大きいor小さい、どっちもピンとこない…
大容量モデルから小型モデルまで、一通り出揃った感のあるポータブル電源。かつては群雄割拠とうたわれた市場も、最近は少し落ち着きつつあるようです。
ということで、そろそろ自分のキャンプスタイルに、本当にフィットするモデルを選びたい!
1,000Wh以上ある大型モデルは頼もしいけど、ちょっとオーバースペックかも。とはいえ、300Wh前後の小型モデルは、少しこころもとないのです……。
“ちょうどいい”中容量モデルが出た!
そんな人にオススメなのが、Jackery(ジャクリ)が今春にリリースした「Jackery ポータブル電源 600 Plus」(以下、「600 Plus」)。
昨年新発売となった「Plusシリーズ」からのエントリーで、1,000Wh以上の大型や300Wh以下の小型が揃うなかで登場した、632Whという絶妙なサイズの、中容量モデルとなります。
もしやこれは、1泊2日のキャンプに“ちょうどいい”のでは?
絶妙なのは容量だけにあらず!
もちろん“ちょうどいい”のはバッテリーの容量だけではありません。サイズは、幅30cm×高さ21.9cm×奥行19.7cmと、容量のわりにはコンパクト。
試しにシェルコン25に入れてみると、高さと幅が見事にシンデレラフィット! 重量は7.3kgなので、ウッドテーブルと同じくらいです。
これくらいなら持ち運びも楽にできるし、キャンプギアとしてとらえても、かさばる方ではありません。
最短1時間でフル充電が可能に!
最新モデルだけに、見えない部分も進化しています。アプリで操作する「緊急充電モード」が初採用され、最短1時間でフル充電が可能に。これならキャンプ当日の朝に充電し忘れても安心です。
しかもバッテリー寿命が30%も延長され、3,000回以上も充電できるようになりました。これは毎日使っても10年は持つレベル。
他にも長期保管の際の自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」を装備するなど、様々な保護機能も搭載されています。
ホントにちょうどいい?1泊キャンプに投入
ということで、ホントに1泊2泊のキャンプにちょうどいいのか。バッテリーを満タンにしたモデルを実際に使って試してみることに。
ソロだとちょっと贅沢な2〜3人用のテントに投入してみたけど、サイズ的には違和感なく馴染んでいます。