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【徹底比較】2024年ツーリングテントおすすめランキング10選!

【徹底比較】2024年ツーリングテントおすすめランキング10選!

ツーリングテントは、バイクや自転車でキャンプに行く際に活用する軽量コンパクトなテント。コンパクトなソロ向けモデルや、広い前室があるツールームタイプなど、さまざまな種類があるなかから何を選べばいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか?

この記事では実際に使用して比較・検証し、おすすめ順にランキング化しました。さらに、テントの積載方法や注意点、一緒に使えるアイテムなども解説しているのでぜひ参考にしてください!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

  • テントの収納サイズ

    1.携行性(持ち運びやすさ)

    バイクへの積載を考慮して、幅60cm前後のサイズをテントをピックアップしたなかで、収納サイズと重量をチェック。今回検証したアイテムで中央値を算出。中央値を3点として軽量コンパクトであるほど高評価としました。

  • テント内に人が寝ている画像

    2.居住性(広さ)

    メーカーが公表している使用人数と相違ないスペースが確保されていて、必要最低限の装備(ベンチレーター 、メッシュパネル、ランタンフック、小物入れ)が備わっていることを基準(3点)としました。さらに、テント内にシートバッグが置けたり、スカートが装備されたりする場合は加点としました。

  • テントの前室に人

    3.前室の機能性

    コンパクトなチェア、テーブルを置いて人が座り、ファスナーを閉じることができれば前室として認め、基準(3点)としました。さらに前室にバイクを収容し、車両が屋根からはみ出ることなく収容できれば加点としました。

目次

ツーリングテントの特徴

テントとバイク

ツーリングテントとは、文字通りツーリングキャンプで使いやすいコンパクトなモデルのテント。積載に制限があるバイクや自転車では、主にソロサイズや2人用といった小型のテントを使用するのが一般的です。

軽量コンパクトでバイクに積載できる

テントをバイクに積載する様子

ツーリングテントはバイクや自転車でキャンプをすることを想定して作られているため、軽量かつコンパクトなのが特徴。荷物を小さくまとめられるので他のキャンプ用品をたくさん持っていけるのはもちろん、荷台にそのまま乗せたりツーリングバッグやザックなどに入れて、気軽に持ち運ぶことができます

また、重量が軽いことで荷造りや荷下ろしの際に負担にならないのもうれしいポイントです。

バイクを収容できるテントも

ツーリングドゥーブルソロにバイクが入っている様子

ツーリングテントのなかには、前室やキャノピーの下へバイクをすっぽりと収容できるモデルがあります

キャンプ時に幕内へバイクを入れておけるツーリングテントは、急な雨などの悪天候でも愛車が汚れなくて済むだけでなく、バイクの劣化や電装関連の不具合のリスクも防げるのが大きな魅力。

キャンプ中にバイクが盗まれるといった事例もあり、万が一に備えた防犯対策としても役立ってくれる重要なポイントです。

ツーリングテントの選び方

たくさんのソロテントと収納袋

ツーリングテントは似た形状のものが多く、どれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。迷ってしまうという方は、以下の8つのポイントに注目して選びましょう。

バイクは5kg以下、自転車は3kg以下がおすすめ!

バイクや自転車に積載できる重量は、法律で上限が定められているので、テントを選ぶときには他に積み込むキャンプ用品を想定して選ぶのがポイントです。


法律範囲内おすすめ重量
自転車30kg以下3kg以下
バイク(50cc以下)30kg以下5kg以下
バイク(51cc以上)50kg以下5kg以下
参照:道路交通法施行令第二十二条

重量については自転車と50cc以下のバイク(原付)は、30kg以下が法定範囲内です。ほかのキャンプギアの積載量や運転中の負担を考慮して、それぞれに最適な重さのテントを選びましょう。

自転車の場合は3kg以下、バイクの場合は5kg以下を目安に選ぶのがおすすめです。

また、道路交通法では積載に関して細かな規定があるので注意しましょう。詳しくは以下の表を参考にしてみてください。

違反の種類点数原付の反則金二輪車の反則金
積載物重量制限超過(10割以上)3点25,000円30,000円
積載物重量制限超過(5割以上10割未満)2点20,000円25,000円
積載物重量制限超過(5割未満)1点15,000円20,000円
乗車積載方法違反1点5,000円6,000円
積載物大きさ制限超過1点5,000円6,000円
積載方法制限超過1点5,000円6,000円
転落等防止措置義務違反1点5,000円6,000円
転落積載物等危険防止措置義務違反1点5,000円6,000円
参照:警視庁

収納サイズは60cm以下がおすすめ!

バイクに積載されたツーリングバッグ

ツーリングテントを選ぶときは、収納サイズもチェックすることが重要。サイズがあまりに大きいと最悪の場合事故につながる危険性があります

シートバッグのサイズによりますが、例えば以下の定番シートバッグだと幅が60cmほどなので、テントの収納サイズも60cm以下が目安になります。60cm以下のモデルはさまざまなブランドから展開されていて、ソロ向けに限らず2~3人用の選択肢も十分にあります。

    タナックス モトフィズ キャンピングシートバッグ2

    サイズ350(H)×620(W×350(D)mm(最小時)
    350(H)×820(W)×350(D)mm(最大時)
    重量3.7kg
    容量59~75リットル

    さまざまな車種に対応した汎用性の高さや、収納バッグとしての使いやすさで、定番なのがキャンピングシートバッグ2です。拡張することで最大75Lの大容量を確保できるうえ、随所に配置されたDリングやベルト、取り外し可能なサイドポーチなど、ツーリングが快適になる装備が盛りだくさん。

    また、今回の検証ではこのシートバッグのサイズを基準に、収納サイズがコンパクトなテントを集めました。

    ▼バイクの積載やルールについて詳しく解説している記事はこちら!

