ソロキャンプでのバーナーの「最適解」ってなんだろう?
今回のテーマは、「ソロキャンプでのバーナーどうする?問題」。キャンプ料理に必須のガスバーナーは様々なメーカーから出ていますが、みなさんはどんなアイテムを使っていますか?
筆者は料理好きで、OD缶やCB缶のコンパクトバーナーから灯油式のバーナーまで、さまざまなタイプを使ってきました。
筆者の場合、活躍の場面が多かったギアがイワタニの「焼き上手さん」。少人数はもちろんグループキャンプでもなどでも大活躍でした。
いま思えば、キャンプ仲間の間でもユーザーの多いイワタニのバーナー。なかでもとりわけ愛用者が多いアイテムが「タフまるJr.」でした。
アウトドショップはもちろんホームセンターでも購入できるので、目にしている方も多いのでは? 「ソロキャンプでの最適解」と推す声も多い、この「タフまるJr.」の魅力を改めて掘り下げていきます!
今回、ユーザーの人気を受けて本格発売された専用ソフトケースの使用感もレビューしますので、最後までお見逃しなく!
傑作「タフまる」のミニ版として誕生
「タフまるJr.」は、イワタニの殿堂入りカセットバーナー「カセットフー タフまる」の小型版として2020年9月に発売。
従来品に比べ約33%軽量に。サイズもコンパクトになり、キャンパーはもちろん家庭用のコンロとしても大ヒットしたアイテムです。
ちなみに、今回撮影に使用した「タフまるJr.」は、公式オンラインショップ「イワタニアイコレクト」限定販売のレッドカラー版です!
まずは基本スペックをおさらい!
本体サイズは286 × 192.5 × 122mm。ちょうどA4用紙ぐらいの設置面積で、テーブルのスペースを広く使うことができます。
重さは約1.6キロ。500ミリのペットボトル3本分程度の重さなので、小学生でも片手で持てる重さです。最大火力は2000kcal/hで、キャンプや家での一般的な料理に困らない十分な火力があります。
バツグンの安定感
コンパクトバーナー使用時に、お鍋がゴトクから滑り落ちて料理が台無しに……というのは“キャンプあるある”のひとつ。とくにゴトクの小さなバーナーに大きなクッカーを置くと起きがちです。
「タフまるJr.」の場合は、家庭用ガスコンロに近いゴトクの形状と、どっしりとした低重心ボディなのでその心配もありません。
鉄製のダッチオーブンなどの重くて大きいクッカーも安心して使えます!
鉄壁の耐風性
そして、なんといっても特筆したいのが、風防一体型のこのゴトク。
これは耐風性に定評があった「タフまる」から踏襲されたもので、どの方向から風が吹いても安定した火力をキープしてくれます。
風の強いシーンで困るのが、バーナーの火力が安定しないこと。風も強いし、料理もなかなかできないなんてしんどいですよね?
また、しっかりした耐風性があれば炎が風に煽られ周囲に引火するリスクも減らせるので、安全面でも「タフまるJr.」はおすすめの一台といえます。
豊富なオプションも魅力!
また、オプション調理器具が多数ラインナップされているのも「タフまるJr.」の魅力です。
焼き肉プレートやたこ焼きプレート、おひとり様鍋に便利なミニ鍋など、さまざまなアイテムがチョイス可能。「タフまるJr.」と組み合わせることで調理の幅が広がります!
「タフまるJr.」にぴったりの「ミニダッチオーブン」
そんな数あるオプション品のなかでも、とくに「タフまるJr.」とセットで紹介したいアイテムがこの「ミニダッチオーブン」。
イワタニの立ち上げたアウトドアラインFORE WINDS(フォアウィンズ)の人気アイテムで、このめずらしいスクエア形状が「タフまるJr.」と相性抜群なんです!
「タフまるJr」と相性抜群の形状
注目していただきたいのが、底面の形状。X型に溝が設けられており、これが「タフまるJr.」のゴトクにしっかりフィット! これにより、鍋を中央に置きやすく、横滑りも防いでくれています。
軽くてメンテもラクラク
約1.2キロという軽さも本作の大きな魅力です。
素材は鉄製ではなくアルミ製のため、シーズニングも不要。内面はフッ素樹脂加工が施されているので、食材のこびりつきも少なく洗い物も楽ちんです。
重さとメンテナンスの手間から、ダッチオーブンを敬遠していたという方にもおすすめしたいところ。
さまざまな料理がコレひとつで
また本作は、汎用性高く使えるコンボクッカーになっているのも魅力です。というのも、フタをひっくり返してフライパンとして使うことができるんです。
キャンプの朝に鍋本体で汁物を作り、フライパンでハムエッグを作るなんてことも可能。ひとつのアイテムで幅広い使い方ができると活躍のシーンも多くなります。
✔️「ミニダッチオーブン」の詳細はこちらをチェック
そんなアイテムにフィットする待望のソフトケースが登場!
これだけでも十分なのですが、なぜこれが「ソロキャンプの最適解」として改めておすすめしたいのかと言うと……なんと今回イワタニと、株式会社バイタルジャパンが展開するブランドCamper’s adventureとのコラボにより誕生したソフトケースが本格発売されたからなんです!
付属のハードケースもいいけど……
「タフまる」シリーズといえば頑丈な樹ハードケースが付属するというのがポイントのひとつなのですが、ユーザーからは「ガス缶や調理ギアもまとめて持ち運びできるケースが欲しい」という声があったそうなんです。
ユーザーの声から生まれたこだわりケース
そんな声から生まれたのが、このイワタニ監修のソフトケース。
2段式の構造になっており、下段に「タフまるJr.」をぴったり収納可能で、上段には予備のガス缶や調理ギアもまとめて収納できる仕様になっています。
ここからは、イワタニのアイテムを使っている方ほど恩恵の大きい、このこだわりケースの魅力を掘り下げていきます!