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復刻した1台3役の火遊び道具「アイロンストーブ」を徹底レビュー!今購入できるおすすめ4選

「アイロンストーブ」ってご存知ですか? もともとアイロン……そう服のシワを伸ばすアイロンを加熱するために使われていた100年以上前の道具で、それがキャンプギアとして続々と復刻されているんです。

今回は新たな火遊びギアとして注目の高まるアイロンストーブを、実際に使ってみましたよ。

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目次

いま最注目のギア「アイロンストーブ」

ここ最近、キャンプ界でよく耳にする「アイロンストーブ」。そのまま「アイロンストーブ」で検索してみたところ、ずら~っと出てきたのは辞書のようなサイズと思しき、角形のランプ的なブツ。

これがいま流行りのアイロンストーブです。たくさんの製品が発売されているようですね。

もともとアイロンを温めるための道具

出典:Instagram by @thouswinds

アイロンストーブはもともと生活用品でした。電気のない時代、アイロンを温めるために使われていた道具とのこと。「アンティークアイロン」で検索すると、上に乗って温められていたアイロンを見ることができます。

そんなアイロンストーブが今、アウトドア用品として復刻され、人気を集めているんですね。キャンプでは調理の熱源として、明かりとして、そして暖房として活躍するのだとか。

ThousWindsの「ファイヤーダンスストーブ」がよさそう

出典:Instagram by @thouswinds

先ほど画像を引用させてもらったのは、こちらの製品。ThousWinds(サウスウィンズ)というブランドの「ファイヤーダンスストーブ」です。

アイロンストーブといえば5万を超える価格帯のものがほとんどなのですが、サウスウィンズのものは3万円以下比較的リーズナブルに購入でき、クチコミでの評判も上々でした。

これはぜひ使ってみたいですね。キャンパーとして一度はアイロンストーブを体験したいところです。

ThousWinds ファイヤーダンスストーブ

サイズ15.7×11×21cm
重量約1705g
材質304ステンレススチール、真鍮、耐熱ガラス
燃焼時間約8時間(タンク満タン時)
容量約400ml
使用可能燃料パラフィンオイル使用推奨

「ファイヤーダンスストーブ」をじっくり見てみた

こちらが現物です。商品の内容は本体、ゴトク、替え芯、そして三角レンチ(※)でした。

ゴトクは使用時には取り付け、運搬時には取り外すことができるというわけです。

※六角レンチのように見えますが、先端は三角です。

サイズはこんな感じ

ゴトクを取り付けました。各サイズはご覧の通りです。大きさは想像していたよりもコンパクトな印象。

燃料タンクよりゴトクの方が出っ張っている形状です。ゴトクを取り外すことで、若干コンパクトに収納できることがわかりますね。

細部をチェック

ディテールを見てみましょう。

1.ゴトクは回転式のレバー×2でしっかりと固定される

02.中央のレバーを上下から掴むとホヤを傾けることができ、着火できる状態に

03.サイドのノブを回転させることで、芯の高さを調整可能

04.タンク容量は400ml(燃焼時間:約8時間)

上記以外に気づいたことは、マットなブラックが非常に美しいということ。アクセントに真鍮パーツも効いていて、見ているうちに欲しくなるアイテムです。

燃料タンクはネジを外して開けることができるようです。ネジ山は見慣れない三角形ですが、これに対応するのが付属のレンチというわけです。

実際にキャンプに持って行ってみた

実際にアイロンストーブをキャンプに持って行ってみました。どのように使ってみたか、どう感じたのかをレポートしていきます!

パラフィンオイルが必要です

使用前、まずは燃料を注入しましょう。燃料はパラフィンオイルが推奨されています。灯油でもまあ大丈夫なんですが、ススが出て掃除が大変になるようです。

また燃料タンクの注ぎ口はだいぶ小さいので、漏斗(ろうと)は必須でしょう。このときはダイソーの「ロート3点セット」のミドルサイズを使いましたが、それでも狭かったので一番小さいサイズが適しています。

おっと、パラフィンオイルを注ぎすぎて溢れてしまいました! これはいけませんね。筆者はスキットルでもよくやらかします。

タンクの容量は400ml。確認したところ注意事項として「オイル漏れに繋がる可能性があるため、満タンではなく、3/4程度の燃料をタンクに注ぎご使用ください」と商品ページに記載がありました。

外側からどの程度入ったのか視認することはできないので、予め適量(300ml程度)を用意しておくべきでした。

点火のしやすさは秀逸

点火してみました。レバーを掴んでホヤを傾けると、画像の状態で固定されます。ガバッと開くのでオイルランタンよりも格段に着火しやすかったですね。

そしてこんなにも太い芯に点火するのは、何やら不思議な快感がありました。

燃焼が安定してきたところで、手をかざしてみました。これはかなり温かいですね。なるほど、これならアイロンもしっかり温まるでしょう。

1台3役で活躍するギア

アイロンストーブは、1台3役が売り文句となっています。冒頭でちらっと前述しましたが、調理の熱源として、明かりとして、さらには暖房として活躍するらしいんですね。というわけで実際に3役をこなしてもらいました。

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