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9種類のキャンプマット

キャンプマットのおすすめランキング!軽量で高コスパの人気商品は?

キャンプマットとは、一般的にテント泊や車中泊のときに寝袋の下に敷くマットを指します。メーカーや販売店によっては「テントマット」「インナーマット」「スリーピングマット」「寝袋マット」といった名称になっていることもあります。

この記事では、どんなマットを買うべきか迷っている人に向けて、人気メーカーのキャンプマットを比較・検証し、使用シーン別のおすすめランキングを紹介!

選び方のポイントや、代用に使えるアイテムなどの役立つ情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

アイキャッチ画像出典:筆者

キャンプマットを使うメリットとは?

テント内に敷かれたキャンプマット

撮影:筆者

皆さんはテント内、キャンプの寝室にはどんなマットをお使いですか? これからキャンプを始めようという方、キャンプであまり寝られないという方は、睡眠の質を大きく左右するマットに注目してみましょう。

キャンプマットを使うと、以下のようなメリットが得られます。

キャンプマットを使うメリット

1. 凹凸した場所でも快適な寝心地を実現!

2. 断熱効果により底冷えを防止!

1. 凹凸した場所でも快適な寝心地を実現!

砂利の上に敷かれたキャンプマット

撮影:筆者

キャンプ場の地面はフラットとは限りません。山間や林間のサイトでは木の根があったり、河川敷では砂利や石などがあったりして、地面に凹凸がある場合も。

キャンプマットを使うと注入した空気や柔らかいフォーム材が、寝心地を不快にする地面の凹凸を吸収してくれるというメリットがあります。

2. 断熱効果により底冷えを防止!

芝生の上に敷かれたキャンプマット

撮影:筆者

冬場はもちろん、春・夏・秋の3シーズンのキャンプでも、夜になると地面からの冷気で底冷えすることがあります。

キャンプマットはクッション性に加え、断熱性のある素材が使われているものが多いので、地面からの冷気を遮断してくれる点もメリットです。

キャンプマットの選び方

梱包された9種類のキャンプマット

撮影:筆者

実際にキャンプマットを選ぶにあたってポイントとなるのが以下の4点です。

キャンプマットの選び方のポイント

1. 種類

2. サイズ
3. 機能性
4. 携行性

1. 種類

キャンプマットには大きく分けて以下の3つの種類があります。それぞれの違いを理解しておきましょう。

キャンプマットの主な種類

・インフレーターマット

・エアーマット
・クローズドセルマット

インフレーターマット

インフレーターマットのバルブ

撮影:筆者

インフレーターマット (インフレータブルマット)とは、中にスポンジ状のフォーム材が入っており、マットの端につけられたバルブを開くことで自動的に膨張するキャンプマットです。

フォーム材が内蔵されている分、収納サイズは大きいですが、クッション性に優れており、快眠を重視する方におすすめのタイプです。

▼インフレーターマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

エアーマット

エアマットに小型ポンプで空気を入れる

撮影:筆者

エアーマット は、中に空気を入れて膨らませるタイプ。空気を入れる量によって硬さの調整ができます。

空気を抜くと小さく折りたためるので、収納性を重視する方におすすめ。以下のような小型のポンプがあると設営も簡単に済むでしょう。

▼エアーマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

クローズドセルマット

床に並べた3種類のクローズドセルマット

撮影:筆者

クローズドセルマット は、クッション性のあるフォーム材でできたマット。マット自体の凹凸で地面の凹凸を吸収するほか、身体とマットの間に通気性を保ち、快適な睡眠をサポートしてくれます。

空気を入れる手間がいらず、パッと広げるだけで使えるので、設営のしやすさを重視する方におすすめといえます。

2. サイズ

重ねたキャンプマットの上で寝る人

撮影:筆者

キャンプマットのサイズは、キャンプスタイルに合わせて選ぶことが重要です。たとえば、車移動のファミリーキャンプであれば、家族の人数や身長などを考慮する必要があります。

インナーテントの面積に余裕があるファミリーサイズのテントなら、幅が広めのセミダブルサイズや、2人用のダブルサイズなど、大きめのマットを選ぶと快適性が増すでしょう。

