【パタゴニアが中古品を買取＆販売！】循環型プログラム「Worn Wear」を体験できる限定ポップアップに注目！

1973年のブランド創業以来「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」というミッションステートメントのもと、独自の環境問題に取り組むPatagonia（パタゴニア）。

パタゴニア製品の買取と再販、修理、リサイクルをおこなう「Worn Wear」プログラムが今夏より本格始動します。

まずチェックしたいのは、機能に問題がないパタゴニア製品の中古ウェアやラゲッジ、アクセサリーを買い取るサービスです。すでにWEBから申し込みができますが、パタゴニア東京・渋谷では期間限定Worn Wearポップアップストアでは、数日のみ直接持ち込みできる買取イベントが開催されるとのことです。

2024/06/24 更新

編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は8,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット！』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール
制作者
かないさちお
大学卒業後、編集プロダクションを経てフリーの編集・ライターに。ファッション関係を中心にペットやアウトドア、グルメ、スポーツ、美容など、幅広いジャンルで活動する。趣味は映画鑑賞とテレビゲームだが、ともに娘が生まれて以来まともに絡めていない。ダイエットのため、深夜に代々木周辺を徘徊中。
かないさちおのプロフィール

アイキャッチ画像：©yutakono

アパレル産業が抱えるCO2排出問題に一石を

photo：©yutakono

2050年までに、世界の年間CO2排出量のうち4分の1を占めるようになるといわれているアパレル産業。固形の廃棄物も多く、2017年だけで1120万トンもの繊維産業廃棄物が埋め立て処分されました。

世界屈指のアウトドア企業であるパタゴニアも、アパレル産業のひとつ。

衣類にまつわるCO2排出量と環境フットプリントを減らすため、販売する企業側ができることとは？　パタゴニアなりの解答のひとつが一着をより長く使い続けてもらうこと。

そこでスタートさせたのがWorn Wearプログラムです。本当に必要なアイテムだけを購入するマインドフルな消費、再販と買取、修理を奨励するアクションであり、パタゴニアとカスタマーが一丸となって環境について考える機会にもなります。

”長く使い続けて消費を減らす”ことが地球にできる最善の行為と捉え、「新品よりもずっといい」をコンセプトに展開されているのが、パタゴニア東京・渋谷でのWorn Wearポップアップストア。

寿命となったユーズドアイテムを組み合わせ、修理してリメイクプロダクトとして蘇らせたRecrafted製品や、パタゴニアの中古ウェアが購入可能です。また、お気に入りをメンテナンスしながら愛用し続けるストーリーの展示、週末限定リペアイベントなども開催。

買取イベントは6月22日（土）～23日（日）と7月20日（土）～21日（日）で実施され、集まったウェアやラゲッジなどは同ポップアップやパタゴニア直営店で販売する予定となっています。

新品を買わず、すでに持っているウェアやギアの寿命＝使用期間を9カ月間延ばすだけで、炭素排出や廃棄物、水使用のフットプリントをそれぞれ20～30％も削減できるとか。

アウトドア好きなら気にせずにはいられない環境問題。イベントに参加して、パタゴニアと一緒にじっくり考えてみてはいかがでしょう？

「Worn Wearポップアップストア　パタゴニア東京・渋谷」
日時：2024年5月24日（金）～ 8月4日（日）
会場：パタゴニア東京・渋谷
住所：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-8
営業時間：11:00～19:00
定休日：毎月第3水曜日

・買取イベント
日時：6月22日（土）～23日（日）、7月20日（土）～21日（日）
営業時間：11:00～18:00 （17:00受付終了）

・リペアイベント
日時：6月29日（土）、30日（日）、7月13日（土）、14日（日）、15日（月）
営業時間：11:00～18:00 （17:00受付終了）

・アップサイクルイベント
日時：7月6日（土）、7日（日）、7月27日（土）、28日（日）
営業時間：11:00～18:00 （17:00受付終了）

Worn Wearポップアップストアイベントの詳細はこちら