
ちなみに収納サイズはこの通り。太さ12×16cmの筒状に収納できて、長さは1mを切るコンパクト性。これならクルマの荷室でも全然かさばりませんね。
まず価格がリーズナブル

ディテールを見ていく前に、スパッと価格を発表してしまいましょう。販売価格は税込で9,999円!
1万円以下で購入できることを踏まえて、このあと続々と出てくる機能をチェックしてください。きっと「コスパ最強」とうなるはずです。
あの名作をセットできる!

じつはアルミユニットテーブルは、スノーピークの「フラットバーナー」がセットできる仕様。これが前述した「驚きの機能」のひとつです。
調理テーブルとして使ってもいいし、鍋やグリドルを使って、温かい食事を囲むこともできますね。もちろん天板は熱に強い素材(アルミ)なので安心です。

本製品はアルペンアウトドアーズがリリースしたテーブル。しかしスノーピークのフラットバーナーが、これ以上ないくらいにフラットに収まっています。
とはいえ「スノーピークユーザーではないよ」というキャンパーも大勢いますよね。しかしご安心ください!


イワタニの「タフまる」もこの通り! タフまるは愛用者の多い名作コンロですが、高さがあるのでテーブル上では使いにくいという意見も……。
しかし本製品なら、ゴトクと天板とがほぼフラットに。調理しやすくなるのはもちろんのこと、深さのある鍋を囲むときに重宝するギミックです。

タフまるをはじめとするカセットコンロをセットするには、本製品に付属する「コンロラック」を取り付けます。
取り付けはいたって簡単で、たたまれた状態のコンロラックを広げて天板の下にフックするだけ。

このラックを取り付けておけば、カセットコンロをセットする予定がなくても、食器の収納などに有効活用できます。
天板下に収納用ネットを取り付けるワザが広く知られていますが、安定感のある金属ラックはやはり快適です。
アルミユニットテーブルを持ってキャンプイン!

驚きの機能はわかったものの、キャンプでの使用感はどうなのでしょうか? 実際にキャンプ場で検証してみます。
……驚きの機能はまだ続きますよ。
サッと展開できる

収納袋から各パーツを取り出しました。折りたたまれた脚と、同じく折りたたまれたコンロラックとアルミ天板が入っていました。

脚とテーブルフレームは一体型で、ぐい~っと広げることで天板をセットできる形状に展開されます。

組み立て自体はもう本当に簡単で、1分もあれば余裕で完成。スピーディな設営を実現するテーブルです。
またコンロラックを吊り下げたい場合は、組み立てのときに一緒にやってしまってもOK。
想像以上に軽量

テーブルの本体重量は3.6kgで、「コンロラック」を取り付けても4.4kg。数字だけではピンとこないかもしれませんが、実際に持ってみると見た目以上に軽く感じられました。
さすがはアルミをメイン素材にしているだけあります。
ところで画像では天板を持って持ち上げていますね。そう、天板はただフレームに乗せるだけではないんです。

フレームにはバネ式のロック機構があり、カチッとはまった天板はロックボタンを押さない限り外れません。
天板としっかりがっちりと一体化することで、全体の剛性がUPするように感じられました。
高級感のあるデザイン

マットな質感のブラックは、シックな高級感が漂います。軽量なアルミとは思えない見た目と手触りでした。
クールなブラックギアを効かせたテントサイトで、主役級の存在感を発揮するでしょうね。

ただひとつだけ注意点が。天板はアルミとはいえ、火から下ろしたばかりの熱々のフライパンやグリドルを置くことはできません。
必ず鍋敷きを使って、美しい天板を養生してあげましょう。
通常のテーブルとしてもおすすめ!

さてキャンプテーブルといえば、どんなロケーションでもほぼ必ず発生する問題がありますよね。それは「水平に設置するのが難しい」問題。
キャンプ場の地面はたいてい凸凹していて、多少なりとも天板が傾いてしまいがちです。

このキャンプ場では脚のひとつが地面から浮いてしまいました。こんなときは石や木片をかませるのが常套手段ですが、本製品ならもっとスマートに解決できます。

なんと4本の脚、それぞれの高さを調節することができるんです!

脚の内側には溝が掘られてあり、その奥をよく見ると細かなギザギザが……。ほとんど無段階と言ってもいい、細やかな長さ調節を可能にしています。
そうして4本の脚、それぞれを調節した結果が次の画像2枚です。


とかく転がりがちなCB缶が、天板の中央で微動だにしません……!
ちょうど天板の間に配置するような姑息なマネは必要ありませんでした。たとえCB缶の方向を変えても、ピクリとも動かない水平天板です。

ちなみに天板の高さ自体も大きく変更することができ、最高で61cmとなります。ハイスタイル、ロースタイルのいずれにも対応できて、その上ほぼ完璧に水平に。
たとえカセットコンロをインストールできなくても、めちゃめちゃ有能なテーブルなんです。
工夫を加えて使い勝手UP!

あとは天板まわりに吊り下げ収納なんてできれば文句なしですよね。残念ながらフックは装備してはいないのですが、100均のマグネットフックを取り付けるなど、自分で工夫できる余地があります。
何もかも製品まかせじゃつまらないし、自分なりのアレンジを楽しみたいところですね。
ハイスペックでリーズナブル!最強のテーブルじゃない?

人気のバーナーやカセットコンロをセットできる驚きのギミック。そして天板の水平を実現する機能性……。
それ以前に軽量で組み立て簡単、ビジュアルも上々の「アルミユニットテーブル」を紹介しました。おっと、1万円を切る高コスパも忘れてはいけませんね。
この春に手持ちのキャンプギアに加えたい、期待のニューフェイスです。
撮影協力:RECAMPしょうなん
Sponsored by アルペンアウトドアーズ