まず色移りについて
カレーを入れて数時間冷蔵し、その後1回洗浄したものと、未使用のものを比べてみました。
結果は見てのとおり。カレーの色がはっきりと移ってる……。
ですが、パッケージには「食品によってシリコーンが変色することがございますが、使用上は問題ありません」との記載あり。要は見た目の問題だけってことなのですが、人によっては気になるかもしれません。
におい移りは?
においもカレーだとわかるくらい残っていましたが、「食品のにおい移りが気になる場合は、お湯で薄めた食品用洗剤に数時間浸け置きし、その後よく洗い流してください」と書かれていたので、やってみることに。
4時間ほど浸け置きしたら、においはかなり和らぎました! ただスパイスの香りはどことなく残っていたので、そこから一晩浸け込んでみたらほぼ無臭に(香り付きの洗剤を使うとその香りは残りました)。
少し分かりにくいですが、色移りもだいぶ薄くなりました。
個人的には多少の変色であればまったく気になりませんが、どうしても色移りさせたくない方は、色移りしそうな食品を入れるのを避けましょう。
使用上の注意&コツ
他にも使っていて気をつけたいと思った点と、使用上のちょっとしたコツをまとめておきます。
圧迫には注意
袋の中の空気が残っていると上から圧力がかかったときに封がパンっと開き、中身が飛び出してしまうことがありました。食べ物を入れて持ち運ぶ際は、なるべく空気を抜き、強い衝撃にはご注意を。
自然開口だと、おたまが入れづらい
スタンドアップは自立するのでフリーハンドで入れることはできますが、口が大きく開くわけではないので、おたまは若干入れにくい……。後述しますが、ピンチロック部分が汚れると後々厄介なので、指で端をくいっと押して少し大きく開いて入れるのがおすすめ!
洗浄のときは隙間を念入りに
ピンチロック部分は凹凸が深く、ここに汚れが入り込むと洗うときに少々面倒でした。汚れてしまった場合はここを念入りに洗いましょう。
乾燥にはハンギングピンチが便利
洗浄後はハンギングピンチで吊り下げておくと早く乾かすことができます。筆者は100円ショップで購入したものを使いました。ロープなどいろいろなところに吊るせるので便利!
ちなみにマチがないタイプのスタッシャーもあるので、用途によって使い分けることもできますよ。
できることからコツコツと
世界的な海洋プラスチックごみ汚染が問題になっている現代ですが、自然の恩恵を受けているキャンパーこそ、少しずつ環境に優しいアイテムに切り替えていきたいもの。
エコな取り組みは、できることからコツコツと。繰り返し使えるスタッシャーは、地球を助ける行動につながる、キャンプでも便利なアイテムです!