    使用人数+1が理想。バッグが入るスペースがあれば安心

    テントの中で人が寝ている

    テントで寝るときには、荷物と一緒に幕内に入ることから、推奨される収容人数どおりに寝転がると狭く感じることも。ツーリングテントを選ぶときは、使用人数+1人程度の余裕を持って選ぶのがポイントです。

    しかし、積載の都合上1人用を選択せざるを得ない場合もあるでしょう。そんなときは、1人+シートバッグを置ける余裕があるテントや、フルクローズできる前室があるテントを選ぶと荷物の置き場を確保できますよ。

    素材は軽いポリエステル、ナイロンがおすすめ

    化学繊維のテントの手触り

    ツーリングテントに使われている素材は大きく、「ポリエステル・ナイロン」と「ポリコットン(TC)」の2つに分けられます。

    素材メリットデメリット
    ポリエステル・ナイロン軽くて比較的安価
    撥水性が高い
    火の粉で穴が開きやすい
    ポリコットン(TC)火の粉に強い
    耐久性が高い
    重量感がある

    軽量コンパクトなモデルを選ぶならポリエステルかナイロンがおすすめ。焚き火をしたい方には火の粉に強いポリコットンもおすすめですが、収納サイズが大きいものが多いため、積載の条件をオーバーしないコンパクトなモデルを選ぶことが重要です。

    テントの種類は自立式と非自立式の2種類

    自立式テントを持ち上げている様子

    テントは張り網を取り付けなくても自立する「自立式」と、張り網で固定することで自立する「非自立式」の2種類に分けられます。

    たくさんのポールを必要としない非自立式は設営のしやすさが魅力的ですが、テント内部の広さでは自立式テントの方が広い傾向にあります。収納サイズはコンパクトにしつつも、幕内の広さが欲しい方は自立式テントを選ぶのがおすすめです。

    テントの構造はシングルウォールとダブルウォールの2種類

    シングルウォールテント、ダブルウォールテントの比較画像

    テントの構造は1層構造の「シングルウォール」と、フライシートを被せて使用する2層構造の「ダブルウォール」の2種類に分けられます。それぞれツーリングキャンプで使用する際にメリットとなる特徴があるので、1つずつ見ていきましょう。

    ダブルウォールテントは過ごしやすい

    ダブルウォールテントの室内

    ダブルウォールはやや重量感が増す反面で、フライシートをテントの上から被せることにより結露の影響を受けにくいのが特徴

    また、遮光性が高まることで朝日を遮る効果や、内部の寒暖差抑える効果もあるので過ごしやすさも高めてくれます。そのため、居住性を重視する方におすすめなテントです。

    シングルウォールテントは軽量コンパクト

    ファイントラックカミナモノポールの収納状態

    出典:finetrack

    シングルウォールはフライシートを使用しない分、気温の影響は受けやすいものの、軽さとコンパクトな収納サイズがメリット。

    軽くて持ち運びやすいうえ、設営・撤収が早く済ませられるのでキャンプをより長く楽しむことができます。スムーズに設営を終わらせたい方や、より軽量かつコンパクトな製品を求めている方におすすめです。

    キャノピーや前室があるとバイクとの相性も◯

    DODライダーズバイクインワンタッチテントにバイクを収容している

    ツーリングテントを選ぶときには、キャノピーや前室があるモデルを選ぶのがおすすめ! リビングスペースを作れるのはもちろん、雨風を凌げたり愛車の車庫としても使うことができます。

    また、冒頭でも触れたように荷物の置き場所としても使えるので、就寝スペースを広くできるのも魅力のひとつ。キャノピーや前室があるだけで過ごし方の幅がかなり広がります。

    前室がないテントは別途タープを張ると便利!

    前室がないテントを使用する場合は、コンパクトなタープを設営するのもひとつの手段です。手軽にリビングスペースを拡大できるうえ、前室付きのテントと同様に使用できます。

    最近では、非常にコンパクトに収納できる製品も販売されているので、テントと合わせてチェックしてみましょう。

    ベンチレーションやランタンフックなどの機能性にも注目

    テント内のランタンフック

    テントには過ごすうえでの快適性を高めてくれる、便利な機能が搭載されている製品があります。なかでもチェックしておきたいのが、換気性能を高めてくれるベンチレーションや、ランタンを幕内に吊るせるランタンフックです。

    他にも冷気や虫の侵入を防ぐスカートや、内部の温度を調整できるメッシュパネルなど多くの機能があるので、ぜひチェックしてみてください。

    ツーリングテント人気おすすめランキング!

