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スノーピークのアルミパーソナルクッカーセット

17年間愛用中!ソロ用に購入したスノーピークの「クッカーセット」は、家族用としても万能な一軍ギアでした

登山や手持ちキャンプのときだけ、わが家の納戸から引っ張り出されるスノーピークのクッカーセット。当たり前の存在すぎて「便利だね!」「使いやすいよね!」とあえて口にすることはなかったのですが、改めて夫婦で話題にしたところ、買い替えるという選択肢が浮かばないほど、隙のないアイテムなのでした。

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目次

絶妙なサイズ感!シーンを選ばず使える優秀クッカー

キャンプのクッカー選びって悩ましいですよね。筆者は、ファミリーキャンプではユニフレームの2〜3人用クッカーセット「fan5duo」を使っていますが、コンパクトにまとまるものの、家庭用の鍋とほぼ変わらない大きさでそれなりにかさばります。

なので、登山や荷物を最小限にしたいミニマムキャンプのときに活用するのが、こちらのスノーピーク「アルミパーソナルクッカーセット」。元々夫がソロで使用する目的で購入。時を経て3人家族になった今でも頻繁に登場する一軍クッカーです。

この大きすぎず小さすぎず2〜3人での使用も申し分ないサイズ感が絶妙。軽量で携行しやすいので、フェス・登山・キャンプと使用シーンを選ばないのでずっと手放せません。

出典:snow peak 写真現行品のSCS-020R

筆者が使っているのは旧品番のもの(SCS-020)ですが、現在サイズの仕様が変更になった新品番(SCS-020R)が販売されています。長きに渡り愛され続けているスノーピーク名品です。

今回はそんな「アルミパーソナルクッカーセット」のお気に入りポイントをご紹介します。携行しやすく、1〜3人用のクッカーをお探しの方におすすめですよ!

お気に入りポイント5つ

1|4点の調理器具が485gで小さくまとまる

スノーピークの「アルミパーソナルクッカーセット」は、大小2つのポットと2枚のフタが付いた、計4点のクッカーセット。

小さい方のポットをフタを付けた状態で大きい方のポットにすっぽりと収納でき、さらに小のポットには250gのガスカートリッジを収納できます。

収納時は直径約15cm×高さ10cm、ガスカートリッジ抜きで重さ485g(※)。メッシュケースもついているので、携行性は抜群。20〜30Lほどのザックでもストレスなく持ち運べます

※2021年のリニューアル後、一部サイズなどの仕様と価格が変更になっています

2|大小の鍋とフライパンであらゆる調理ができる

炒める・炊く・蒸す・揚げる・燻すといった調理ができ、鍋とフライパンが2セットずつあるので、あらゆる料理に対応できるのも魅力。

熱伝導率がよいアルミ製でかつ鍋底が広いタイプのため、熱が鍋にまんべんなくいきわたり、深型のタイプより調理に向いています。

大ポットで2〜3合のご飯をふっくらと炊き、小ポットでささっと味噌汁を作り、フタ兼フライパンで肉や野菜を炒めて、プレートとしてそのまま食べる、なんてカシコい使い方も可能。

3|キャンプ・登山・フェスとマルチに使える

マルチに使えるこのクッカー、元々の持ち主である夫が手にしたのは2007年頃。キャンプ道具を一式持っている友人たちとのグループキャンプで、自前の寝袋にプラス、簡単な調理ができるクッカーが欲しくて購入したのだとか。

当時、毎週のようにキャンプインフェスに足を運んでいて、荷物を減らしたいフェスシーンにもフィットするサイズ感とスペックだったよう。

筆者はこのクッカーと出会って13年になりますが、当初は夫婦でのデュオキャンプ、今では家族や親子での日帰り登山の時などにお世話になっています。

4|1年あたり145円という驚異のコストパフォーマンス

なんとこちら購入当時の価格は税込2,480円(※旧品番の価格です)。この17年間、多いときは毎週のように登場することもあり、眠りっぱなしにはならない程度に稼働してくれているものの、まだまだ現役。

表面に若干のコゲやキズなどの使用感はありますが、調理には全く問題ありません。筆者の愛用歴の場合、1年で換算したら約145円という驚きのコストパフォーマンス!

使い込むほどに愛着が沸き、洗い場に置き忘れたとしても一目で「うちのクッカーだ」とわかるところも気に入っています(笑)。

5|さすが一流…!期待を裏切らない精巧な作り

アルミ製のごくシンプルなデザインですが、細かなところにユーザー目線に沿った工夫が感じられます。

例えば、ポットやフタの縁は丸く加工されていて、直接口に当てても滑らか。メスティンなど縁がギザギザしているときなどにおこなうバリ取りの必要がありません。

フタの縁部分は段になっていて、ポットに隙間なくピッタリとハマります。お湯を沸かしたりご飯を炊くときなどに、熱を外に逃さず効率よく温められるのでうれしい。

またアルマイト加工が施してあり、耐久性が高く、17年間使っていてもサビはほとんど見られません。あまりギアのお手入れが得意でないわが家でも、ここまでの状態を保てるのは、一流ブランドの技術の賜物だと感心。

ゴツゴツした岩の上などに何度か落としてしまったこともありますが、壊れたり大きくヘコんだりせず、平然と耐えてくれています。

容量アップのリニューアルモデルが販売中

出典:Amazon

筆者が愛用しているこのアルミクッカーは旧モデル(SCS-020)で、現在リニューアル後の新モデル(SCS-020R)が販売中。収納サイズはそのままに、大ポットが1,000mlから1,150mlに、小ポットが780mlから800mlへと若干容量が大きくなっています。

値段も5,544円(税込)と旧モデルより大幅にアップしていますが、もちろんここで紹介したお気に入りポイントは健在。その高品質さからすれば、それでもなおリーズナブルといえるでしょう。

    スノーピーク パーソナルクッカーセット(‎SCS-020R)

    材質本体/アルミニウム(アルマイト)、ハンドル/ステンレス銅
    収納サイズφ155×100mm
    セット内容Lポット/φ148×80mm・1,150ml、フタL/φ155×36mm・550ml、Sポット/φ126×76mm・800ml、Sフタ/φ132×32mm・350ml、メッシュケース

    ブランドの保証期間は、なんと永久!

    しっかりとした作りで基本的に長持ちしますが、万が一破損したり、パーツを紛失してしまったら? 17年も前に購入したものだからと、諦める必要はありません。皆さんご存知の通りスノーピークの保証期間は「永久」。本体やパーツの在庫がブランド側にある限りは、交換や修理の対象となるそうです。

    次々と新しいアイテムが生み出されるこのご時世。タイムリーに目移りしてしまうものの、ずっと家族で愛用してきたギアを、これからも大事に守っていけるなんともうれしいサービスです。

    子どもの“マイファーストギア”にもぴったり

    頑丈でグッドデザイン、コスパ抜群、軽量でマルチに使える「アルミパーソナルクッカー」は、子ども専用のファーストギアにもうってつけです。テント設営に始まり調理や焚き火など、それまで家族との共用で使っていた道具では「お手伝い」の粋に留まっていても、自分のクッカーとなれば一気にモチベーションアップ。

    まずはバーナーに火をつけ、お湯を沸かすところから。「今日は山の頂上でパスタを作ろう」と、子どもから提案してくる日も近づきそうです。

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