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ソロだと焼き網を持って行くのが、ちょっとダルい…
炭焼きのお肉をキャンプで食べたいな〜と思うものの、バックパックでキャンプへ行く私にとって網を持って行くのにはちょっと抵抗が。大きいし、そもそもここまでの面積が必要なのだろうか? と疑問だったんです。
これ画期的!クルクル束ねられる焼き網を発見
そこで見つけたのがユニファーコーンのフォールディングBBQネット「ローストマスター」。その収納状態からは想像がつかないんですが、これコンパクトタイプの焼き網なんです。
これぞUL派の私が求めていたもの! というわけでさっそく入手して使ってみたので、詳細をレビューでご紹介していきます。
コニファーコーン ローストマスター
サイズ | アミ 168mm×168mm ハンドル 長さ:100mm 幅:30mm 高さ:20mm |
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収納時最右 | 長さ:170mm 幅:30mm 高さ:20mm |
重量 | 約160g |
素材 | ステンレス |
ソロに最適な焼き網「ローストマスター」の魅力
めちゃくちゃスリム!いろんな場所にスッと入る
ローストマスター最大の魅力は、何と言っても収納力! 収納状態は長さ17×幅3×高さ2cmとかなりスマートで、コンパクトなタイプであれば焚き火台とも一緒に収納できてしまうのが嬉しいポイント。
通常の網だと実現できなかったミニマム収納が、ローストマスターならできるんです。
サコッシュにも難なく入るほどコンパクト。徒歩キャンプはもちろんですが、バイクや自転車など荷物を極限まで軽量化したいスタイルにはぴったりなアイテムです。
サイズは小ぶりのフライパンほど
広げて組み立てた状態の大きさは16.8×16.8cmで、小ぶりなフライパンと同じくらい。一人でお肉を焼くには十分、というか私としてはジャストなサイズ感です。
また、重量は実測で146g。アルミのソロクッカーと同程度で、比較的軽い部類に入るでしょう。
サビに強く丈夫なステンレス製
材質は耐食性の高いオールステンレス製で、衛生面が気になる方にも安心です。また、ステンレスは強度も高い素材なのでガシガシ使うことができ、煤汚れがあるような焚き火との相性も◎。洗わず使うようなラフな扱いでも錆びにくいのは便利ですね。
ちなみに価格は2,200円。コンパクト収納で焼き面もジャストサイズ、強度も高いとなればお手頃価格と感じるのですが、肝心の使い勝手はどうでしょうか? さっそく試してみます!
組み立ててみる
まずはローストマスターの筒状の金具から、蛇腹になったパーツを取り出します。
ちょっと他では見かけない特殊な焼き網を構成するのは、この耐熱素材の波形バネと可動フレーム。バラバラと網を広げて、組み合わせていきます。
金具のパーツを回転させて網にハメ込むことで、カッチリ固定されるという仕組み。
持ち手はハンドル式なので、都度網に引っ掛けて使います。これで完成!
いざ!肉を焼いてみよう
併せて使ったのは、わずか139gのコンパクト焚き火台「ユークリッド」。果たして相性はどうなのか? さっそく使っていきます!
▼「ユークリッド」について詳しくはこちら
手持ちで焼けるから、ゴトクいらずで手軽
ハンドル付きのロースターマスターは、手持ちの炙りスタイルでサクッと焼けるのが嬉しい! 特に軽量コンパクトな焚き火台はゴトクが無いタイプも多いので、手持ちで焼けるのは助かります。
試しにお肉を焼いてみましたが、熱によって変形する気配もありませんでした。
脱着式ハンドルが地味に便利
ゴトクがある場合は脱着式ハンドルをうまく使って、ゴトクの上に網をセットさせてじっくり焼くと良さそうですね。今回はゴトクが無かったので薪の上に直接載せてみましたが、ユークリッドとローストマスターのバランス感が良かったこともあり問題なく安定していました。
ソロにジャストなサイズ感で、めちゃくちゃ効率的!
大きな焼き網と違って一度に焼ける量が少ないので、焼いて飲んで……の“ちょい飲み・ちょい焼き”ができる効率の良さも気に入ったポイント。
また、多めにお肉を置いたとしても脱着式のハンドルはどこにでもしっかり固定させることができるので、網の端っこにハンドルを取り付けて持ち上げたりも出来て便利でした。狙ったところに火を当てられるので、火加減の調節が難しい焚き火でも使いやすいですね。
焼き鳥を焼いてグビッとひと口……これ最高~! 使った後の片付けの簡単さも含めて、飲兵衛ソロキャンパーにも最高のアイテムではないでしょうか。
ハンドルが太めで持ちやすい
ハンドルのパーツが太めに設計されているので、指2本でも軽い力で持てて疲れにくいのも嬉しいポイント。細めの持ち手だと力を入れないと落ちてしまいそうで怖いので、こういった細部の工夫も優秀だなと感じます。
交差部分が無いから洗いやすい!
普通の焼き網と違って網目状ではないローストマスターは汚れが溜まりにくく、取れにくい溝などもなくとても洗いやすい!
キャンプ場の炊事場でタワシでガシガシ擦るだけでもかなり汚れが落ちるので、片付けにかかる時間も短縮できました。
洗える場所が無かったとしても、そのままジップロックに入るサイズなので入れておき、自宅で洗って乾かすなんていうことも可能です。
コンパクトで扱いやすくとても気に入ったのですが、使うにあたり知っておいた方が良い情報もご紹介しておきます!
快適に使うための知っトク情報
持ち手、熱くない!?
持ち手が短いため焚き火に当て続けると少しずつ熱くなってしまうので、革手袋はマストアイテム。
ただ、火ばさみを上手く使うことで持ち手のリーチを変えるという方法も。試してみたところ、PAAGO WORKS(パーゴワークス)の五徳トングがちょうど良い固定力でした。
同メーカーのグリル「パイロマスター」にジャストフィット
コニファーコーンには「パイロマスター」というグリルがあるのですが、同じメーカーだけあってローストマスターとの相性が抜群。
置いたときに安定するのはもちろん、パイロマスターの収納袋にもすっぽりと納まるのでセットで使うのもおすすめです。
コニファーコーン パイロマスター
サイズ | 幅:130mm 奥行き:110mm 高さ:158mm |
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収納時サイズ | 幅:123mm 奥行き:22mm 高さ:158mm |
重量 | 約490g |
素材 | ステンレス |
ソロならもう、いつもの網を使わなくなるかも…!
ローストマスターは小さな焚き火台にも合うし、収納もしやすく手入れも楽! とくに軽量スタイルのアウトドアには何かと都合がいいんです。もうソロキャンプで大きい網を使わすに済むかも……? 皆さんにもぜひ、この扱いやすさを体感してみて欲しいです。
コニファーコーン ローストマスター
サイズ | アミ 168mm×168mm ハンドル 長さ:100mm 幅:30mm 高さ:20mm |
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収納時最右 | 長さ:170mm 幅:30mm 高さ:20mm |
重量 | 約160g |
素材 | ステンレス |