また、シングルサイズを複数枚使用する場合、マット同士を連結させてズレを防止できる機能があるものを揃えれば、段差や隙間がなくなり、快適に過ごすことができます。

小型テント内に敷かれたマット

撮影:筆者

そのほか、ソロやデュオなど少人数のキャンプでは、小型のテントが好まれる傾向にあります。

テントの床面積が小さい1〜2人用のテントで寝る場合は、マットを広げるスペースがあるかしっかりと確認することが大切です。

3. 機能性

屋外でキャンプマットを使用するときに重要な機能としては、主に以下の2つが挙げられます。

キャンプマットの機能性に関する注目ポイント

・断熱性(R値)

・防水性

断熱性(R値)

キャンプマットのR値表示

撮影:筆者

睡眠時の体感温度について「寝袋があるから大丈夫!」と思っていると痛い目に合うことも。地面側は自分の体重により寝袋の厚みが潰されるため、下にマットを敷かないと冷気がダイレクトに伝わりやすくなります。

一般的には地面から離れたほうが断熱効果が高まるため、厚みのあるキャンプマットほど断熱性が高くなる傾向にあります。

また、メーカーによってはマットの「R値(熱抵抗値)」が明示されていることがあります。R値は断熱性の高さを表す指標で、数値が大きくなるほど地面からの冷気を遮断する性能が高いといえます。

防水性

水を弾くキャンプマット

撮影:筆者

アウトドアでは地面が濡れていたり、急に雨が降ったりすることもしばしば。また、テントの中で飲み物をこぼしてしまうなどのハプニングも起こり得ます。

寝床が濡れてしまうと快眠の妨げになってしまいますが、PVC加工TPUコーティングなどが施された防水性の高いキャンプマットなら、濡れてもサッと拭くだけで簡単にお手入れできるでしょう。

4. 携行性

荷物をコンパクトまとめたい場合、以下のようなキャンプマットの持ち運びやすさに影響するポイントも考慮しましょう。

キャンプマットの携行性に関する注目ポイント

・収納サイズ

・重量

収納サイズ

パッキングした荷物とキャンプマット

撮影:筆者

登山やツーリング、徒歩移動が多いキャンプなどでは、折りたたむとコンパクトになるキャンプマットが有利です。

本格的な登山向けのアイテムとして、身体全体ではなく上半身のみをカバーするタイプのキャンプマットもあります。

重量

軽量なモンベルのキャンプマット

撮影:筆者

車に積載するだけならそれほど意識する必要はないかもしれませんが、バックパックなどに入れて持ち運ぶ場合はなるべく軽いものを選ぶことが大切です。

マットは厚みのあるほうがクッション性や断熱性が増しますが、基本的には厚いマットほど重く、収納サイズも大きくなる傾向があるので、用途によっては寝心地だけでなく、携行性にも注目しましょう。

キャンプマットのおすすめランキング

キャンプマットの比較

撮影:筆者

それでは、待望のキャンプマット比較! 筆者が人気メーカーのキャンプマット9種類を実際に使用して、おすすめランキングを作成しました。

比較・検証のポイントは以下の5点です! さて、気になる結果は……?

キャンプマットの比較・検証ポイント
チェックポイント
1. 寝心地寝たときの快適性
2. 機能性断熱性や防水性のレベル
3. 携行性収納サイズと重量
4. 設営スピード設営するまでの時間
5. コスパ価格と性能のバランス

人気モデル9選を比較!

キャンプマットの人気モデル比較表
商品名
  • コールマン
  • キャンパーインフレーター
  • マット シングルⅢ
  • スノーピーク
  • キャンピングマット2.5w
  • DOD
  • ソトネノキワミ S
  • モンベル
  • U.L. コンフォートシステム
  • エアパッド 180
    • ロゴス
    • テントフィット
    • ウェーブマット・SOLO
      • コールマン
      • コンフォートエアー
    • マットレス S
  • サーマレスト
  • Zライトソル
  • ニーモ
  • スイッチバック
  • レギュラー
  • キャプテンスタッグ
  • EVAフォームマット
商品画像キャンパーインフレーターマット シングルⅢキャンピングマット2.5wソトネノキワミ SU.L. コンフォートシステム エアパッド 180テントフィットウェーブマットコンフォートエアーマットレスZライトソルスイッチバック レギュラーEVAフォームマット
種類インフレーターマットエアーマットクローズドセルマット
寝心地★★★★☆★★★★☆★★★★★★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆★★☆☆☆★★☆☆☆★★☆☆☆
機能性★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆★★★★☆★★★☆☆
携行性★★★☆☆★★★☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆
設営スピード★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★★★☆☆★★☆☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★
コスパ★★★★☆★★★☆☆★★★★★★★★★☆★★☆☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆★★★☆☆
商品情報商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る商品情報を見る
※上記の表は右にスライドできます。星の数は検証結果をもとにした筆者の主観的な評価です。

上記のとおり、今回使用したのは「インフレーターマット」「エアーマット」「クローズドセルマット」の代表的な商品たち。

筆者の好みも踏まえた主観的なランキングではありますが、ぜひ参考にしてください!

