アイキャッチ画像出典:業務スーパー鳥飼店 Facebook
お手頃なのにウマすぎる!業スーの調味料をおすすめしたい
ニッチな商品が多い業務スーパーは、店内を回遊するだけでも楽しいですよね。筆者も日々の買い物に利用しているのですが、最近とくに調味料の充実ぶりがハンパない!
安定のロープライスに加え、基本的にどれも塩コショウとソレだけで味が決まっちゃうという手軽さにもかなり助けられているんです。
これはぜひ、みなさんにもお知らせしたい! というわけで今回は、業スーヘビーユーザーの筆者が今や醤油やみりんと並んでキッチンに一軍入りさせた5つの調味料を大プッシュ。後半では、各調味料を使ったキャンプにもおすすめの超簡単レシピもご紹介しますよ!
とりあえず常備しとけば困らない!
業スーの“神“調味料5選
1|老若男女ド真ん中!ご飯にもおかずにも使える「ザクザクカレーオイル」
大人数でのキャンプとなると味の好みも人それぞれだったりしますが、ほぼ間違いないと思われるのが「カレー」 ! こちらは食感も楽しいザクザク系調味料で、カレーオイルにフライドガーリック・数種類のスパイスの旨味がたっぷり溶け込んでいます。
マッシュポテトに混ぜ込んだりスクランブルエッグにのせたり、普段よく食べるメニューをちょっと味変しても良いですよね。
おすすめは、ご飯にたっぷりのカレーオイルを加えて炒めるだけの簡単ドライカレー! ここは敢えて具ナシでいきます。仕上げにチーズを大量に投入して炒めながら軽~く焦がせば、香ばしいチーズにスパイシーなカレーの風味がたまらなく食欲をそそる一品に。
キャンプやBBQなら、多めに焼いたお肉や野菜を具にしてもいいですね!
●食べるおかず調味料ザクザクカレーオイルについて、詳しくはこちら
2|これドレッシングの域をとっくに超えてる!「金の胡麻ドレッシング」
ドレッシングと言えばサラダにかけるものですが、この「金の胡麻ドレッシング」はあまりにも万能! 程よい酸味に胡麻の香りもしっかりと感じられて、食感はクリーミー。もはや野菜と合わせるだけではもったいないんです。
肉や麺類にもよく合うので、焼き肉のつけダレやラーメンにちょい足しするのもおすすめ。ドカンと1Lの大容量ボトルですが、いろいろ使えるのでいつの間にか無くなっちゃうんです。
これを使った春~夏の定番メニューが、ごま油×めんつゆ×金の胡麻ドレの簡単冷やしまぜそば! ドレッシングはトロミがあるので、ごま油とめんつゆを先に麺に絡めておくことで全体が混ざりやすくなりますよ。胡麻ドレにごま油の香ばしさがプラスされて、ツルツルッとさっぱり食べられます。
●金の胡麻ドレッシングについて、詳しくはこちら
3|十日でひと瓶なくなる危険な調味料…
生姜香る「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」
香ばしいネギ油にすりおろした生姜がたっぷり入った「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」は、豆腐や蒸し鶏・茹でモヤシなどのさっぱりした食材と好相性。
どんなに淡泊な味の食材でも、これをかけるだけで無限に食べられるご馳走に格上げされちゃうんです!
これを使った筆者の定番レシピは、エノキのホイル焼き。アルミホイルにざく切りしたエノキと酒を少し入れて蒸し焼きにし、火が通ったら九条ネギと姜葱醤をたっぷり乗せれば「無限エノキ」の完成です!
塩味がしっかりついた調味料なので、塩コショウはナシでOK。同じ要領で、イカや白身魚を蒸し焼きにしても美味しいですよ。ちなみに筆者宅ではコレを開封すると一週間~十日足らずで食べてしまうので、常にストックしています。
ちなみに、先ほどの金の胡麻ドレッシングで下味をつけて揚げた唐揚げと合わせるのも美味しい! 塩コショウした鶏モモ肉に金の胡麻ドレッシングを30分漬け込み、片栗粉と小麦粉をまぶしてカラッと揚げます。そこに姜葱醤をちょこっとのせると、またひと風味足されて満足感が上がりますよ!
●姜葱醤について、詳しくはこちら
4|火鍋風アヒージョがおすすめ!