    ツーリングテントの人気おすすめランキングを「ソロ向けモデル」「2人以上向けモデル」の2種類に分けてランキングにしました。順位が低いモデルがおすすめできないというわけではないので、テント選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

    ソロ向けモデル

    1人が寝てピッタリ収まるサイズ感のソロ向けモデルのランキングです。より小さい収納サイズを探している方は参考にしてみてください。

    ▼表の商品名をタップすると、検証レビューにジャンプできます

    1位
    • 居住性No.1

    デイトナ マエヒロドーム

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.25

    • 携行性 ★4
    • 居住性 ★4.5
    • 前室の機能性 ★4
    重さ(kg)3.4
    収納サイズ(cm)44×18×18
    フライ耐水圧(mm)3,000
    幕タイプダブルウォール
    種類(自立or非自立)自立式
    前室
    バイク収容×
    キャノピー
    装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
    UVカット率-
    付属品Vペグ×21、アルミポール×1、収納袋
    ECランキング-

    広々前室で贅沢ソロツーリングキャンプが楽しめる

    マエヒロドーム

    ライダー視点で様々なツーリングキャンプ用品を販売しているデイトナのマエヒロドーム。自然に溶け込む色合いのサファリカラーと、アウトドアライクな印象を演出するフォレストカラーの2色を展開しています。

    マエヒロドーム収納状態

    重量わずか3.4kgと軽量で、収納サイズもかなり小さく持ち運びやすさが抜群。収納袋にはコンプレッション機能や持ち手があるのも嬉しいポイント。

    マエヒロドームの付属品

    フレームがすべて一体になっているので、パーツがかさばらないのが◎。フレームを紛失したり、忘れてしまったりするのを防止できます。

    マエヒロドーム設営手順

    インナーテントは、フレームに吊り下げ、フックをかけて立ち上げるだけで完成。あとはフライシートを取り付けてペグダウンすれば設営が完了します。フライシートには正面にロゴが来るようになっており、わかりやすい工夫もされていました。

    また、すべてが繋がった一体型のフレームなので素早く展開できるものの、初見では迷ってしまう場合もありそうです。

    マエヒロドームアレンジ例

    跳ね上げはフロントだけでなく、サイドも可能。ツールームテントのような使い方ができるだけでなく、その日の気分や日差しの向きに合わせてリビングスペースを拡大できます。

    マエヒロドーム前室

    前室がかなり広めに作られているので、ゆとりのあるソロキャンプが楽しめそうな印象。大きめなギアを並べてもゆったりと過ごせる広さです。

    マエヒロドームのテント内

    室内の高さもそれなりにあるので快適に過ごせるでしょう。荷物も余裕で置くことができ、対応人数どおりの1人で使用する際、十分な広さが確保されていました。

    マエヒロドームの装備

    機能面では、ベンチレーション、ランタンフック、小物入れに加えてインナーテントには大型のメッシュパネルを装備していて優秀。十分快適に過ごせる機能が揃っています。

    マエヒロドームに自転車

    前室は自転車がすんなりと入り、ミニバイククラスの原付サイズであれば入りそうな印象。フルクローズできるので、しっかりと雨風から守ってくれます。

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    一体型のフレームで素早く設営、広い前室でゆったりと過ごせる! 文句なしの1位です!

    2位
    • 前室の機能性No.1

    ロゴス Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.87

    • 携行性 ★2.8
    • 居住性 ★4.5
    • 前室の機能性 ★5
    重さ(kg)4.7
    収納サイズ(cm)60×17×17
    フライ耐水圧(mm)2,000
    幕タイプダブルウォール
    種類(自立or非自立)自立式
    前室
    バイク収容
    キャノピー
    装備メッシュパネル、ベンチレーション、小物入れ、スカート
    UVカット率-
    付属品インナーフレーム、リッジフレーム、ペグ、ロープ、収納袋、ハンマー
    ECランキング-

    愛車を守れる広いキャノピーが魅力

    ツーリングドゥーブルSOLO

    自然に溶け込みやすいブラウンカラーを採用した、ロゴスのTradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA。人気の高い「Tradcanvas」シリーズの、バイク向けに開発されたツーリングモデルです。

    ツーリングドゥーブルSOLO収納状態

    収納袋は立体的なスクエア形状で積載しやすそうな印象。持ち手は長めに作られており、肩かけで持ち運びもしやすいタイプです。

    しかし、後述の機能性と引き換えにソロテントの割には大きめな収納サイズなのが気になるところです。

    ツーリングドゥーブルSOLO付属品

    ハンマーが付属していますが、軽くて使いづらかったので別途用意した方が安心です。収納袋に余裕があるので少々雑に畳んでも入りやすく、追加でキャノピーポールなどのアイテムを入れられるサイズ感でした。

    ツーリングドゥーブルSOLO設営手順

    広げたインナーテントにポールを通し、フライシートをかける単純でわかりやすい設営手順。インナーもフライシートもロゴがあって前後がわかりやすいので、初心者でも直感的に組み立てられそうです。

    ポールをテントをつなげるフックが少なく設営時間を短縮できるものの、強度面が心配な印象でした

    ツーリングドゥーブルSOLOの前室

    横幅の空間はやや狭めですが、キャノピーを跳ね上げると前方に広い空間を確保することができます。高さもあって快適性は抜群です。

    ツーリングドゥーブルSOLO前室

    インナーと前室がほぼ同じ広さなので、ゆったりとくつろげるソロキャンプを実現。比較的道具が少ないツーリングキャンプには十分な広さです。

    ツーリングドゥーブルSOLOのテント内

    寝室部分は必要最低限の広さと高さがあるものの、ほかのテントに比べると少し狭く感じました。ツーリングバッグを入れるとやや窮屈さがあり、寝返りを打つのは難しそうです。

    ツーリングドゥーブルSOLOの快適装備

    ランタンフック、小物入れに加え、電源サイトで活用できるコード取り込み口も装備。さらに、スカートを装備しているのはうれしいポイント。肌寒い秋冬でも比較的暖かく眠れるでしょう。メッシュパネルも大型で、換気性能も十分です。