コスパを含めた総合力はDOD「ソトネノキワミ S」が1位!

砂利に敷いたDOD「ソトネノキワミS」の上に寝る人

撮影:筆者
【総合力】
キャンプマットのおすすめランキング
1位DOD
「ソトネノキワミ S」
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2位モンベル
「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」
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3位ニーモ
「スイッチバック レギュラー」
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※ランキングは検証結果をもとに筆者の主観で作成したものです。

圧倒的な寝心地に、枕やカバーなど痒いところにも手の届いた仕様のDOD「ソトネノキワミ S」が堂々の1位!

ただし、収納性では劣るため、積載に余裕があり、最高の寝心地を求めるオートキャンプ向きのチョイスです。

2位にはコンパクトながら妥協のない寝心地を実現したモンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」がランクイン。

3位は僅差でニーモの「スイッチバック レギュラー」。スペックはサーマレスト「Zライトソル」とほぼ同等ですが、より安い価格で入手しやすいスイッチバックを上位にしました。

徒歩移動が多いキャンプはモンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」が1位!

砂利に敷いたモンベル「U.L. コンフォートシステムエアパッド 180」の上に寝る人

撮影:筆者
【徒歩移動が多いキャンプ】
キャンプマットのおすすめランキング
1位モンベル
「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」
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2位ニーモ
「スイッチバック レギュラー」
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3位サーマレスト
「Zライトソル」
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※ランキングは検証結果をもとに筆者の主観で作成したものです。

圧倒的な収納のコンパクトさと軽量さを誇るモンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」が1位! 徒歩移動ではサイズに加えて重量も大切な要素になります。

2・3位には、パフォーマンスの高いクローズドセルマット、ニーモ「スイッチバック レギュラー」とサーマレスト「Zライトソル」を選出。

収納サイズではエアーマットのほうが優れるものもありましたが、重量や空気を入れるためのポンプも徒歩移動では難点となるため、設営の簡単なクローズドセルマットを選びました。

車移動が多いキャンプはDOD「ソトネノキワミS」が1位!

砂利に敷いたDOD「ソトネノキワミS」の上に寝る人

撮影:筆者
【車移動が多いキャンプ】
キャンプマットのおすすめランキング
1位DOD
「ソトネノキワミ S」
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2位コールマン
「キャンパーインフレーターマット シングルⅢ」
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3位スノーピーク
「キャンピングマット2.5w」
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※ランキングは検証結果をもとに筆者の主観で作成したものです。

総合力でも1位のDOD「ソトネノキワミ S」は車移動向き。収納性をそれほど考慮しなくて良い場合におすすめです。

同様に寝心地を重視すると、フォーム材が入っていて身体を優しく包み込んでくれるインフレーターマットが上位となりました。

コストを考慮して、2位がコールマン「キャンパーインフレーターマット シングルⅢ」、3位がスノーピーク「キャンピングマット2.5w」という順位に。

車中泊はコールマン「コンフォートエアーマットレス S」が1位!

車のシートの上に敷かれたコールマン「コンフォートエアーマットレス」

撮影:筆者
【車中泊】
キャンプマットのおすすめランキング
1位コールマン
「コンフォートエアーマットレス S」
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2位DOD
「ソトネノキワミ S」
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3位スノーピーク
「キャンピングマット2.5w」
商品情報を見る
※ランキングは検証結果をもとに筆者の主観で作成したものです。

車中泊ではシートの凹凸を吸収してくれる厚みのあるマットが圧倒的に有利。コールマン「コンフォートエアーマットレス S」を1位に選出しました。

また、車内では手軽に電源を取ってポンプを使いやすいことから、大容量エアーマットの設営も苦になりません。

車のシートの上に敷かれたクローズドセルマット

撮影:筆者

逆に、厚さがないクローズドセルマットは、このようにシートの形状に合わせて曲がる形に。

これでは余計に窮屈に感じてしまい、シートに直接寝ているほうがマシだと感じました。

検証で使用したキャンプマット一覧

それでは、今回の検証で使用した9種類のキャンプマットの特徴やスペックを改めてご紹介します。

ランキングに入らなかったマットも人気商品ばかりなので、お気に入りの1枚を見つけてみてください!

