記事中画像撮影:筆者
個性派デザイン&高コスパLEDライトを発見!
出典:Instagram by@ma2.camp
スイッチ1つで点灯し、コンパクトで便利なLEDライト。一方でハイスペックなものほど、オイルランタンのようにインテリアとしてのデザイン性や雰囲気に乏しいのが惜しいところですよね。
筆者も雰囲気UPのために、暖色シェードなどの追加パーツでゴールゼロをカスタマイズしているのですが、トータルで考えると結構なお値段に……!
らせん状デザインがユニーク!
ところが最近、めちゃ個性派デザインかつ高コスパなLEDライトを発見! 老舗照明器具メーカー株式会社キシマが展開するブランド、One Secondの「スパイローLEDランタン」です。
こちら、LEDチップが珍しいらせん状で、なんとも個性的! さらに、3種ものカスタムパーツ付きで3,980円。はたして高コスパと言えるアイテムなのか、詳しくレビューしていきます!
ONE SECOND スパイロー LEDランタン
サイズ | 本体:φ33×H90mm 三脚:φ65×H77mm*開いた状態 |
---|---|
材質 | ABS、ポリカーボネート、スチール |
充電時間 | 約2〜4時間 |
バッテリー | リチウムイオン電池 3.7V 800mAh |
防水等級 | IPX6 |
付属品 | 三脚、カラビナ用フック、カラビナ、USB電源コー |
光束・連続点灯時間 | Lanternモード/High2時間55lm、Medium5時間25lm、Low10時間10lm、Breathモード/7時間、Flashlightモード/High5時間80lm、Low10時間40lm |
入力 | DC5V 1A |
「スパイローLEDランタン」ってどんなアイテム?
気になるスペックは?
直径3.3×高さ9cm、重さは76gと軽量コンパクトな手のひらサイズ。材質はABS、ポリカーボネート、スチールとなっています。
定番LEDライトのゴールゼロと並べるとこんな感じ。ゴールゼロの「ライトハウスマイクロフラッシュ」が直径3.8×高さ9.3cm、重さ68gなので、サイズ感はほとんど同じです。
充電時間は2~4時間でバッテリー容量は800mAhとなっています。IPX6なので雨の日でも安心して使える防水性能……、とここまでのスペックは上々といったところですね。
付属品が充実!
出典:楽天
さらにこのスパイローLEDランタン、3WAYという触れ込みが。驚いたのが、その3WAYを実現する付属品の充実ぶりです。
三脚、カラビナ用フック、カラビナ、USB電源コードが最初から付属しているので、後々カスタムパーツを購入する必要がほぼないんです。 付属品も含めて3,980円はお得過ぎます!
4種のカラバリから選べる
出典:楽天
カラーバリエーションもブラック・オリーブ・ブルーグレー・カーキの4色と豊富。今回は筆者の好きなオリーブをチョイスしましたよ。
「スパイローLEDランタン」を点灯させてみた!
回転式スイッチでノンストレス
いよいよ実際にキャンプで使ってみましたよ。まず電源スイッチは、ゴールゼロのような押しボタンではなく、ダイヤルのようにクルクル回す回転式です。
オンオフだけでなく、点灯モードの変更と明るさの調整もこの回転式スイッチが担います。ボタン式のように、押し間違えて何回もボタン操作を行う煩わしさがないのがめちゃ便利。
炎の光色とゆらぎで雰囲気バツグン
*画像はランタンモード
回転式スイッチの仕様が分かったところで、早速点灯させて筆者のサイトに置いてみましたよ。まずはスタンダードに「ランタンモード」をチョイス。
リアルな炎と同等の1900Kという色温度で、オイルランタンのようにリラックスできる色味を再現。らせん状のLEDチップも個性的で、一気にサイトの雰囲気を高めてくれていますね!
さらに、まるで本物の炎のようにゆらめく「ブレスモード」が癒やし効果も発揮!