    ツーリングドゥーブルSOLOにバイクを収容

    前面パネルが長めに作られているので、バイクがすっぽりと収容可能。テント後方にも出入り口があるので、バイクを前室に入れても、後ろから出入りできるのは非常に魅力的です。

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    大きく前方に伸びた形状で前室は広々! テント内にもう少し余裕があればうれしいですが、十分おすすめできるテントです。

    3位

      ヴァストランド ドーム型ツーリングテント ソロ

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.64

      • 携行性 ★3.3
      • 居住性 ★3.8
      • 前室の機能性 ★4.2
      重さ(kg)4.2
      収納サイズ(cm)59×19×19
      フライ耐水圧(mm)2,000
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率95%以上
      付属品メインポール ×2、フロントポール ×1、ガイロープ ×4、ペグ ×15、デイジーチェーン ×2、収納袋 、固定ベルト ×2
      ECランキング-

      価格・サイズ・設営のしやすさの3拍子を揃えた優等生

      VASTLANDドーム型ツーリングテント

      前室を備えながらも、1万円を下回る破格のコストパフォーマンスで人気の高い、ヴァストランドのドーム型ツーリングテント ソロ。アイボリーカラーを採用した、おしゃれキャンプにも使用しやすいモデルです。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント収納状態

      収納袋には持ち手が付いており、持ち運びやすさは良好。ややサイズが大きく評価が伸び切りませんでしたが、バイクへの積載は可能なサイズです。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント付属品

      インナーテントとフライシートを束ねるコンプレッションベルトは幅の広いベルトが採用されており、しっかりと締めやすくGOOD。収納袋に余裕があるので、収納もしやすかったです。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント設営手順

      設営手順もシンプルで、広げたインナーテントにフレームを通して立ち上げたあと、フライシートを被せて、ペグダウンをすれば設営完了です。

      基本設計は一般的なドームテントと同じで設営はしやすいですが、ツーリングドームSTのようにインナーテントフレームと前室用フレームで色分けがされていないので、初めての設営では迷いやすく感じました。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント巻き上げ

      前室はフルクローズ・フルオープン・跳ね上げができてアレンジがしやすい設計。気分や天候によって好みのスタイルへ切り替えが可能です。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント前室

      前室は他のモデルに比べてやや手狭に感じるものの、ソロキャンプで過ごすには十分な印象。前室の壁面にデイジーチェーンが付属しているのは珍しく、シェラカップやランタンなど細かいものをぶら下げるのに便利。

      VASTLANDドーム型ツーリングテントテント内

      室内は広めで大型のバッグを置いても窮屈には感じませんが、寝返りをうつ余裕はなさそうでした。仕様人数は2名ですが、仕様どおりでは窮屈に感じそうです。

      VASTLANDドーム型ツーリングテント快適装備

      小物入れ、ベンチレーション、ランタンフック、メッシュパネルと一通りの装備が揃っており、使用上不満はありませんでした1万円以下のモデルでこれほどの性能を備えているのはうれしいですね。

      CAMPHACKのロゴ

      編集部

      低価格帯なのに充実した装備で満足感の高いテント。初めてのテントにおすすめ!

      4位
      • ECランキング1位

      コールマン ツーリングドームST

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.44

      • 携行性 ★3.2
      • 居住性 ★3.5
      • 前室の機能性 ★4.1
      重さ(kg)4
      収納サイズ(cm)49×19×19
      フライ耐水圧(mm)1,500
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品スチールペグ×13、ロープ、収納袋
      ECランキング1位

      全く隙のないツーリングテントのド定番

      ツーリングドームST

      軽量で使いやすいシンプルな設計で、ツーリングキャンプでは定番モデルであるコールマンのツーリングドームST。自然に馴染む深みのあるグリーンカラーが印象的なモデルです。

      ツーリングドームST収納状態

      バイクにも積載しやすい横幅49cmで、重量は4kgと比較的軽量なので持ち運びやすさは良好。収納袋にはしっかりとしたコンプレッションと持ち手もあるので、使い勝手がよさそうです。

      ツーリングドームST付属品

      付属品はペグと説明書といった最低限のラインナップ。設営時に使うガイロープは視認性の高いイエローカラーで、転倒などのリスクに配慮された設計です。

      ツーリングドームST設営手順

      VASTLANDのドーム型ツーリングテントと同様、広げたインナーテントにフレームを通して、フライシートをかけるだけのシンプルな設営方法

      スリーブがあるので設営中に抜けにくく、1人でも建てやすいのがうれしいポイント。さらに、フライシートの色が違うことで前後が分かりやすく、直感的に設営できるよう、初心者への配慮を感じました。

      ツーリングドームST前室

      キャノピーを使用すれば、広めな前室が作れます。ただし、付属のガイロープのみでは前室を作れないので別途用意する必要がありました。

      ツーリングドームST前室

      テーブルとチェアを置くと、1人で使用するには十分な空間の前室。フルクローズではやや窮屈ですが、キャノピーを立ち上げなくても小降り程度の雨であれば凌ぐことができそうです。

      ツーリングドームSTテント内

      室内はソロテントにしてはかなりゆとりのある大きさ。大きめのバックパックを置いても余裕があり、寝返りが打ちやすい広さでした。ツーリングバッグとは別に、着替えの入ったザックなども置けそうなスペースです。

