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【1,100円の最適解】いや、調味料セットコレでええやん。ってなる秀逸ボトルセットがこちらです

誰もが一度は悩むであろう、キャンプへの調味料持参スタイル。ミニマム&無骨キャンプを好む筆者は、コンパクトさ重視の調味料セットを使用中ですが、液漏れなどの問題があり……。

そんなとき、エバニューの新作に調味料ボトルセットを発見! 液漏れの有無はもちろん、使い勝手に100均のお弁当用ボトルとの比較まで、徹底レビューしていきます。

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目次

記事中画像撮影:筆者

今の調味料セット、本当に満足できてる?

地べたスタイルのキャンプサイト

筆者は普段、”地べたスタイル”系のミニマム&無骨ソロキャンプを楽しんでいます。車移動のオートキャンプながらも、持参するギア類はなるべくバックパック1つにまとめたいところ。

キャンプギアのミニマム化において、特に悩ましいのが調味料セット。そのままでは形も大きさもバラバラで、嵩張ることこのうえナシです。

メッシュポーチに収納した調味料等

筆者が最初の「調味料セット」に採用したのがこちら。小さめ容器の調味料をそのままポーチに入れただけです。

とにかく”手軽さ”を重視したもので、詰め替えの必要がないのが便利。ただ、もっとコンパクトにカッコよくできそう、とその後も試行錯誤を続けること数年。

缶に収納した調味料等

そして、現在のセットがこちら。セリアの「TOOLS BOX」に「調味料ボトル(15ml)」4本と「ソルト&ペッパーミル」を入れたもので、個人的には1つの完成形に辿り着いた境地です!

ただ、使っているうちに液漏れでラベルシールが剥がれだすなど、若干気になるところも。何より、2年以上変化がないので新風を取り入れてみたいところ……!

使い切りサイズの調味料ケースを発見!

エバニュー「ちまちまボトルセット」を手で持っているところ

そんなとき、エバニューの新作「ちまちまボトルセット」なるアイテムを発見。これまでのスタイルと大きく違うのは、1泊で使い切れそうな極小サイズのボトルセットという点。

筆者の調味料持参スタイルにおける、新たな最適解となり得るのか? 実際にキャンプで使って詳しくレビューしていきます!

    エバニュー ちまちまボトルセット

    サイズ径21×高さ32mm(5ml)
    径21×高さ47mm(5ml)
    径21×高さ62mm(10ml)
    23×36×高さ84mm (30ml)
    容量5ml×3、10ml×1、30ml×1
    総重量17g
    材質ポリプロピレン

    エバニュー「ちまちまボトルセット」はこんなアイテム!

    極小サイズ!5種のボトルセット

    エバニュー「ちまちまボトルセット」のボトルを手で持っているところ

    5本全部片手の手のひらに乗せられる極小サイズ。A〜Cは5ml、Dは10ml、Eは30mlと1泊のキャンプで使い切れてしまう容量です。(*A〜Eはあくまで説明的都合上の、記事中の仮名です)

    素材はポリプロピレンというプラスチック。丈夫で軽量という特長があり、5本合わせても17gと非常に軽いです。

    ラベルなしでも使い分けしやすい

    エバニュー「ちまちまボトルセット」を机上に並べ蓋を外した状態

    大きさだけで見ると5mi・10ml・30mlの3種ですが、よく見ると蓋や容器本体が色分けされており、5種全てが異なるデザインに。ラベルを貼らなくても見分けがつくのが便利です。

    キャンプでは日差しが強かったり薄暗かったりするので、ラベル分けしても判別しにくいこともしばしば。これだけ明確に違いがあると、むしろラベルより見分けやすいですね。

    また、開口部の形状は大きく2種に分かれており、A・Bはシンプルな広口C・D・Eは細口ノズル付きに。粉末や液体など調味料ごとに使い分けられるようです。

    どれに何を入れるのが正解なんだろうか…?

    筆者がふだんキャンプに持参する調味料を、5種のボトルにそれぞれ入れてみることにしました。どれに何を入れるのが正解……?

