DJIからついにポータブル電源が登場!
ドローンやアクションカメラなどで有名な「DJI」からこの春、ポータブル電源が新登場しました。10年以上に及ぶバッテリー研究と開発をもとに生み出された注目のモデルです。
最大の特徴は、わずか70分で完全充電できる充電時間の短さ。急にキャンプの予定が入っても、これだけ早く充電できるとギアの積載中に充電が完了するので便利ですよね。
また、別売のケーブルを使用すると、特定のDJIドローンを急速充電でき、バッテリーが無くなりそうなドローンも再度飛行させることが可能に。これは映像制作を趣味にしている人にとっては外せない機能なのでは。
今回発売された2機種を、詳しく紹介していきます。
DJI Power 500
スペック
容量:512Wh
重量:7.3kg
最大出力:1,000W
充電時間:70分/AC
携帯電話が約28回、キャンプ用ライトが約16回、車載冷蔵庫が約9.7時間動かすことができる、中型容量モデルが「DJI Power500」。ソロ、デュオキャンパーや、念の為ポータブル電源を用意しておきたい人にぴったり。
ACコンセント×2、USB-A×2のほか、ふたつの双方向USB-Cポート(各最大100W/合計200W)が備わっています。
DJI Power 1000
スペック
容量:1,024Wh
重量:13kg
最大出力:2,000W
充電時間:70分/AC
携帯電話が約57回、キャンプ用ライトが約32回、車載冷蔵庫が約19時間動かせる、大容量モデルが「DJI Power1000」。
最大出力は2,000Wで、Wifiルーターや電子レンジなど、出力の大きな家電も難なく使えます。それでいて、完全充電時間はこちらも変わらず70分とは驚きです。災害への備えや、ファミリーキャンパーにはこちらがおすすめ。
ACコンセント×2、USB-A×2のほか、デュアルUSB-C出力ポートがふたつ備わっており、アダプター不要でMacbookなどの充電も可能です(各最大140W/合計280W)。
自社のドローンを急速充電可能なのは、DJIのポタ電だけ
また、冒頭でも触れましたが、別売の充電ケーブルを使用すれば「DJI Power SDC超急速充電機能」を使い、DJI製のドローンを急速充電することもできます。
「Air 3」で30分、「Mavic 3 シリーズ」で32分ほどで、電池残量10%から95%まで充電可能。動画撮影を趣味としている人や、仕事で利用している人には、とても助かる機能です。
DJI Power500/1000には、さらに便利な特徴がいくつかありますので紹介していきます。
選べる多彩な充電方法
家庭用のACコンセントはもちろん、太陽光、車両、USB-Cなど様々な充電に方法に対応。太陽光や車両で充電可能なのは、連泊キャンパーや車中泊キャンパーには助かるポイントです。
ACコンセントは、急速充電モードと標準充電モードのふたつを装備。また別売の太陽光パネルを使えば、スマートなアルゴリズムで効率的に充電が可能になります。
安全性の高いバッテリー
DJI Power 1000/500は、スイスが本拠地の第三者認証機関「SGS」の26種類の製品試験認証を取得済み。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載で、最大充電サイクル数は約3,000回、バッテリー寿命は約10年と、一度買ったら長く使える1台です。停電時に安心なUPSモードも搭載されています。
DJIストアから購入すると、3年間の保証付き。さらに製品登録で、2年間保証期間が延長されます。
冷蔵庫より静かな静音設計
キャンプや車中泊の就寝時、ポータブル電源を使う際に気になるのが音。
「Power 1000」のノイズレベルはなんと、23db程度なんだとか。これは、なんと木の葉の触れ合う音や、ささやき声などと同じレベルの静かさ。家庭用冷蔵庫よりも静かな設計となっています。
このレベルの静かさであれば、小さい子どももぐっすり眠っていてくれそうですね。
DJIのオンラインストア、認定ストアから販売中!
DJI Power 500はDJIのオンラインストアのみから、DJI Power 1000はDJIオンラインストアのほかに家電量販店(ビックカメラとヨドバシカメラ)の一部の店舗、楽天、Amazonなどからそれぞれ購入できます。
静かで安全性の高いポータブル電源を探している方、ドローン撮影を趣味としている方は、ぜひこちらのポータブル電源を検討してみてはいかがでしょうか。
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