アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
吊り下げ方の幅が広がるフック付きカラビナ
それがこちらの、「ヒーロークリップ」というカラビナ。パッと見は普通のカラビナと違いがないように見えますが、よく見ると樹脂パーツのようなもので、外側にフックのようなものが取り付けられていますね。
フックは樹脂パーツのところで180°外側に回して、開くことができます。機能はもちろん、このギミックの面白さも気に入っているポイントのひとつです。
その状態からさらにグルっと広げるとフックが展開し、カラビナとフックを独立して使える状態になります。もちろんフックを使わずに、普通のカラビナのように使ってもOKですよ。
フック部分には、滑りにくい樹脂パーツが配されているので、ご覧のとおりラックの天板などに引っ掛けて、そこに物を吊るすことができます。このギミックがこのヒーロークリップの最大の特徴。
では、お待たせしました。実際のキャンプシーンで幸福度が上がる使い方を紹介します!
ヒーロークリップ ラージ
折りたたみ時サイズ | 約104×133mm |
---|---|
重量 | 約100g |
耐荷重 | 約22kg(静止荷重) |
ヒーロークリップ ミディアム
折りたたみ時サイズ | 約79×94mm |
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重量 | 約57g |
耐荷重 | 約27kg(静止荷重) |
ヒーロークリップ スモール
折りたたみ時サイズ | 約62×78mm |
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重量 | 約34g |
耐荷重 | 約22kg(静止荷重) |
キャンプでは様々なものを吊り下げるのに便利
例えばカーミットチェアの背もたれのバー。ティッシュやドリンクボトルなど、よく使うものをセットしておけば、欲しいときにすぐ手が届きます。
また使いたいギアを吊るすことでテーブルの上に置かずにすむので、ゴチャつかずスッキリ。焚き火やチェアリングのときは特に便利ですね。
テント内で空気を循環させるためのサーキュレーターを吊るすのにもおすすめです。
テントの上のほうはカラビナで止めてしまうと外すのが大変ですが、「ヒーロークリップ」なら引っ掛けるだけなので取り外しが簡単。
ちなみに、筆者が使っているミディアムサイズで27kgまで吊り下げOKです!
耐荷重が大きいので、水がたくさん入ったジャグのような重いものでも問題なく吊り下げることができます。
好きなところに吊り下げられるので、必要に応じて場所も移動できるし、使い勝手が良くなります。
さらには直に地面に置きたくないザックなどを引っ掛けておくこともできちゃいます。吊り下げを活用することで、テーブルや棚の上の荷物を減らすことができて、キャンプサイトのレイアウトもスッキリ!
こんな日常の場面でも役に立つ
飲食店やカフェなどで、場所によっては荷物置き場がなく床に直接置かなければいけないことがありますよね。ただ、屋外だったりオイリーな食べ物のお店だったりすると、ちょっと躊躇してしまうようなこともあります。
そんなときにヒーロークリップを活用すれば、テーブルや椅子の背もたれに手荷物を掛けておくことができ、膝に抱えたりして不便な思いをすることもなく、衛生的にも安心して過ごせます。
カラバリ、サイズが豊富!
ベーシックなシルバーやブラックの他に、緑や赤などのビビッドなパーツが使われているものもあり、カラバリが豊富にあります。スタイルに合わせて、お気に入りのカラーを揃えるのも楽しめそう。
ちなみに筆者がよく使っているのはミディアムという中間のサイズですが、ラージ(45kgまで)・ミディアム(27kgまで)・スモール(18kgまで)と3つの大きさがあり、それぞれ耐荷重が異なります。
単純にサイズが大きいほうが耐荷重がありいろいろなところに引っ掛けやすいのですが、荷物を少なくしたいバックパックやツーリングなどでは小さいものを使うなど、場面によって使い分けるのもアリかもしれませんね。
さまざまなシーンで役立つ万能カラビナ
普段の生活でも、ちょっとした時に活躍してくれることがあるカラビナ。さらに使い勝手の良いこのヒーロークリップなら、アウトドアでも日常でもアイデア次第でさまざまな活用ができそうです!
ヒーロークリップ ラージ
折りたたみ時サイズ | 約104×133mm |
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重量 | 約100g |
耐荷重 | 約22kg(静止荷重) |
ヒーロークリップ ミディアム
折りたたみ時サイズ | 約79×94mm |
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重量 | 約57g |
耐荷重 | 約27kg(静止荷重) |
ヒーロークリップ スモール
折りたたみ時サイズ | 約62×78mm |
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重量 | 約34g |
耐荷重 | 約22kg(静止荷重) |