こんなにリアルな揺らぎを再現しつつ、ブレスモードの連続点灯時間は7時間とたっぷり楽しめるのもポイントです。
豊富な調光&フラッシュライトモード
*画像左から順に、ランタンモードのHigh・Medium・Low
- 【 ランタンモード 】
- Low|明るさ10ルーメン・連続10時間点灯
- Medium|明るさ25ルーメン・連続5時間点灯
- High|明るさ55ルーメン・連続2時間点灯
点灯モードには、先にご紹介した「ランタンモード」・「ブレスモード」のほか「フラッシュライト」を加えた3種が選べます。
さらに「ランタンモード」では、High・Medium・Lowの3段階調光が可能。明るさの最大値は55ルーメン、連続点灯時間は最長10時間と、1泊2日のキャンプなら十分なスペックです。
フラッシュライトモード2段階
*画像左側がHigh、右側がLow
- 【 フラッシュライトモード 】
- Low|明るさ40ルーメン・連続点灯10時間
- High|明るさ80ルーメン・連続点灯5時間
「フラッシュライトモード」で足元を照らした様子がこちら。HighとLowの2段階調光が可能で、夜間にトイレに行く時などはHighモードで十分な明るさでした。
水も実際にかけてみたが…
IPX6の防水性能についても、思い切って水をかけてテスト! ……が、このくらいでは全く問題ナシ。屋外に設置してうっかりしまい忘れても、多少の雨なら安心して使えますね。
3WAY仕様の付属パーツも使ってみたぞ!
「1/4インチネジ穴」搭載がポイント!
続いては、充実の付属品を使ってもっと便利に活用してみましたよ。この「スパイローLEDランタン」、実は、天面と底面にカメラ三脚対応の1/4インチネジ穴が。
そこへ、1/4インチネジ付きの付属の三脚やカラビナ用フックを装着して拡張できるという仕組み。なので、付属パーツだけでなく、市販の1/4インチネジ付きパーツも活用できそうですよ。
付属のU字型フック+カラビナ
まずは、もともと付いている針金状の細いU型フック部分に、直接「カラビナ」を装着。O型の閉じた箇所にも吊るせるので、一気に利便性が高まりました。
カラビナ用フック+カラビナ
お次は屋外にて。今度は「カラビナ用フック」+「カラビナ」を装着して、愛車ジムニーのカーサイドタープのフックに吊るしてみました。
デフォルトで付属している針金状U字型フックでは、屋外で風が吹いた時など強度がやや心配でしたが、よりしっかりしたパーツの「カラビナ用フック」を使うことで、安心感が断然UP!
三脚で安定感&無骨感もUP!
最後は、底面に「三脚」を装着。3本の脚の長さをそれぞれ調整可能なので、コンディションの悪い場所にも安定して置けて、とても便利。
見た目にも無骨な雰囲気が加わり、テーブルに置いた時のインテリア性もUPしていい感じです!
ここだけ、ちょっと惜しかった…。
キャンプサイトを照らすには明るさ不足
ゴールゼロが150lmなのに対して、「スパイローLEDランタン」はランタンモードで55lm、と約1/3の明るさ。
より炎に近づけた色味でやや暗めの暖色なこともあり、こうして比べるとやはりゴールゼロが圧倒的に明るいですよね。
実際、サイトに「スパイローLEDランタン」を吊るしてみた様子がこちら。サイトを照らすには、どうしても明るさ不足が否めません。
なので、実用的な照明というよりは、雰囲気を楽しむロマン枠ポジションのランタンと割り切って、使い分けすることをおすすめします!
コスパもサイトの雰囲気UPも叶えるならコレ!
「スパイローLEDランタン」、いかがでしたか?
明るさという点では劣るものの、充実のカスタムパーツで高コスパ、何より個性的ならせん状のチップデザイン、温かみのある色味にゆらぎ機能など、サイトの雰囲気UPにはとても良いランタンだと思います。
「スパイローLEDランタン」でいつものキャンプとは違った雰囲気を楽しんでみませんか?
ONE SECOND スパイロー LEDランタン
サイズ | 本体:φ33×H90mm 三脚:φ65×H77mm*開いた状態 |
---|---|
材質 | ABS、ポリカーボネート、スチール |
充電時間 | 約2〜4時間 |
バッテリー | リチウムイオン電池 3.7V 800mAh |
防水等級 | IPX6 |
付属品 | 三脚、カラビナ用フック、カラビナ、USB電源コー |
光束・連続点灯時間 | Lanternモード/High2時間55lm、Medium5時間25lm、Low10時間10lm、Breathモード/7時間、Flashlightモード/High5時間80lm、Low10時間40lm |
入力 | DC5V 1A |