    広口タイプのA・Bに粉末を

    エバニュー「ちまちまボトルセット」に胡椒を入れているところ

    蓋を開けたらシンプルな広口形状のAとBには、やはり粉末の調味料を入れてみることに。道具なしでは難しかったので、コピー用紙で簡易じょうごを作って入れました。

    Aには塩、Bには粗挽きコショウをチョイスしましたが、どちらも最大量5mlということで、小さじ約1杯分が入るハズ……。

    エバニュー「ちまちまボトルセット」に塩と胡椒を入れた状態
    エバニュー「ちまちまボトルセット」の目盛り

    広口タイプのA・Bに入る量

    • A:ボトル満杯/約6.5ml、目盛り線まで/5ml(約小さじ1杯)
    • B:ボトル満杯/約6.5ml、目盛り線まで/5ml(約小さじ1杯)

    塩と粗挽きコショウをボトルいっぱいまで入れたところ、約6.5ml入りました。さらによ〜く見ると、実はボトルに目盛線があり、ここまで入れるとちょうど小さじ1杯分の5mlでした。

    筆者の場合、塩と粗挽きコショウは味を調える程度に少量ずつ使うので、少なくともキャンプ飯5回分くらいは作れそうです。

    細口ノズル付きC・D・Eには液体

    エバニュー「ちまちまボトルセット」のノズル部分を外した状態

    細口ノズル付きC・D・Eは、粉末だと目詰まりしてしまいそうなので、素直に液体調味料を入れてみることにしました。

    まずは3本のノズルパーツを外します。蓋を開けるときと同じ要領で簡単に外せました。

    エバニュー「ちまちまボトルセット」の蓋を外して机上に並べた状態

    そして、液体調味料と言えばやはり気になるのが液漏れです。C・D・Eのボトルキャップを全て裏返してチェックしたところ、パッキンはないものの蓋の奥の方に出っ張り部分が。

    どうやら、蓋を閉めるとこの出っ張り部分がノズルの注ぎ口をふさぎ、液漏れしづらい仕様のようです。この効果については後ほど確認していきます!

    エバニュー「ちまちまボトルセット」にオリーブオイルを入れているところ

    細口ノズル付きC・D・Eに入る量

    • C:5ml(小さじ約1杯)
    • D:10ml(小さじ約2杯)
    • E:30ml(大さじ約2杯)

    細口ノズルを外した注ぎ口は直径約10mmあり、液体ならじょうごなしで補充が可能。

    容量的にはCは5mlで小さじ約1杯Dは10mlで小さじ約2杯Eは30mlで大さじ約2杯が入りました。今回は、Cにしょうゆ、Dにサラダ油、Eにオリーブオイルという組み合わせを採用。

    各調味料ごとのボトルチョイスは、キャンプでの使用量に応じて決定。筆者はリゾットやアクアパッツァなどをよく作るので、最も大きいEのボトルにオリーブオイルを、といった具合です。

    なお、「ボトル5本中の2本を油に使うの?」と思われたかもしれません。筆者は、鉄製クッカー(鉄皿・鉄鍋)や炭素鋼ナイフを愛用しており、それぞれの使用後のサビ防止メンテナンス用としても、サラダ油&オリーブオイルがマストなのです……!

    実際にキャンプに持参して使ってみた!

    気になる液漏れはどうか…?

    エバニュー「ちまちまボトルセット」をバックパックから取り出しているところ

    やはり、調味料の携行時に最も気になるのが“液漏れ”の有無。今回は販売時のパッケージに入れて持参してみましたが、はたして……!

    エバニュー「ちまちまボトルセット」にサラダ油を入れたものを手で持っている状態

    液体調味料を入れたC・D・Eを入念にチェック。ボトルセットを横にした状態で1時間半の車移動をしましたが、見事に液漏れは無し! 

    先ほどチェックした蓋裏に施された液漏れ防止の出っ張りが機能しているようです。

    A・Bの使い勝手は…?

    *画像左:塩を入れたAのボトル、画像右:コショウを入れたBのボトル

    まずは塩と粗挽きコショウを入れたA・Bのボトルの使用感をチェック。少しずつ出せる穴あきパーツなどがないのが少し不安でしたが、使い勝手はおおむね良好でした。

    口径が10mm程度とあまり大きくないため、ボトルを傾けた状態で人差し指で軽く叩きながら使えば、より細かい調整も可能。

    C・D・Eの使い勝手は…?

