翌朝、保冷結果をチェック!
翌朝となりました。ペットボトルの麦茶を1本だけ残し、他のドリンクや食材は筆者の胃袋へと消えました。氷も遠慮なく使ったんですが、まだ少しだけ残っていますね。
溶けた水を捨てると、残った氷は3つほど。最高気温30℃超えのキャンプ地だったので、上々の保冷結果だと思います。
約2,500円で購入したクーラーボックスで翌朝に氷が残るなんて、上出来もいいところではないでしょうか。
残っていた麦茶の温度は、13.9℃……! 余談ですが人間が「冷たくておいしい」と感じる水は、体温より20~25℃低い温度。一晩が経過しても「冷たくておいしい」温度をキープできたなんて、これはもう大勝利でしょう。
使い勝手も優秀でした
本製品の耐荷重は100kgもあります。画像のように腰をかけても何ら問題はありません。ソログルで人のテント前に遊びに行くときなど、ドリンクだけでなく簡易チェアも持参することになります。
あとは積載面で安心ですよね。コンテナ等をガンガン上に積み上げても、へっちゃらです。
ワンプッシュで開閉できる機能も助かりました。筆者が持っているクーラーのなかで、いちばん開けやすいですね。
耐久性についてはまだ不明ですが、今のところ気に入りまくりです。
あと地味に嬉しかったのが、軽い力でハンドルを倒せること。片手で持って移動させ、置いたら片手でハンドルを倒し、片手でフタを開けられる……これがもう本当に快適でした。筆者が使っている米国製のクーラーは、このハンドルが固くていちいち面倒なんですよね。
気になった点はあった?
ペットボトル縦置きだと……
500mlのペットボトルは立った状態で入ります。しかしそうすると、保冷剤を上に置くことができません。いやできることはできるんですが、ベコベコッとボトルを潰してフタを閉めることになるんですよね。
9Lのモデルに贅沢は言えませんが、もうちょっとだけ庫内の高さがあると最高でした。
溝に水が溜まる傾向が
フタに掘られた溝には、水がとどまりがちでした。溝に沿って水が流れ落ちる……ということはもちろんあるんですが、ところどころに残ってしまうんです。まるっきり平面だったらササッと拭けるところ、溝にとどまる水を拭き取るのは、少々面倒でした。
クーラーの容量を増やしたいなら!
約2,500円で購入できるクーラーボックスだと考えれば、デザインにも品質にも満足しかありません。保冷力は価格以上のものだったし、使い勝手の良さは秀逸の一言。企業違いになりますが「お値段以上」とはこのことです。いや「お値段“異常”」かもしれません。
ドリンクを多めに用意して行きたい、氷をガンガン使いたい……そんな夏キャンプの追加メンバーとして、手軽に購入しやすい「SOUTHERNPORT 強保冷クーラーボックス」。もちろんソロキャンパーのメインクーラーとしても、海水浴など夏レジャーのお供としてもおすすめできます。
コーナン SOUTHERNPORT 強保冷クーラーボックス 9L
外寸サイズ | 約幅37.5×奥行27×高さ29cm |
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有効内寸サイズ | 約幅25×奥行15.5×高さ22.5cm |
材質 | 本体:ハンドル・バックル・ベルト/ポリプロピレン パッキン/発砲ポリエチレン 断熱材/発砲スチロール |
静耐荷重 | 100kgまで天面全体に均等に重さをかけた場合 |