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キーホルダーサイズから変形展開!レザーマンの多機能ハサミがマルチに使える

アメリカ発のLEATHERMAN(レザーマン)といえば、多機能を極めたマルチツールを揃える老舗ブランド。

そのラインナップのなかで最もロングセラーなのが、意外なことに小さなハサミ型ツールなんです。本記事ではこの度、新色で生まれ変わったハサミ型ツール「MICRA」を紹介します!

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目次

ポケットサイズどころじゃない「MICRA」

LEATHERMAN(レザーマン)といえば、プライヤーが目を引くマルチツールで知られています。しかしこちらの「MICRA(マイクラ)」は、日常的に使用頻度の高いハサミをメインツールに据えた製品

発売は前世紀の1996年までさかのぼり、数あるレザーマンのラインナップのなかでも随一のロングセラー。高い人気を誇る「キーチェーンモデル」です。

    LEATHERMAN MICRA

    全長6.5cm(収納時)
    材質ステンレススチール
    ナイフ刃渡4cm
    重さ51g

    「キーチェーン」と言うだけあって、キーホルダーとして使えるレベルの小ささ。ツールが収納された状態は全長わずか6.5cmで、ポケットサイズどころか指先サイズ……消しゴムほどの大きさです。

    そして重量はたったの51g。これはどのくらいの重さかと言うと、ポテトチップス1袋よりも余裕で軽量です。

    このたびカラバリが一新

    マイクラは2022年に一度廃盤になったのですが、高いニーズに応え、このたびカラーを一新して生まれ変わりました。新カラーはご覧の4色。上からArctic/Slate/Navy/Cheryです。

    塗装方法も見直され、ミリタリー界隈でおなじみの「セラコート塗装」を採用。これは熱に強くはがれにくい塗装技術で、マットな質感が特徴です。

    かつては光沢のあるメタリックなカラー展開でしたが、アウトドアになじむ雰囲気となりました。

    自宅でもフィールドでも多方面で活躍

    キャンパーの皆さんは、ナイフはこだわりを持って選んだと思います。しかし包装などナイフで切りにくいものは確かに存在し、「ちょっと糸を切りたいだけ」といったナイフを取り出すまでもないシチュエーションでは、さっと広げられるハサミが役立ちます。

    さらにマイクラが内蔵するツールは、ハサミだけではありません

    ハサミだけじゃない!MICRAのツールたち

    刃渡り4cmのナイフを搭載していて、細かなカット作業なら問題なく対応可能。フルーツのヘタを切り取るようなシーンでは、大きなナイフよりも重宝するでしょう。

    こちらは栓抜きツールを使っているシーン。ハードクーラーには栓抜きが付いていることが多く、それを頼りにしているキャンパーも多いと思いますが、寒い季節はソフトクーラーで済ますこともありますよね。で、「栓抜きがない!」に陥ることが……。

    指先サイズのマイクラがあれば、瓶ドリンクの前で途方にくれる心配がありません。

    ドライバー類は3ツールも搭載しています。急にドライバーと言われても、使用シーンがパッと浮かびはしないとは思いますが、困ったときに役立つのがマルチツール。「転ばぬ先の杖」がポケットに入っているかどうかは、大きな違いです。

    マイクラが搭載するツール数は10。全機能をまとめると次の通りです。

    ハサミ/420HCステンレスナイフ/マイナスドライバー(XS)/マイナスドライバー(M)/フラットプラスドライバー/爪ヤスリ/爪クリーナー/ピンセット/定規(12cm/4.7インチ)/栓抜き

    ちなみに筆者は旧カラーの本製品を持っていて、Amazon箱の開封や家庭菜園で愛用しています。じゃがいもの花を摘む、ミニトマトを収穫する……といった場合に、ポケットに入るハサミが重宝するんですよね。

    アウトドアに限らず、日常的に活躍するツールだと断言できます。

      LEATHERMAN MICRA

      全長6.5cm(収納時)
      材質ステンレススチール
      ナイフ刃渡4cm
      重さ51g

      公式ホームページはこちら

      レザーマンのハサミといえば「RAPTOR」

      さてレザーマンのハサミ型ツールといえば、世界的に評価されているのがこちらの「RAPTOR(ラプター)」。せっかくなのでハサミつながりでご紹介します。

      ラプターは医療用のメディカルシザーをベースに、レスキュー隊員のための複数機能を盛り込んだマルチツール。救急の現場では衣類をカットする必要に迫られることがあり、デニムでもレザーでもカットできる、特殊で強力なハサミを搭載しています。

        LEATHERMAN RAPTOR

        全長12.7cm(収納時)
        ハサミ部4.8cm
        材質ステンレススチール(本体)・ガラス繊維入り樹脂(ハンドル)・タングステンカーバイド(窓ガラス割り)
        重さ164g

        RAPTORにも新カラーが追加

        そんなラプターにも、このたび新カラーが4つ追加されました。もともとカラーが豊富な製品だったので、カラバリは今回の新カラーを含めて全10色に。

        「プロが使うような道具に、なぜそんなに多くのカラーが?」と思われるでしょうが、アメリカではプロ用であるだけでなく、一般的にも人気が高いからです。その理由は、このあとすぐに触れます。

        自分に関係あるレスキューツール

        こちらはレスキューのシーンで使われている様子。ハサミの他にも6つのツールを搭載していて、酸素ボンベのレンチとしても使うことができます。

        ……ますます一般の生活には関係ない気がしてきますが、ラプターは愛車に積んでおきたいツールを備えているんです。

        緊急事態に備えてクルマに積んでおきたい

        ドアが開かない状況で車に閉じ込められた場合、あるいは閉じ込められた人やペットを救出する場合に役立つのが、「窓ガラス割り」ツール。タングステンカーバイト製の突起により、苦労なく窓ガラスを割ることができます。

        また「シートベルトカッター」というツールもあるので、シートベルトが外れないときも本製品を使って脱出できます。

        指輪を切る、というニッチな機能も!

        もちろん万が一の交通事故の際には、応急処置のために衣類をカットする必要もあるでしょう。指輪をしている指を痛めて腫れてきたときには「リングカッター」の出番です……というふうに、アメリカでは愛車に備えるエマージェンシーツールとして人気が高いんですね。

          LEATHERMAN RAPTOR

          全長12.7cm(収納時)
          ハサミ部4.8cm
          材質ステンレススチール(本体)・ガラス繊維入り樹脂(ハンドル)・タングステンカーバイド(窓ガラス割り)
          重さ164g

          公式ホームページはこちら

          レザーマンがある暮らしを!

          この流れは日本にも上陸しつつあり、ラプターはSUVオーナーの間で密かに注目されているようです。確かなことは言えませんが、条件的には銃刀法にも抵触しません。

          ということで今回は、レザーマンのハサミ型ツール2製品を紹介しました。とくにキャンプでも日常生活でも役立つマイクラは、持っておいて損はないと思います。ぜひご検討ください。