      ツーリングドームST快適装備

      装備は小物入れ、ランタンフック、メッシュパネル、ベンチレーションと十分。大型メッシュパネルで換気性能の高さだけでなく、解放感もあるのでテント内が明るい印象でした。

      CAMPHACKのロゴ

      編集部

      定番テントなのも頷ける必要十分なテント! 設営しやすいよう細かな工夫がされているのが好印象でした。

      5位
      • 携行性No.1

      ワークマン ミシックツーリングテントAG 1人用

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.27

      • 携行性 ★4.8
      • 居住性 ★2.5
      • 前室の機能性 ★1
      重さ(kg)2.3
      収納サイズ(cm)42×16×16
      フライ耐水圧(mm)2,000
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室×
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品ペグ×12、ロープ×3、、ポール×1、収納袋
      ECランキング-

      初心者がツーリングテントデビューするのに最適なエントリーモデル

      ミシックツーリングテントAG

      近年キャンプギアの展開が豊富なワークマンの、ミシックツーリングテントAG。シンプルなデザインとリーズナブルな価格で発売後注目が集まったテントの1つ。カラーはブラックとブルーの2色展開です。

      ミシックツーリングテントAG収納状態

      収納サイズが42×16cmとかなりコンパクトで、バイクに積載しても荷物になりにくいサイズ感が高評価を獲得。重量も2.3kgと非常に軽量です。

      ミシックツーリングテントAG付属品

      収納袋は巾着タイプなので入れ込むのに少し苦労するものの、幕のサイズが小さくテント自体を畳むのは簡単です。

      ミシックツーリングテントAG設営手順

      設営の仕方は他のテントとほとんど変わらず簡単な設計。フレームにインナーテントのフックをかけて立ち上げ、フライシートをかけるだけで設営ができます。

      初見でもわかりやすいようにフレームと後方のベルトが色分けされているので、説明書を読まなくても直感的に設営が可能です。

      ミシックツーリングテントAG前室

      別売りのキャノピーポールを使用すると跳ね上げができますが、範囲は狭く前室のような使い方は厳しい印象。テントの出入りの際、靴の脱ぎ履きなどで役立つ程度でした。

      ミシックツーリングテントAG前室

      テーブルを置くと、より前室として使うにはやや狭めで、日陰を作る役割として使用するのが良さそうです。雨風を凌ぐのは難しいでしょう。

      ミシックツーリングテントAGテント内

      商品名に「1人用」と入っていますが、公式サイトでは2人用と表記されていたため、2名で使用してみるもやや窮屈。お互いの肩が接触してしまうので、2人で就寝するのは難しいサイズ感です。

      ミシックツーリングテントAGテント内に一人

      1人での使用も検証。幅や奥行きについては問題なく使用できるものの、インナーテントの壁面の傾斜に圧迫感を感じました。

      ミシックツーリングテントAGの快適装備

      機能性としてはランタンフック、ベンチレーション、メッシュパネルとテントとしての機能は十分。ベンチレーションは山岳用テントのような形状をしていて、通気口を絞ることで換気を調整できるのは魅力的でした。

      CAMPHACKのロゴ

      編集部

      とにかくコンパクトに収めたい方におすすめ! 別途タープを用意することで、居住性の弱点を補うことができます。

      6位
      • 前室の機能性No.1

      スノーピーク ヘキサイーズ1

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.06

      • 携行性 ★1.4
      • 居住性 ★4
      • 前室の機能性 ★5
      重さ(kg)5.2
      収納サイズ(cm)62×19×23
      フライ耐水圧(mm)3,000
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)×
      前室
      バイク収容
      キャノピー
      装備メッシュ、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品フライシート自在付ロープ付 1m×2/0.4m×2、アルミポール 210cm×1/120cm×1、自在付ロープ 二又用9m×1/二又用5m×1/2.5m×5、ジュラルミンペグ 21cm×12、収納袋、ポールケース、ペグケース
      ECランキング-

      設営は簡単ではないが、開放感と居住性を求めたい人には最適

      ヘキサイーズ1

      落ち着いた色合いとスタイリッシュなフォルムが目を惹く、スノーピークのヘキサイーズ1。テントとタープが一体となったような特殊な形状をしたテントです。

      ヘキサイーズ1収納状態

      収納サイズは62×19×23cmとそこそこ大きいので嵩張りやすく、5.2kgとかなり重いため評価が伸びず。ツーリングテントとしては重量級です。

      ヘキサイーズ1付属品

      テントとタープを組み合わせたような形状からポールが多いことが予想されましたが、ポールの本数は他ドームテントと大差ありません。

      ヘキサイーズ1設営手順

      まずはタープを広げて2本のポールで立ち上げ、ガイロープを使って固定。その後、インナーテントをタープの下に引っかけるように取り付けてペグダウンすれば、設営終了です。

      説明書が丁寧でわかりやすく、タープ設営してからインナーを設営するという手順上、必然的に雨でも濡れずに設営できるのは魅力的なポイント。しかし、風が強い場合は飛んでいかないように注意が必要です。

      ヘキサイーズ1後方から

      見た目が非常にカッコよく、ウィングタープのようなフォルムでソロテントとしては圧倒的なプライベート感を演出。場合によってはタープだけを建てて、コットで寝るタープ泊も可能でしょう。