インフレーターマット

コールマン「キャンパーインフレーターマット シングルⅢ」

床に敷かれたコールマン「キャンパーインフレーターマット シングルⅢ」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★★☆
機能性★★★★☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★☆☆☆☆
コスパ★★★★☆

コールマンらしいバーガンディ(濃赤)のインフレーターマット。クローズドセルマットに比べると設営に時間はかかりますが、バルブを開くだけで膨らむので手間は要りません。

収納されたコールマン「キャンパーインフレーターマット シングルⅢ」を持つ人

撮影:筆者

膨らみが足りないときは収納袋を使って空気を送り込むことができるため、好みに合わせて寝心地を調整できます。

レイアウトしやすい長方形の長辺には、ファミリーに嬉しい連結ボタンがついており、ズレずに複数枚敷き詰めることが可能です。

コールマン キャンパーインフレーターマット シングルIII

●使用サイズ:約63×195cm ●厚さ:5cm ●収納時サイズ:約φ15×70cm ●重量:約1.8kg ●付属品:収納ケース
▼コールマンのマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

スノーピーク「キャンピングマット2.5w」

床に敷かれたスノーピーク「キャンピングマット2.5w」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★★☆
機能性★★★★☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★☆☆☆☆
コスパ★★★☆☆

寝返りを打っても落ちにくいワイドサイズ。設営スピードはクローズドセルマットにはかないませんが、早く膨らむようにバルブが2箇所設けられています。

収納されたスノーピーク「キャンピングマット2.5w」を持つ人

撮影:筆者

裏面には滑り止め加工が施されており、もちろん連結機能も完備。

死角なしのスペックにシックな色合い、流石のスノーピークといわざるを得ません。

スノーピーク キャンピングマット2.5w

●使用サイズ:77×198cm ●厚さ:6.2cm ●収納サイズ:φ20×85cm ●重量:1.9kg ●付属品:ポンプ収納ケース、リペアキット
▼スノーピーク「キャンピングマット2.5w」をもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

DOD「ソトネノキワミ S」

床に敷かれたDOD「ソトネノキワミ S」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★★★
機能性★★★★☆
携行性★★☆☆☆
設営スピード★☆☆☆☆
コスパ★★★★★

なんと極厚10cmのウレタンフォームにシーツ、枕、枕カバーも付属。

本体・枕ともにほかのインフレーターマットとは違い、吸気・排気の切り替え可能なバルブが備わっています。

DOD「ソトネノキワミ S」のインフレーターバルブ

撮影:筆者

膨らみが足りないときは吸気モードで枕を使って空気を送り込むことができ、撤収の時は排気モードにすれば空気が逆流せずにしっかりと圧縮可能。使い勝手も良く考えられています。

収納されたDOD「ソトネノキワミ S」を持つ人

撮影:筆者

お手入れもカバーを洗濯すれば清潔に保てます。今回調査したマットの中で最も付属品が充実していました。

DOD ソトネノキワミ S

●使用サイズ:80×208cm ●厚さ:10cm ●収納サイズ:91×23×23cm ●重量:4.6kg ●付属品:枕、補修パッチ、タイダウンベルト、キャリーバッグ、バルブキャップ

エアーマット

モンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」

床に敷かれたモンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★☆☆
機能性★★★☆☆
携行性★★★★★
設営スピード★★★☆☆
コスパ★★★★☆

その名のとおり、U.L.志向におすすめのコンパクトモデル。今回比較した中で収納サイズ、重量はともにダントツの1位でした。

コンパクトながら、厚さは7cmでクッション性・断熱性に問題はありません。

収納されたモンベル「U.L. コンフォートシステム エアパッド 180」を持つ人

撮影:筆者

形状が長方形ではなく身体に沿う形である分、寝返りを打つと落ちる可能性は高いですが、ほかのエアマットに比べて必要なエアーの量も少なく、設営スピードが早い利点があります。