「麻辣藤椒香醤(マーラータンジャオシャンジャン)」
お次は、山椒のピリッ! とした辛さが病みつきになる「麻辣藤椒香醤(マーラータンジャオシャンジャン)」。思わず噛んでしまいそうになる名前ですが、真っ赤なオイルをスプーンですくえば山椒や唐辛子にフライドガーリックがザックザク!
子供用に作った甘めの麻婆豆腐・チャーハン・焼きそば・ガーリックトーストなどを辛旨の大人味にするときなんかにちょい足しするもおすすめなんですが……
筆者が愛してやまない食べ方が、麻辣アヒージョ! 市販の簡単アヒージョのもとを使ってパッケージのレシピに沿ってお好みの具材をグツグツと煮立たせたところに、麻辣藤椒香醤をドバドバッと豪快に入れちゃうんです。
すると、いつものアヒージョが火鍋風に早変わり! オリーブオイルで煮込むアヒージョに麻辣の味……? と警戒されるかもしれませんが、いやこれが合うんです。アヒージョの常連具材であるシーフードやキノコも山椒などの香辛料の風味をまとい、新鮮なピリ辛中華火鍋アヒージョはやみつきの味ですよ。
そのほかには先ほどの金の胡麻ドレッシングと合わせて、冷やし担々麺のようにして食べるのもおすすめです。
こちらもぜひ唐揚げの下味に使ってみて欲しい! 辛みが強いので、漬け込みも15分程度で十分。片栗粉と小麦粉を絡ませて、強火でカリッと揚げましょう。もっと辛さが欲しいときは追い麻辣が最高! ビールやハイボールが欲しくなっちゃう危険な味です。
ちなみにキャンプ場でアヒージを作ったら、残った油は必ず凝固剤で固めるか新聞紙に吸わせて可燃ごみとして処理してくださいね。
●麻辣藤椒香醤について、詳しくはこちら
5|どこかで食べたあの味…
甘くてスモーキーな「バーベキューソース」
キャンプに欠かせないのが、この「BBQソース」! 実はこちら、子供も大人も大好きな某ファーストフードのあのソースに似ているとSNSでも話題になっているんです。
本家よろしくナゲットにディップして食べるのはもちろん、ウインナーにかけたりスペアリブ肉を漬け込んで焼いたりと王道のバーベキューメニューにフル活用できる便利なソースなんです。
ここで、とある思いつきを。ふとBBQソースと今回ご紹介した各調味料とを合わせてみたら……アリ! カレーと麻辣はピリ辛甘めのソースに、姜葱醤はさっぱりマイルドに。金の胡麻ドレは、さらにコクが深くなりました。
こんな風にオリジナルのディップソースを作ってみるのも楽しいですよ!
●BBQソースについて、詳しくはこちら
漬け込んで焼くだけ!
キャンプの時短飯にもフル活用
この5つの調味料を一気に味わえて、かつ時短にもなるというキャンプにおすすめのレシピが“漬け込み焼き”。塩コショウをした鶏モモ肉をジップロックに入れ、ここまでご紹介した調味料をもみこむだけ! これだけで鶏肉にしっかり下味がつきます。
調味料の配合やニンニク・ショウガをすりおろす……など下味の仕込みに面倒な工程はすべてすっ飛ばすことができるので、キャンプも時間に余裕を持って楽しめますよ!
左から、カレー・BBQソース・姜葱醤・麻辣・金ゴマの下味をつけた鶏モモ。さも時間をかけて仕込みをしてきたように見えますが、実際は揉みこみ作業3分、ほったらかしの漬け込み15分程度しかかかっていません。
それぞれの風味がいいアクセントになって、食べ飽きることない鶏モモソテーの完成です。カレーや麻辣の辛さはそこまで強くないですが、お子さんに食べさせるときはちょっと気を付けてあげると良いかもしれません。辛さがもの足りないときには、追いカレー&追い麻辣でどうぞ!
漬け込み焼きなら唐揚げと違って揚げ油の処理も要らないので、片付けにかかる手間や時間も少なくて済みますよ。
お願いだから一度使ってみて!
単体でももちろん美味しいけれど、掛け合わせるとどんどん美味しくなる不思議な業務スーパーの調味料。普段のメニューにちょっと加えるだけで、メニューの幅がグンと広がりますよ。ぜひあなたの一軍調味料に仲間入りさせて、オリジナルの味を見つけてみませんか?