      ヘキサイーズ1タープ下

      雨の日でもほとんどストレスを感じずにキャンプができるほど前室が広く、広範囲に日陰を作ることができます。大型のチェアやテーブルとの相性もよさそうです。

      ヘキサイーズ1室内

      室内はバッグを置いても前後左右広々としており、ゆとりを持って寝返りがうてます。178cmの大人が寝ても頭1つ分程度の余裕があるので、かなり快適です。

      また、横はタープで守られていますが、前面がメッシュパネルで吹き抜けているので中からの景色も良好。

      ヘキサイーズ1快適装備

      ベンチレーションこそないものの、メッシュパネルなので通気性は◎。小物入れ、ランタンフックと機能性はまずまずで、必要最低限といった印象。

      ヘキサイーズ1とバイク

      入口を塞ぐようにバイクを置いても、前後から出入りができる構造なので問題なし。重量に目を瞑ればツーリングでもかなり快適に過ごせるテントだと感じました。

      CAMPHACKのロゴ

      編集部

      順位は最下位ですが、居住性の高さはトップクラス。ある程度キャンプに慣れてきた中~上級者におすすめしたいテントです。

      2人〜3人用モデル

      より居住性を重視したい方や、複数人で使う可能性がある方におすすめなのが、2人~3人用モデル。定番モデルから注目のテントまでを厳選してランキングにしました。

      1位
      • 携行性No.1
      • 居住性No.1

      オガワ ステイシーST-2

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 4.52

      • 携行性 ★4.3
      • 居住性 ★4.8
      • 前室の機能性 ★4
      重さ(kg)3.9
      収納サイズ(cm)52×19×19
      フライ耐水圧(mm)1,800
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品張り綱 2m×6、セルフスタンディングテープ(前室部)、アルミピン20cm×15、収納袋
      ECランキング-

      前室広々で機能性・居住性抜群

      ステイシーST-2

      高級感のあるデザインが魅力的な、ogawaのステイシーST 2が堂々の1位を獲得。コンパクトさと広々とした室内が魅力のテントです。

      ステイシーST-2の収納状態

      2~3人用モデルながら52×19cmというコンパクトさが高評価。重量も3.9kgと非常に軽く、文句なしの携行性No.1でした。

      ステイシーST-2付属品

      付属品はシンプルで、必要最低限のラインナップ。しかし、メインフレームには頑丈さと軽量さを兼ね備えた、アルミ製を採用。ペグについてもそのまま使えそうな頑丈なものが付属しています。

      ステイシーST-2設営手順

      インナーテントを立ち上げて、特殊形状の二股フレームにフライシートをかけるだけなので設営は単純です。

      一見難しそうに見える二股フレームですが、説明書を読めば簡単に組み立てて設置できるので初心者でも手軽に設営できるでしょう。

      ステイシーST-2前室

      フルクローズにしても過ごしやすい広々とした前室で、雨の日でも快適に過ごすことができます。また、跳ね上げることで居住空間を拡張可能。2人が寝れるだけでなく、前室で過ごしても快適なテントです。

      ステイシーST-2前室に人

      前室は高さもあるので開放的にキャンプを楽しめます。調理アイテムやコンテナを置いてもゆとりがある広さで、抜群の快適性でした。

      ステイシーST-2テント内

      2人用なだけあって、テント内部もかなり広め。ツーリングバッグを置いても十分ゆとりがあるので、寝返りも打ちやすいです。高さも十分あるので視界も広く、ソロテント特有の圧迫感は感じませんでした。

      ステイシーST-2テント内に二人

      荷物を前室に置けば、2人でも問題なく寝転がることが可能です。肩や腕が接触することもないので、快適に就寝できます。

      ステイシーST-2快適装備

      ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック、メッシュパネルとテントとしての機能性も十分。ランタンフックはループになっているので、カラビナやS字フックを使用する必要があります。

      また、サイドパネルはジッパーと一緒に巻き上がる仕組みで、出入りしやすい工夫がされていました。前室で過ごす際もクルクル巻き上げる必要がないのはかなりうれしいポイントです。

      ステイシーST-2に自転車

      残念ながらバイクは入らないものの、自転車はギリギリ入るので雨風から守ることができます。後方からの出入りも可能なので、使用上も問題なさそうです。

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      編集部

      これだけの広さでコンパクトな収納サイズを実現した、文句なしのNo. 1テントです。

      2位
      • 居住性No.1

      スノーピーク アメニティドーム S

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.95

      • 携行性 ★3
      • 居住性 ★4.7
      • 前室の機能性 ★4
      重さ(kg)5
      収納サイズ(cm)58×18×23
      フライ耐水圧(mm)1,800
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品本体フレーム長×3、前室フレーム×1、ジュラルミンペグ17cm×18、自在付ロープ 2.5m×4/2又4m×2、リペアパイプ、収納袋、フレームケース、ペグケース
      ECランキング-

      安全性と快適性のバランスが見事!随所にこだわりを感じる

      アメニティドームS

      ツーリングキャンパーだけでなく、デュオキャンパーやファミリーキャンパーからも人気を集める、スノーピークのアメニティドームS。アースカラーを基調としたシンプルなデザインと手軽な設営方法で、多くのユーザーが使用する人気テントです。

      アメニティドームS収納状態

      収納サイズは2〜3人用ということもあり、やや大きめ。持ち手のベルトはしっかりしていて持ちづらさは感じないものの、バイクに積載する場合は少し工夫が必要かもしれません。