マット間の連結機能が備わっており、複数人での使用も考慮されています。

モンベル U.L. コンフォートシステム
エアパッド 180
価格11,000円(税込)
使用サイズ約50×180cm
厚さ約7.0cm
収納サイズ約φ11×20cm
重量約514g
付属品スタッフバッグ、リペアキット
※情報は記事執筆時点のものであり、閲覧時点とは異なる可能性があります。

モンベル公式オンラインショップで見る

▼モンベルのマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

ロゴス「テントフィットウェーブマット・SOLO」

床に敷かれたロゴス「テントフィットウェーブマット」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★☆☆
機能性★★★☆☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★★☆☆☆
コスパ★★☆☆☆

少ない空気でもしっかりと身体を支えられる独自のウェーブ構造で、地面の凹凸を感じにくいのが特徴。

収納されたロゴス「テントフィットウェーブマット」を持つ人

撮影:筆者

インフレーターマットとは違いフォーム材は入っていないので、フワフワベッドというよりも少し硬めの寝心地を求める方に最適といえます。

ロゴス「テントフィットウェーブマット」の空気ポンプ

撮影:筆者

端を折り返すと枕になるなど、使い勝手も考えられているほか、ポンプが付属していてコスパも良好です。

ロゴス テントフィットウェーブマット・SOLO(ポンプ付き)

●使用サイズ:65×200cm ●厚さ:5cm ●収納サイズ:Φ15×35.5cm ●重量:1.5kg ●付属品:フットポンプ、収納袋

コールマン「コンフォートエアーマットレス S」

床に敷かれたコールマン「コンフォートエアーマットレス」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★★★☆
機能性★★★☆☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★★☆☆☆
コスパ★★★☆☆

厚さも十分、ザ・エアーベッドという印象のコールマンのコンフォートエアーマットレス。寝心地は空気の入れ具合で調整が可能です。

収納されたコールマン「コンフォートエアーマットレス」を持つ人

撮影:筆者

材質はPVCで防水性も高いですが、肌触りはビニールの質感そのものなので、汗をかいた場合などは肌に密着する可能性が高く、実際に寝る際はこの上にシュラフやブランケット、タオルケットなどがほしいところ。

コールマン「コンフォートエアーマットレス」の空気ポンプ

撮影:筆者

持ち運びやすいハンドルつきの収納は、別の袋ではなく本体に接着されており、紛失の心配もなし。説明書きのとおりに本体を丸めて包むだけの簡単収納です。

コールマン コンフォートエアーマットレス S

●使用時サイズ:97×187cm ●厚さ:19cm ●収納サイズ:35×26×10cm ●重量:約2.5kg

クローズドセルマット

サーマレスト「Zライトソル」

床に敷かれたサーマレスト「Zライトソル」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★☆☆☆
機能性★★★★☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★★★★★
コスパ★★★☆☆

アコーディオンのように折りたたんで収納できるクローズドセルマット。

表側にはアルミが蒸着されており、断熱性の高さから長く登山キャンプを楽しむ人に愛されているモデルです。

折りたたんだサーマレスト「Zライトソル」を持つ人

撮影:筆者

サーマレスト独自の凹凸パターンは、耐久性の高さにも定評があります。

サーマレスト Zライトソル

●使用サイズ:51×183cm ●厚さ:2.0cm ●収納サイズ:51×13×14cm ●重量:410g ●R値:2.0
▼サーマレストのマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

ニーモ「スイッチバック レギュラー」

床に敷かれたニーモ「スイッチバック レギュラー」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★☆☆☆
機能性★★★★☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★★★★★
コスパ★★★★☆

