記事中画像撮影:筆者
あのモンベルに「ビジネスシリーズ」があるって知ってる?
出典:montbell 写真のモデルは「ユティリティーバッグ」
登山用品をはじめ、様々なアウトドアギアで有名な「モンベル」。じつはラインナップのなかにビジネスシリーズがあるのをご存じでしょうか?
「ブリーフケース」や「キャリーバッグ」など、ビジネス用バッグを手掛けていることを筆者は最近知りまして。そのなかでも特に気になったのが「ユティリティーデイパック20」。
軽量で幅を取らず、折りたたみ傘も収納しやすいなど、電車通勤でのストレスがかなり減らせる優秀なバッグだったんです。
モンベル ユティリティー デイパック 20
素材 | 表地:330デニール・バリスティック®ウルトラ ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] 裏地:70デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] |
---|---|
重量 | 725g |
カラー | ブラック(BK)、ダークグリーン(DGN)、ネイビー(NV) |
サイズ | 高さ47 x 幅29 x 奥行き15cm |
背面寸法 | 47cm |
容量 | 20L |
まずは肝心の収納力をチェック
収納ボックスは4つある
ユティリティーデイパック20の大きな特長は、ポケット(ボックス)の多さ。大きく分けると4つのポケット構成になっているので、持ち歩きたいものを細かく仕分けすることができます。
①独立PCポケット…深さ48cm、2つ仕切り、クッション付き
②メインポケット…深さ46cm、キーフック・メッシュポケット付き
③オーガーナイザーポケット…深さ20cm、A5サイズ、ペンポケット付き
④傘ポケット
この4つに分かれています。
①クッション性のある独立したPCポケット
背面は15.4インチのPCが収まるポケットになっています。背中側にクッションが入っているので、ちょっとした衝撃から守ってくれるところも安心要素。
また仕切りもあり、PCポケットの前側には資料などを入れておくこともできます。
②マチありのメインポケット
こちらがメインポケット。A4より大きいB4がすっぽり収まるサイズで、大きめの本や書類などを入れておくのにちょうどいいです。
さらにメッシュポケットもついているので、PC充電器やメモ帳など細かいアイテムの仕分けも簡単にできます。
③オーガナイザーポケット
前面にあるオーガナイザーポケットは、3つの仕切りつき。お財布、名刺、鍵などを入れておくのにちょうどいいスペースです。
さらにペン差しがあるところが地味によくて、これがあるだけでだいぶ使い勝手がアップするんですよね!
④傘ポケット完備で、雨の日もストレスなし
下部には傘ポケットも搭載されているので、雨の日も安心。濡れた傘を普通のポケットとは別のところに入れられるので、PCや書類が濡れずに済むんです。
モンベルのスタッフさんいわく、モンベル社員も着用率が高いバッグで、この傘ポケットがとにかく重宝しているそう。
ちなみに、傘以外のアイテム収納にも良さそうだなと思い、500mlのペットボトルを入れてみました。ご覧の通り、ぴったり! このバッグにはドリンクポケットがないので、こういった活用方法もアリ。
愛用しているモンベルのインナーダウンの収納にも◎。寒い日はこの傘ポケットに上着を忍び込ませておくと取り出しもしやすく快適です。
収納力は、見た目以上! こんなに入ります
バッグの容量は20L。仕事帰りに筆者が大好きなサウナへ行くことを想定して、ビジネス用品の他にタオルやサウナハットも詰めてみましたが、それらを入れてもまだ少し余裕があるくらい。
これひとつで仕事とサウナを完結することができるのが嬉しすぎる……。ジム通いしている方にも重宝する収納力だと思います。
それに、使用後のタオルなど濡れたものは独立した傘ポケットへ入れられるところもすごくいい。ユティリティーデイパック20は見た目以上の「収納力」と「ギミック」が散りばめられているな〜と思います!