      アメニティドームSの付属品

      ポールは頑丈なアルミ素材を採用していて、ペグも使用上問題ないクオリティのものが付属。収納袋にはあまりゆとりがないので、プラスアルファでアイテムを入れる余裕はなさそうです。

      アメニティドームS組み立て手順

      設営方法はインナーテントのスリーブへフレームを通して立ち上げ、フライを被せてペグダウンするベーシックな手順。初心者も説明書を見れば簡単にできそうなシンプルさが魅力的です。

      スリーブとポールの色が一緒なのでどこに通せばいいのかわかりやすいのですが、ペグを最大18本打つ必要があり、やや大変さを感じます。

      アメニティドームS前室

      前室、インナーテントともに広々としていて、天井も高いので窮屈さは感じず快適性は良好。独特な形状のおかげで横幅が広く、かなりゆとりがありました。

      アメニティドームS前室に人

      テーブルを置いても余裕があるので、足を伸ばしてくつろげます。前からだけでなく、横からも出入りできるのはうれしいポイントです。

      アメニティドームSテント内

      室内もかなり広めで、2名+ツーリングバッグを入れて横になっても窮屈感がありませんでした。ツーリングでのデュオキャンプでも寝返りを打てるほど、ゆとりを持って使用できそうです。

      アメニティドームS快適装備

      機能面ではランタンフック、大型メッシュパネル、小物入れ、ベンチレーションと充実。ツーリングだけでなく、車でのキャンプにも活躍してくれそうなモデルです。

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      編集部

      少しヘビーで大きな収納サイズなので、バイクへの積載は少し工夫が必要。その代わり抜群の居住性を誇るので、いろんなシーンで活躍しそうなテントです。

      3位
      • ECランキング1位

      コールマン ツーリングドームLX

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.4

      • 携行性 ★3.5
      • 居住性 ★3.2
      • 前室の機能性 ★4
      重さ(kg)5.2
      収納サイズ(cm)49×21×21
      フライ耐水圧(mm)1,500
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立
      前室
      バイク収容×
      キャノピー
      装備メッシュ・ベンチレーション・小物入れ
      UVカット率-
      付属品ロープ、ペグ、収納袋、ハンマー
      ECランキング1位

      低価格で手に入る広々前室の定番テント

      ツーリングドームLX

      1人用でもランクインしたツーリングドームSTの大型版、コールマンのツーリングドームLX。大型の前室により、リビングでの快適さを高めたモデルです。

      ツーリングドームLX収納状態

      STよりも大きめなサイズといえど、このコンパクトさは秀逸。収納袋に取っ手とコンプレッションベルトが付いているので、持ち運びや積載性で不便に感じることは少ないでしょう。

      ツーリングドームLX付属品

      付属品はテント本体とフライシート、ポール、ペグ、説明書といったラインナップ。ペグは耐久性が気になったため、頑丈なものと交換するのがおすすめです。

      ツーリングドームLX設営手順

      設営方法もSTと変わらず、フレームにインナーテントのフックをかけて立ち上げ、フライシートを被せるシンプルな構造です。

      フライシートの前後は色で判別しやすく、初めての設営でも簡単でした。しかし、当然ソロ用のモデルに比べて全体的にポールが長いので、狭い環境での設営時には気を遣うシーンもありそうです。

      ツーリングドームLXテント内

      キャノピーでフロントを跳ね上げるのはもちろん、フルクローズ・フルオープンも可能。背面部も開閉可能なので、開放感が抜群でした。

      ツーリングドームLX前室

      前室は広いうえに高さもあるので、居住性も良好。1人なら調理も不満なくできるので、チェアに座ってのびのびと足を伸ばしてくつろげますね。さらに、フロントパネルが長めなので、雨風もしっかりと遮ってくれます。

      ツーリングドームLXテント内に3人

      テント内は成人男性2人なら余裕がある空間。3人でも寝れないことはありませんが、やや窮屈な印象を受けました。

      ツーリングドームLX快適装備

      テント内の装備は小物入れ、ベンチレーター、ランタンフック、大型メッシュパネルと十分。ランタンフックについてはベルトループが付いているだけなので、カラビナやS字フックを用意するのがおすすめです。

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      編集部

      定番モデルツーリングドームSTの居住空間が気になる人はLXを検討するのがおすすめ! バイクでの積載も問題なくできるので、長く付き合えるテントになりそうです。

      4位
      • 前室の居住性No.1

      DOD  ライダーズワンタッチテント

      総合評価

      ★★★★★★★★★★ 3.03

      • 携行性 ★1.7
      • 居住性 ★3.7
      • 前室の機能性 ★5
      重さ(kg)5.5
      収納サイズ(cm)61.5×23×23
      フライ耐水圧(mm)3,000
      幕タイプダブルウォール
      種類(自立or非自立)自立式
      前室
      バイク収容
      キャノピー
      装備メッシュ、ベンチレーション、小物入れ、ランタンフック
      UVカット率-
      付属品ペグ×14、ロープ×6本、グランドシート、トップシート、収納袋
      ECランキング-

      ワンタッチの簡単設営に前室広々

      ライダーズワンタッチテント

      数あるブランドのなかでも、バイク向けテントを多くラインナップしているDOD。大きな前室とワンタッチ機構が魅力的なライダーズバイクインテントは、惜しくも4位という結果になりました。