六角形の凹凸が特徴的なニーモのスイッチバックも、定番といえるクローズドセルマット。

折りたたんだニーモ「スイッチバック レギュラー」を持つ人

撮影:筆者

裏面に断熱フィルムが施されており、R値もZライトソルと同じ「2.0」と高いパフォーマンスを発揮します。

ニーモ スイッチバック レギュラー

●使用サイズ:51×183cm ●厚さ:2.3cm ●収納サイズ:13×14×51cm ●重量:415g ●R値:2.0

キャプテンスタッグ「EVAフォームマット」

床に敷かれたキャプテンスタッグ「EVAフォームマット」

撮影:筆者
検証結果
寝心地★★☆☆☆
機能性★★★☆☆
携行性★★★☆☆
設営スピード★★★★★
コスパ★★★☆☆

お手頃価格で人気のクローズドセルマット。凹凸の高さもたっぷりでクッション性は申し分なしです。

折りたたんだキャプテンスタッグ「EVAフォームマット」を持つ人

撮影:筆者

先の2つに比べると断熱層がない分、記事執筆時点でショップによっては2,000円前後という値段で購入できるお得なモデルとなっています。

キャプテンスタッグ EVAフォームマット

●使用サイズ:56×182cm ●厚さ:2cm ●収納サイズ:13×12.5×56cm ●付属品:バンド×2

キャンプマットは代用できる?

「もうキャンプは明日だ、買いに行く時間がない!」「ほしいキャンプマットの在庫がない!」といった場合や、緊急の災害時などに、身の回りにあるものでキャンプマットの代用は可能なのか検証するため、マット以外のアイテムも試してみました。

コット

砂利に敷かれたコットの上で寝る人

撮影:筆者

コットとは、キャンプなどで就寝時に使用する簡易ベッドのことです。布をフレームで浮かせた構造のため、地面の凹凸は感じませんでした。

地面との間に空間ができるため断熱性も高いですが、風通しが良い分、冬場は寒さを感じることもあります。

普段は「コット寝」をすることが多い筆者、冬場はコットの上にクローズドセルマットを敷くなど、マットと組み合わせて使っています。

また、キャンプマットと比較すると、組み立ての手間や持ち運びに関しては不利です。

▼コットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

銀マット

砂利に敷かれた銀マットの上で寝る人

撮影:筆者

銀マットとは、フォーム材にアルミを蒸着させ、断熱性が高められたマット。ただし、クローズドセルマットのような凹凸はなく、フラットに近いものが多いでしょう。

厚みはさまざまですが、折りたたみやすく、100均でも買えるほど安い値段で入手しやすいのが特徴。寝具としてではなく、インナーテントの床全体を覆うように使う場合が多いです。

凹凸の大きな地面に敷いてみましたが、クッション性はイマイチ。背中や後頭部に地面の凹凸を感じたので、銀マット単体での使用はおすすめしません。

ヨガマット

砂利に敷かれたヨガマットの上で寝る人

撮影:筆者

ヨガマットはその名のとおり、ヨガをする際に地面に敷いて利用するもの。いろいろなポーズをとるために、クッション性や滑り止め機能、防水機能などを備えた素材が使われている製品もあり、キャンプマットとの共通点は多いアイテムです。

ヨガマットについても凹凸のある地面で試してみました。本来の使い方と異なるため、当然の結果なのですが、キャンプマットと違い柔軟性が優れ過ぎており、地面の凹凸をそのまま身体に感じる結果でした。

フラットな地面では一定のクッション性を発揮できるものの、凹凸のある地面での使用はおすすめしません。

▼ヨガマットをもっと詳しく知りたい方におすすめの記事はこちら!

ダンボール

砂利に敷かれたダンボールの上で寝る人

撮影:筆者

実際の災害時に避難現場でも使われているというダンボール。今回は頑丈な引っ越しに使われるものを利用しましたが、効果抜群! あれ? 凹凸は??? 背中に感じることはありませんでした。

寝心地が向上するようなフワフワ感は得られませんが、地面の凹凸を吸収する効果があることが分かりました。

また、ダンボールは間に空気の層があるため断熱効果についても期待できます。

ダンボールの断熱性に関しては、CAMP HACK YouTubeチャンネルにて、冬キャンプでダンボールをキャンプマット代わりに使った検証を実施済み! 気になる結果は実際に動画でご確認ください。

 

アウトドアでも快適な睡眠を取ろう!

砂利の上で寝る人

撮影:筆者

実は筆者、試しにマットなしで直接凹凸の地面に寝てみました。とても寝ることはできないくらいに身体が痛く、後頭部はたまったもんじゃありません!(力を入れて少し浮かせています) 結論、キャンプマットはどれも優秀

今回は総合力・徒歩移動が多いキャンプ・車移動が多いキャンプ・車中泊と、ジャンル別に筆者の主観でランクづけを行いましたが、皆さんのキャンプスタイルに合わせて快適なキャンプマットをお選びください。

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