アイキャッチ画像・本文中画像:筆者撮影
ウワサの「バズ飯」作ってみたら……
以前、気になっていたけどなかなか試せずにいた“バズリキャンプ飯”をおそるおそる作ってみたら……「ナニコレ、本当においしいやん」「もっと早く作っておけばよかった!」と家族で拍子抜けした我が家。
見た目のインパクトだけではなく、ちゃんとおいしいバズ飯ってあるんだ……と感動したんです。
そこで今回は【続編】ということで、新たに3つのバズ飯にチャレンジ~! さぁ、今回も本当においしいのか。レビューしていきますよ!
【1】サクサクジューシー!鉄板で作る「どん兵衛お好み焼き」
用意するもの
作りやすい分量:約2人分
- ・どん兵衛きつねうどん 1個(麺、具、粉末スープ)
- ・キャベツ 約80g(粗みじん切り)
- ・お好みでお好み焼きソース、マヨネーズ、青のり 適量
- (A)生地
- ・卵 1個
- ・小麦粉 大さじ3
- ・水 100ml
作り方
【1】どん兵衛を開封して、麺と具材を取り出す。袋に入れて、叩いたりちぎったりして細かく砕く。
【2】麺と具材を細かく砕いたら、粉末スープを加えてシャカシャカと振る。付属の七味はお好みで!
【3】ボウルに移し、粗く刻んだキャベツと(A)を加えてよく混ぜる。
<ポイント>
袋のままでもいいのですが、砕く工程で知らない間に小さな穴があくことがあるので、ボウルに移した方が安心。そして混ぜやすいです。
【4】粉っぽさがなくなり、全体がよく混ざればOK!(もはやこの時点でお好み焼き……)
【5】鉄板を中火で熱し、生地を入れたら丸く平らに成型する。両面に焼き色がつくまでしっかり焼く。
各面中火で約5分、蓋をするとふっくらと仕上がります。
【6】お好み焼きソースをたっぷりとかけて全体によくのばす。
お好みでマヨネーズや青のりも加えると濃厚でおいしくなりますよ!
正直な感想は……本物のお好み焼きレベル!
関西出身ということもあり、お好み焼きにはちょっとうるさい筆者。はじめは「いやいや、どん兵衛でお好み焼きなんてありえないっしょ!」と思っていたのですが……味も香りも、本物のお好み焼きと変わらないくらいおいしくてビックリ!
スナックっぽい「お好み焼き風」を想像していたので、本当に驚き。どん兵衛の粉末スープの風味がしっかり効いているので、削り節をかけなくても満足でした。
いやぁ、公式サイトにレシピを掲載しているだけあって、さすがです日清さん……参りました!
ちなみに、今回使用した33cmのマルチグリドルで焼いてちょうどいいサイズ感でした。
食べる量としては、1人前にしてはやや多いかな~という印象。数人で取り分けるのがおすすめです!
【2】ドーナツをおかずにアレンジ!ホットサンドメーカーで作る「ポンデ肉巻き」
用意するもの
作りやすい分量:1~2人分
- ・ポン・デ・リング 2個(プレーンまたは砂糖味)
- ・豚バラ肉 4枚(ポンデリング1個につき2枚使用)
- (A)合わせタレ
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・本みりん 大さじ1
作り方
【1】ポンデリングに豚バラ肉をぐるぐるとしっかり巻きつける。1個につき2枚使用すると外れにくく、ちょうどいい。
【2】(A)を合わせたタレに【1】の両面をよく浸す。
【3】ホットサンドメーカーを中火で熱し、【2】を重ならないように並べ、肉にしっかり火が通るまで両面を焼く。
<ポイント>
このときタレが多く入っていると溢れ出でしまうので、肉が吸ったタレ以外は極力加えないのがコツ!
【4】肉に火が通り、程よい焼き色がついていればOK! 器に盛り付けましょう。
正直な感想は……いい具合の甘塩っぱさが、おかず&おつまみにも◎
肉巻きにすることで、ポンデリングのもちもち食感が引き立つ一品。ドーナツの甘みとタレのしょっぱさがいい塩梅です。
今回は砂糖コーティングされた「ポンデリング」(左)と、砂糖コーティングなしの「ポンデリングプレーン」(右)を購入してみました。
甘すぎるのは苦手だけど、もちもち食感は好き……という方は、プレーンで作るのがおすすめです。
キャンプ飯としておかずやおつまみにはもちろん、いつもの朝ごはんドーナツを肉巻きにするだけで、栄養価も高まりますよ!
【3】じゃがりこ×さけるチーズで「じゃがチーズボール」
用意するもの
作りやすい分量:1~2人分
- ・じゃがりこ サラダ味 1個
- ・さけるチーズ 1本
- ・片栗粉 大さじ1
- ・お湯 100ml
- ・揚げ調理の場合:調理油 適量(鍋底から3~4cmの深さになるくらい)
作り方
【1】じゃがりこを開封し、手で細かく砕く。これでマッシュしやすくなる。(この工程は省いてもOK)
【2】さけるチーズを6等分にする。
【3】片栗粉、お湯を加えて、じゃがりこを潰しながらよく混ぜる。
【4】ペースト状になってきたら5~6等分してラップにのせ、チーズを1個入れて包みこむ。
<ポイント>
べとつきが気にならなければ、清潔な手で丸めてもOK!
【5】形を丸く整え、クッカーに油を入れて中火で温める。
【6】油ハネに気を付けながら、さい箸で時々転がす。中火でじっくり揚げる。
【7】油をきって粗熱をとれば完成!
ピックや楊枝を挿すと、手がベトベトにならず食べやすくなります。
正直な感想は……「焼く」ほうがおいしい!
いざ作ってみると、想像していたのと違い……。油調理されているものをさらに油で揚げるからか、ギトギト感のあるこってりした味わいで「まずくはないけど、ちょっと微妙」というのが筆者の本音。
それに、チーズが溶けて生地の隙間からたまに流れ出てくるので、メスティンにくっついたり、ハネたりするのも気になったポイント。
なので、個人的にはフライパンで転がしながら表面を焼く調理方法がおすすめ(自宅ならトースターもあり)。
油で揚げないぶんこってりしすぎず、表面はカリッと、なかはチーズでもっちりです!
これなら油を処理する手間もないので、断然「焼きバージョン」がおすすめ。
ただ焼くまでに、じゃがりこを折ったり、潰したり、マッシュしたり、丸めたり……と工程が多いので、時間があるときに作るといいですよ。
【総評】ウワサのバズリ飯の評価は……
味の総評としては、期待値を大きく上回った「どん兵衛お好み焼き」が個人的第一位!
続いて、キャンプでも家でも手軽に作れて、もちもち食感が病みつきになる「ポンデリング肉巻き」、揚げずに焼くバージョンの「じゃがりこチーズボール」という順位になりました。
我が家の子どもたちも「どん兵衛お好み焼きが一番好き!」とのこと。ポンデリングとじゃがりこは「アレンジしないでそのまま食べたい」とのことでした(子どもは素直)。
ぜひ皆さんも実験感覚で試してみては? より一層、キャンプごはんが盛り上がるかも!