもパタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードの直筆メモをロゴにしたシャツなど、パタゴニアの新製品はまだまだありますよ!

ちなみにこのメモは「Earth is now our only shareholder.(地球が私たちの唯一の株主)」という意味。地球の環境を守るパタゴニアの確固たる信念を感じます。

これからもパタゴニアから目を離せない!

パタゴニア展示会の模様

自然とともに生きるキャンパーであれば、ぜひ今シーズンのアウトドアライフに取り入れたいところですね!

パタゴニア展示会の模様

patagoniaの公式ホームページはこちら