ほかにもスゴイところ4つ
収納力の高さ以外にも、アウトドア用品の開発で培ったノウハウを生かした、秀逸な機能が搭載されています。
1|底板調整付きだから、形が崩れにくい
メインポケットの底面をよく見てみると、調整可能な底板が。この底板には芯が入っていて、これを敷くことで底部の型崩れがしにくくなります。
2|超スマートかつ軽量設計
収納力に長けたポケットが4つもあるのに、横からみるとこんなに薄くスマート。奥行きは、500mlペットボトル1本分。奥行きが浅いところも、ユティリティーデイパック20の特長です。
本体の重さは、725g。ビジネスバッグのなかではなかなかの軽量クラスでしょう。さすが「軽量・コンパクト性」の高いギアを数多く開発してきたモンベルならではの仕上がりです。
3|破れにくい
表地の素材は「バリスティック・ウルトラ」が使われています。このバリスティック・ウルトラは、一般的なナイロン素材に比べ約3倍の強度があり、さらに20%も軽量化することができる素材なのだそう。
ノートPCや重たい書類を持ち歩くビジネスマンにとって、軽くて強いバッグは頼もしい存在ですよね。
4|キャリーケースにも連結できるぞ
バッグの背面には、キャリーケースに連結できるスリーブが搭載されています。このスリーブをキャリーケースのハンドルに通すだけで、バッグとキャリーケースを一緒に運ぶことができます。
筆者も実際にやってみたんですが、予想以上に安定感があって、ずれ落ちることなく移動できました。出張が多いビジネスマンに必須な機能も備わっています!
背負ったときのシルエットはこんな感じ
ファッションが大好きな筆者としては、バッグを背負ったときのシルエットも重要視していたポイント。荷物を詰めた状態で、背面・横・正面のシルエットを比較してみました。
背面から
まずは背面から。バッグの中身は先ほど紹介したビジネスアイテムとサウナ用品が入っていますが、たくさん詰めても底部の形が崩れず、きれいな形を保っています。
横から
横から見たときの、無駄のないシルエットもよき。こうしてみるとバッグの奥行きが浅いことが伝わりやすいと思います。
満員電車のなかって、パンパンのバッグを持っているだけでなんとな〜く視線が痛いというか、気まづい気持ちになってしまうのですが、これくらい薄型のバッグなら周りの方への圧迫を少しでも防ぐことができます。
前持ちスタイルでも抱え込みやすいので、腕の負担が少ないのもメリットかなと。
斜めから
斜めの角度から見ると、このような感じ。シンプルなボックス型であることがわかります。
ちなみに、背面には3Dメッシュが採用されていて、汗の掻きやすい夏場の通勤時でも蒸れにくい仕様。ここもグッときたポイント!
正面から
最後に正面からの図。チェストストラップなども省いたデザインなので、ジャケットの上から背負っても違和感がないと思います。
ショルダーベルトは薄めですが、クッション性があるので肩への負担を軽減してくれるところもいいんです。
前に抱え込んでみる
最後に電車で座ったときをイメージして、体の前で抱えてみました。
身長183cmの筆者の場合、バッグの横幅は肩幅より狭く、膝の上においた際も隣の方へ干渉しない大きさ。
しっかり荷物は入るけど、幅を取りすぎないサイズ感がとにかく絶妙です!
気になったのはこんなところ
少しだけ気になった点を挙げると、底板調整は付いているから底部の形は綺麗になるものの、スリムな構造がゆえ自立は難しいということ。
ただスリムなぶん軽量なので、地面に置くシーンも少なくなるのかと思います!
ビジネスマンに自身を持ってオススメできる
軽量で、スマートで、さらに収納力が抜群な「ユティリティー デイパック 20」。控えめな見た目とは裏腹に、ビジネスマンに嬉しい機能が盛りだくさんです。
筆者は容量20Lのモデルを選びましたが、このほか同シリーズに15L、25Lモデルもありますよ。
モンベルのビジネスバッグを新しい通勤の相棒として選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
モンベル ユティリティー デイパック 20
素材 | 表地:330デニール・バリスティック®ウルトラ ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] 裏地:70デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] |
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重量 | 725g |
カラー | ブラック(BK)、ダークグリーン(DGN)、ネイビー(NV) |
サイズ | 高さ47 x 幅29 x 奥行き15cm |
背面寸法 | 47cm |
容量 | 20L |