コールマンとmonroが新たなアウトドアレーベルを発足!その名も「INDIGO LABEL」
梅雨の時期となり、そろそろ夏のキャンプのことを考えるこの頃。ちょうどこのような時期にアウトドアブランド、コールマンから夏を連想させるブルーが眩しい、新たなレーベルが登場しました。その名もINDIGO LABEL。驚きなのは、アウトドアに新たな価値を提案する、monroと組んだという点。
テーマは、インとアウトの境界線をなくすボーダレス。アウトドア業界で最近謳われはじめたこのテーマ、INDIGO LABELもその流れに沿ったのか、それとも今までとは全く異なる革新的なものなのか。
INDIGO LABELを象徴する3つのアイテムを紹介する前に、コールマンとmonroの担当者に話を伺いました。
コールマン×monro担当者対談。それぞれの想いとは?
企画当初から密接に関わってきたお二人、コールマンマーケティング部ライフスタイルグループマネージャー山本さん(以下、山本さん)とデザイナーを務めたmonroの森さん(以下、森さん)に対談型式で、ココでしか聞けないINDIGO LABELへの想い、その先にある熱いアウトドアへの想いを語ってもらいました。
ーーー森さん、早速ですが、これまで様々なアウトドアブランドとコラボされてきたと思うんですが、なぜ今回これまでと血色の違うコールマンに話をされたのでしょうか?
森さん:東日本大震災以降、いろんな価値観が少しずつ変わって、オリジナルなライフスタイルの提案が増えてきてますよね。アウトドアブランドでも、アウトドアっていう商品の概念をちょっと崩して新しい価値観を見出している人たちにアプローチしたいのではないかと感じていたんです。
そんなときに、今年40周年という伝統もあるし多い大きな会社であるコールマンさんとなら、私たちだけではできない、新しい価値観を持った人に提案できるアイテムを作れるのではないかと思いました。
山本さんは、話を受けたときに、どう思われましたか?
山本さん:これまでのコールマンなら生み出せなかった発想がINDIGO LABELには詰まっていると思います。しかし、一方で先ほど森さんが仰っていた様に時代の流れが変わってきているのはわかっていました。そんなときにmonroさんからお話を頂いて、双方のやりたいことがベストなタイミングでマッチしたという印象ですね。
monroデザイナーの森さん
ーーーシリーズのコンセプトは、monroさんの中でどのように構築されていったのでしょうか?
森さん:今までのアウトドアの概念を壊すIN&OUTという考え方、つまりはボーダレス。ニーズはここにあると感じていました。
今回このボーダレスという概念を広めるためにINDIGOをフックにしようと決めたのにはワケがあって、柄で使用しているデニムというのは、男性からも女性からも同じ目線で見られるジェンダーレスなアイテムでボーダレスだし、INDIGOというのは太古から今でも使用される、つまり時間のボーダーレス化にもなっている。日本では藍、海外ではINDIGOで知られるワールドワイドなカラーなので、すごく愛着を持ってもらえるかなと思っています。
山本さん:IN&OUTという意味でのボーダレスは、アウトドアブランドの中でも少し前からコンセプトとしてあったのですが、そこにジェンダー、文化、時間のボーダレスを加えたというのは、すごく革新的でおもしろいコンセプトだと思います。
コールマンマーケティング部ライフスタイルグループマネージャーの山本さん
ーーーINDIGO LABELのアイテムを通して、どんな生活を送ってほしいですか?
森さん:IN&OUTもそうだし、親と子どもが一緒に使えるとかお母さんとお父さんが一緒に使えたりとか、みんなが愛着を持って家でも外でも使ってもらいたいですね。
そして、今回のテーブルウェアは樹脂100%ではなく天然素材のバンブーが織りこまれた素材であるという事、こういうコンセプトってすごくいいなと。ライフスタイルの中にも、本来あるアウトドアの考え方、エシカルな考え方がINDIGO LABELのアイテムを使うことによって広まっていけばと思います。