    *画像左:Cのボトル、画像中央:Dのボトル、画像右:Eのボトル

    お次は細口ノズル付きのボトルC・D・E。使ってみて意外だったのが、注ぎ口を下に向けただけでは中身が出ず、ボトル本体を指で圧迫して出す仕様だったことです。

    ボトルの傾け具合でドバッと出てしまわずに、圧迫する力加減に応じて分量の調整ができるのが非常に秀逸。1滴単位での微調整が可能です。

    100均のお弁当用調味料ボトルと比べてみた!

    ダイソー「タレビン」6mlタイプ・33mlタイプを並べたところ

    おそらく、読者のみなさんが絶対に気になっていたであろう、市販のお弁当用の調味料ボトルとの違いについても比べてみましたよ! パッと見、こちらで遜色なさそうですもんね……。

    ダイソーにて、ちょうど似た容量の2タイプのボトル、「タレビン 6ml 12個入り(以下タレビン6ml)」「タレビン 33ml 4個入り(以下タレビン33ml)」があったので購入してみました。

    ダイソー「タレビン」6mlタイプ・33mlタイプに調味料等を入れてクリアポーチに収納した状態

    「タレビン6ml」には塩と粗挽きコショウを、「タレビン33ml」にはしょう油とオリーブオイルを入れて持参してみました。1時間半の車移動ではこちらも液漏れは無し。

    ただ、「タレビン6ml」の口径は約5mmしかなく、調味料を入れるのが非常に難しいです。紙製じょうごを自作しても、真ん中にほぼ隙間がない状態で入れることになり、かなりのストレス。

    ダイソー「タレビン」33mlタイプで醤油をかけるところ

    使い勝手に関して決定的に違うのが、やはり“細口ノズル”パーツの有無。100均のお弁当用タレビンは2種共に広口なので、油断するとドバッと出てしまって微量の調節が難しかったです。

    その点、エバニュー「ちまちまボトルセット」のC・D・Eは、細口ノズルのおかげで1滴単位で調整できるのが圧倒的に便利

    そもそもの容量も少ないので、ドバッと出て次の調理に足りなくなる、なんて悲劇も防いでくれるのがありがたい……!

    気になったのはこんなところ

    ピッタリ収納するのが難しい

    エバニュー「ちまちまボトルセット」をクリアポーチに収納した状態

    今後の使用のために、購入時のパッケージ以外の収納ケースを検討。が、ボトルの大きさにかなりバラつきがあるため、“シンデレラフィット”と呼べる収納方法は見つけられませんでした。

    エバニュー「ちまちまボトルセット」をスノーピーク「チタンシングルマグ300」に収納した状態

    ただ、非常に小さいボトルセットなので、例えばスノーピークの「シングルチタンマグ300」に全て収納できます。

    今回、液漏れの心配もなさそうだったし、専用のケースは作らず、キャンプギアのスタッキングの中で持ち運ぶのもアリかもしれませんね!

    A・Bのボトルの使い勝手が惜しい

    目玉焼きにエバニュー「ちまちまボトルセット」を使って塩をかけているところ

    粉末調味料を入れたA・Bのボトルは、口径が10mmとそれほど大きくなく、丁寧に使えば基本的に問題ないのですが、それでも気を抜くとドバッと出てしまう可能性が。

    細口ノズル付きC・D・Eのボトルがスマートに微量調整できる分、惜しいと感じてしまった点です。また、A・Bはサイズがより小さく、補充時にじょうごが必須な点も手間に感じました。

    ULにも、必要十分な調味料にも妥協したくない人に!

    調味料等を入れたエバニュー「ちまちまボトルセット」と鉄皿を並べた状態

    少し気になる点もあるものの、総じて非常に使い勝手の良い「ちまちまボトルセット」。特に、液体調味料を入れたC・D・Eは、分量の調整が簡単で液漏れもしづらく本当に優秀……!

    ボトルの大きさが異なるため、必要な調味料を必要な量だけ持ち運べるし、全体的にコンパクトなので、スタッキングの仕方などまだまだ工夫の余地が。

    キャンプギアは軽量・コンパクトにしたいが、必要な調味料の量には妥協したくないキャンパーにおすすめできるボトルセットです!

      エバニュー ちまちまボトルセット

      サイズ径21×高さ32mm(5ml)
      径21×高さ47mm(5ml)
      径21×高さ62mm(10ml)
      23×36×高さ84mm (30ml)
      容量5ml×3、10ml×1、30ml×1
      総重量17g
      材質ポリプロピレン

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