アイキャッチ画像撮影:編集部
記事中撮影:筆者
めんどくさがりさん必見!持ち歩きたくなる三脚
出典:PIXTA
持ち運びが億劫な三脚。重いし、場所を取るし……撮影の仕事は別として、プライベートで持ち歩くには、少し気合がいります。
そんな億劫さを解消してくれる、ポケットサイズかつカラビナで携行できる便利なヤツを見つけちゃいました! それが、2023年12月に発売されたJOBYの「ハンディポッドクリップ」。
なんとこれ三脚なのですが、一本の脚がカラビナ仕様になっており持ち運び楽々! スマートフォンを固定できるアダプターが付属しており、「握る、立てる、ぶら下げる」3wayの使い方ができるんです。
アダプターを取り外して、1/4ネジを使い、コンパクトカメラやビデオライト、マイクの三脚としても活用OK。これって便利すぎない?
ということで今回は、アダプターを使いスマホで実際に撮影をしてみました。これ撮影はもちろん、スマホでのビデオ通話など普段の生活でもめちゃくちゃ使えるかも……!
JOBY ハンディーポッド クリップ
外寸 | 4.5×3.8×15.8 cm |
---|---|
自重 | 0.08kg |
耐荷重 | 0.5kg |
アタッチメント | 1/4"オスねじ |
材質 | アルミニウム、スチール、ガラス繊維強化ナイロン、TPE |
付属品 | スマートフォン用アダプター(幅64~98mm、厚さ11mmまでのスマートフォンに対応) |
スマホへの取り付け方法は?
たった重量80gの「ハンディーポッド クリップ」。80gってどれくらいかというと、白菜の葉1枚分くらいの重さです。バナナ1本が約85gなので、バナナ1本よりも軽い!
そんな軽量の三脚で、ちゃんと撮影できるのでしょうか? というわけで早速取り付けてみましょう。
10秒ちょっとで取り付けできる簡単設計!
まず、アダプターの部分を引っ張り、スマホをセッティングできる幅に広げます。アダプターの上半分を引っ張ると簡単に広げられます。強い力は不要で、スーッと引っ張れます。
次に、アダプターにスマホを挟みます。今回の撮影で使用したスマホは、「iPhone13 mini」です。
後ろのゴムストラップを引っ張って、スマホが外れないようにしっかり固定します。
ちょうど良いところでスマホを固定したら(少し強めにゴムを引っ張るのがおすすめ)、ゴムストラップを反対に返してアダプターの切れ目に差し込みます。
これでスマホを「ハンディーポッド クリップ」にセッティング完了です! 強い力も、特別難しい工程もなく、10数秒でセッティングできました。
実際に使ってみた
握って使う
三脚の足を折り畳んで1本の棒状にし、握ってハンドグリップとして使ってみました。グリップを付けることで、以下のようなメリットが生まれます。
- ・安定する:手振れを軽減
- ・操作の簡素化:撮影中の不意のタッチなど、誤操作を防ぐ
- ・疲労軽減:手や手首の疲労を軽減
- ・よりクリエイティブな撮影角度:グリップを付けることで、地面に近づけたり、少し高いポジションから撮影したりと、より自由度の高い撮影が楽しめる
筆者は、これまでハンドグリップや自撮り棒を使ったことがなかったのですが、グリップを付けてスマホで動画を撮影すると、撮影に集中できて自由度が増し、期待以上に良かったです。
なんで今まで使わなかったんだろう……とさえ思いました。
立てて使う
筆者が一番使う使い方です。ビデオ通話のときに、手持ちのままだと手がふさがって大変なので、こうして三脚を使います。外出先で子どもたちと動画を見るときにも重宝します!
家族や友人との自撮りにも三脚はとっても便利です。
どこかに固定して撮影できなくもないのですが、倒れてしまったり、角度や高さを調整するのに一苦労……。三脚があると、安定してスマホを固定できて、さっと自撮りができるので楽ちん!
手振れを防ぎたい暗いシーンや夜景、星空の撮影にも良さそうですね。近頃のスマホは性能が良いので、プラスして三脚があれば、カメラ顔負けの夜景や星空写真が撮れちゃいそうです。
スマホの向きは、自由自在!
出典:JOBY
ちなみにセルフロック式ボールヘッドを採用しているため、変幻自在にスマホの向きを変えることができ、縦向きでの仕様も可能です。Tiktokなどスマホを縦向きで動画撮影するときにも便利ですよね。
「スマホストラップが頼りない」との意見も…実際どう?
この「ハンディーポッド クリップ」を使ってみる前に、「スマホ用ゴムストラップが頼りない」というレビューを見ていたので「スマホを固定しても不安定なのかな……?」と気になっていました。
でも実際使ってみると、頼りなさを感じないくらいしっかりと固定されていて、ある程度アクティブな撮影にも使えます。筆者は、スキー場での追い撮りに使ってみたのですが、問題なく使えました! 歩きながらの撮影でも、スマホが落下する心配もなかったです。
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください!
アクションカメラ用もあるよ!
出典:JOBY
よりアクティブな撮影に使いたい人におすすめなのが、「ハンディーポッド クリップアクション」です。
「ハンディーポッド クリップ」との違いは、GoProなどのアクションカメラを固定できるアダプターが付属している点。同じところは、アダプターを取ると、1/4ネジを使い、コンパクトカメラやビデオライト、マイクの三脚としても活用できる点です。
スマホ派は「ハンディーポッド クリップ」、アクションカメラ派は「ハンディーポッド クリップアクション」を選ぶといいでしょう。
JOBY ハンディーポッド クリップ アクション
外寸 | 4.5 x 3.2 x 15.2 cm |
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自重 | 0.06kg |
耐荷重 | 0.5kg |
アタッチメント | 1/4"オスねじ |
材質 | アルミニウム、スチール、ガラス繊維強化ナイロン、TPE |
付属品 | ピンジョイントマウント(アクションカメラ用アダプター) |
フッ軽な三脚で、フッ軽に撮影を楽しもう
出典:JOBY
カラビナ付きというのが、なんともグッと惹かれる「ハンディーポッド クリップ」。軽いだけじゃなく、高品質の機能も持ち合わせているので、フッ軽にどこでも持ち運びたくなります。
カラビナを使って、バックパックや、パンツのベルトループに通して携行したり、キャンプ用品のどこかにひっかけておいても良いかも。
少し敷居の高かった三脚撮影を身近なものにしてくれる「ハンディーポッド クリップ」を持ち歩いて、写真や動画で思い出を残しませんか?
JOBY ハンディーポッド クリップ
外寸 | 4.5×3.8×15.8 cm |
---|---|
自重 | 0.08kg |
耐荷重 | 0.5kg |
アタッチメント | 1/4"オスねじ |
材質 | アルミニウム、スチール、ガラス繊維強化ナイロン、TPE |
付属品 | スマートフォン用アダプター(幅64~98mm、厚さ11mmまでのスマートフォンに対応) |