思わず見惚れたカッコ良さ…これは反則でしょう
写真左より「マイクロトーチ ACTIVE」右「スライドガストーチ ST-480C」筆者の愛用品
「キャンパーなら必ず一つは持っている」と言っても過言ではないSOTOのトーチ。かく言う筆者も愛用者の一人です。
SOTOのトーチは、小型で携帯性に優れ強風でも火が消えにくい点が人気の理由。焚き火やストーブ、蚊取り線香など、キャンプの色々な着火の場面で頻繁に活躍してくれます。
そんなSOTOの定番トーチに2024年新作「マイクロトーチEDGE(エッジ)」が仲間入り。これが既にトーチを持っていても、つい買い足したくなるほどソソる見た目なんです。
sunsetclimaxの浦田孝典氏が監修
出典:SOTO
今回のモデルは、建築、インテリアから人気キャンプギアブランド「sunsetclimax(サンセットクライマックス)」まで幅広く手がけている浦田孝典氏がデザインを監修。
国内外で多数のデザインアワードを受賞している浦田氏にSOTOからラブコールを送り、実現したんだそう。
無駄のないデザインながら、どこかメカニック感のあるエッジの効いた見た目は、流石の一言!
「マイクロトーチ ACTIVE」を基盤に、性能面もブラッシュアップされている本製品を早速レビューします。
SOTO マイクロトーチ EDGE
製品サイズ | 幅51×奥行19×高さ90mm |
---|---|
重量 | 83g |
材質 | 本体:亜鉛ダイカスト 点火ボタン/ガス調整つまみ:樹脂 |
発熱量 | 0.09kW(80kcal/h) ※当社実験室データによる。 |
火口径 | 16×12mm |
火炎温度 | 1300℃ |
使用燃料 | 経済的なカセットガス、ライター用ガス |
連続使用時間 | 20秒以上の連続使用はしないでください。 やけど、器具の破損の原因となります。 |
「マイクロトーチ EDGE」5つの感動ポイント
まずは、すでにトーチを持っていても欲しくなるポイントからご紹介。
1|所有欲をそそる「亜鉛ダイカスト」採用ボディ
なんと言っても最大の特徴は、メカメカしいマットシルバーカラーのボディ。これまでの樹脂パーツ主体のトーチとは異なり、強度に優れている亜鉛ダイカストを素材に使用しています。なんとも上質な雰囲気です。
重量は83g。参考までに「マイクロトーチACTIVE」の重量は45g。比べてみるとただ重さが増しているように思いますが、手に取ってみるとこの重量感が相まって、使用感の良さにつながっている印象です。
2|テーブルに置くときも安心のデザイン設計
既存のトーチ愛用者ならきっと感動するポイントがこちら。火口部分が浮いているのが伝わりますでしょうか?
これは、炎で熱くなった火口がテーブルに触れ、焦げてしまわないよう配慮された設計になっているんです。細やかな気遣いが落とし込まれています。
3|ノズル詰まりを軽減する!空気孔の位置を変更
既存の「マイクロトーチ ACTIVE」との違いも。底部には火力調整ツマミとガスの注入口があるのですが、それに加えて空気孔(“ハ”の字に配置された楕円形部分)が設けられています。
あえて空気孔を火口から一番離れているところに設定することで、着火時のススなどによるのノズル詰まりを軽減しているんだそう。
こういった設計のおかげで、長く愛用できる耐久性が期待できますよね。
4|燃料タンクに活性炭シート入り
出典:SOTO
じつはタンク内もブラッシュアップされています。「スライドガストーチ ST-487」に採用されている「活性炭シート」を内蔵。ガスの不純物を取り除き、ガスの流路のつまりを低減させることで火力低下が起こりづらい構造になっているんです。
つまり「マイクロトーチ EDGE」は、SOTOの人気ガストーチたちの良いところ取りな性能を持ち合わせているわけです。
5|さりげないストラップホール
写真右の「マイクロトーチ ACTIVE」には、本体右下にポコンとストラップホールがありますね。「マイクロトーチEDGEは、見た目にこだわり排除したのかな?」と思いきや……
こんなところにありました、ストラップホール。デザインに影響しない位置に設定されていて、これまた感動。
コンパクトなボディサイズ(幅51×奥行19×高さ90mm)なので、ストラップを取り付けるなどしてうっかり失くさないように気をつけたいですね。
定番機能もしっかり継承!
安心の火口キャップ
灰やホコリなどの侵入を防ぐための火口のキャップもそのまま。バッグやコンテナの中でも誤作動しにくいため安心感があります。
燃料は充てん式(CB缶・ライター用ガス・OD缶)
燃料は、CB缶・ライターガスの2種類なら本体の注入口から直接充てん可能。万一燃料切れになってしまっても即座に再利用できます。
OD缶の場合は、別売りのフィルアダプターを用意する必要があります。様々な燃料を使える点もありがたいですよね。
残量が確認できる窓
SOTOのトーチならもはや当たり前、燃料の残量確認ができる窓も標準装備。目視できるので、しっかりガス切れに備えることができます。
火炎温度はパワフルな1300℃
こちらも従来品と同じく火炎温度1300℃。耐風性のある集中炎のため、アウトドアのあらゆるシーンで活躍してくれるでしょう!
見た目だけでなく、機能面も抜かりない点が伝わりましたでしょうか。
この見た目で3,000円以下の高コスパ
素材も違うし、デザインもいいのでさぞかしお高いんでしょう、と思いましたがお値段はなんと2,970円。従来の「マイクロトーチ ACTIVE」定価2,255円と比べてもそれほど差がない、リーズナブルなプライスに抑えられています。
すでに持っていてもう一つ買い足したい、という方にもお財布に優しい価格ですね!
販売スタートは、2024年4月19日から
待望の新作は、2024年4月19日から「SOTO Premier Dealership Shop 」で発売開始。一般店頭発売は、2024年4月26日からです。
「SOTO Premier Dealership Shop 」とは、SOTO製品を多数取り扱う店舗の総称です。店舗リストはこちらからチェックしてくださいね。
機能もデザインも抜かりないトーチでした
誰もが持っている定番品だけに、毎シーズン変わることなく販売され続けてきたSOTOのトーチ。
たかがトーチではありますが、デザイン面で大きな進化を遂げた「マイクロトーチEDGE」。スタイルにこだわりたいキャンパーさんには気になるアイテムになること間違いないでしょう。
SOTO公式製品ページこちら
SOTO マイクロトーチ EDGE
製品サイズ | 幅51×奥行19×高さ90mm |
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重量 | 83g |
材質 | 本体:亜鉛ダイカスト 点火ボタン/ガス調整つまみ:樹脂 |
発熱量 | 0.09kW(80kcal/h) ※当社実験室データによる。 |
火口径 | 16×12mm |
火炎温度 | 1300℃ |
使用燃料 | 経済的なカセットガス、ライター用ガス |
連続使用時間 | 20秒以上の連続使用はしないでください。 やけど、器具の破損の原因となります。 |