      ライダーズワンタッチテントの収納

      ワンタッチテントながら、長さは61.5cmに抑えられているのでバイクへの積載も問題なく行えるサイズに。しかし、5.5kgの重さが持ち運ぶ際に気になるところです。

      ライダーズワンタッチテント付属品

      付属品の注目ポイントは、軽さと実用性を兼ね備えたY字アルミペグ。さらに、キャノピーを跳ね上げるための専用アルミポールも付属しているので、別途ポールを用意する必要が無いのはうれしいポイントですね。

      ライダーズワンタッチテント設営手順

      ワンタッチ式のテントとはいえ、前室の空間を確保するためにポールを伸ばす必要があるため、あまり手軽さは実感できませんでした。とはいえ、慣れてくれば素早く展開できそうです。

      ライダーズワンタッチテント前室

      前室は、跳ね上げない状態であっても十分な空間を確保。チェアとテーブルを置いた状態でもフルクローズできるので、快適なソロキャンプを楽しむことができます。さらに、キャノピーを跳ね上げることで、2人がくつろげそうな広い空間を確保できました。

      ライダーズワンタッチテントテント内

      テント内は2人用ながらもやや手狭。大人1人+ツーリングバッグを置いてちょうどいい空間です。

      ライダーズワンタッチテント快適装備

      ランタンフック、小物入れ、ベンチレーターといった基本的な機能をしっかり装備。加えて、グランドシートが初めから装備されているのがうれしいポイントです。

      破れてしまったり穴が空いてしまったりするのを防ぐだけでなく、テントを泥汚れから守ることができます。

      このテントの最大の魅力は、「バイクインテント」の名前のとおりバイクを収容することができることです。キャノピーを跳ね上げる必要はあるものの、車両を入れた状態でもチェアやテーブルを置ける余裕があります。

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      編集部

      バイクと一緒にキャンプができる、ライダーにはうれしいテント。収納サイズの大きさが気になりますが、テントとしては十分使いやすいモデルです。

      人気ツーリングテントを徹底比較!

      今回はツーリングテントのなかでも人気の高い10製品を使用し、比較しました。

      実際に使用して使い心地を検証してみたので、ぜひツーリングテント選びの参考にしてください。

      1.携行性(持ち運びやすさ)

      ツーリングバッグにテントを入れてる

      バイクで持ち運びやすいサイズの基準である60cm前後のモデルをラインナップしたうえで、ソロ用、2人~3人用でそれぞれのサイズと重量を比較。ツーリングテントにおいて最も気になる、収納状態の携行性を検証しました。

      収納サイズと重量をチェックし、それをもとに平均値を算出。平均を3点とし、よりコンパクトで軽量なものほど高評価としています。

      2.居住性(広さ)

      テント内にバッグと人

      メーカーが公表している使用人数と相違ないスペースが確保されていて、必要最低限の装備(ベンチレーター 、メッシュパネル、ランタンフック、小物入れ)が備わっていることを基準(3点)としました。さらに、高品質のポール、シートバッグが置ける、スカートの有無で加点しています。

      3.前室の機能性

      テントの前室に1人

      ツーリングテントの前室の機能性を検証しました。地面に近い高さのチェアとアルミロールテーブルを置いて人が座り、ファスナーを閉じることができれば前室とし、使用上問題なければ3点という基準で評価。

      さらに、前室にバイクを収容し、屋根からバイクがはみ出ることなく収容できていれば加点としています。

      事故になる前に!バイクに積載するときの注意点

      バイクに荷物を積載

      バイクでキャンプ場へ行くときに荷物が落下してしまわないか、心配になるという方も少なくないでしょう。キャンプ用品をバイクへしっかりと固定しないと荷物が落下し、最悪の場合は事故に繋がります。

      そこでツーリングキャンプへ行くときに使いたい、便利なアイテムをご紹介します。

      ツーリングネットやラッシングベルトがあると安心!

      バイクに荷物が乗っている写真

      出典:PIXTA

      バイクでキャンプへ行くときに重要になるのが、荷物の固定です。先述したとおり、走行中に荷物が落下すると非常に危険。事故を未然に防ぐためにも、しっかりと固定することが大切です。

      バイクに荷物を固定するときには、覆い被せて荷物を固定するツーリングネットや、固定力の高いラッシングベルトを使いましょう。

      リュックやテントなど形状が異なるものを複数積みたい場合にはまとめて固定できるツーリングベルト、荷物を1つにまとめている場合はラッシングベルトがおすすめです。

      サイドバックで積載容量アップ!

      バイクのサイドバッグ

      出典:PIXTA

      「ひとつのバッグではキャンプ用品が全部詰めない」「洗い物などのバッグは別にしたい」というときに便利なのがサイドバッグ。装着することで、メインストレージに入らない衣類や洗い物などを収納できるのでおすすめです。

      ただし、法律で定められている積載重量をオーバーしないように注意しましょう

      ツーリングテントに関するよくある質問

      ツーリングキャンプの様子

      最後はツーリングテントでよくある質問をいくつかご紹介。購入前の気になるポイント使用するときに注意すべき点も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

      バイクに荷物を積載する場合の重量制限は?

      バイクにテントを積載している様子

      冒頭でも触れたように、バイクには積載に関する法律が定められているのでキャンプ用品を積む場合には注意が必要です。

      50cc以下の原付は30kg以内、51kg以上の自動二輪は60kgまでの積載が許されており、サイズでは横幅30cm/高さ地上から2mまでと定められています。

      重量だけでなくサイズもオーバーしないよう、積載は気をつけながら行いましょう。

      ワンポールタイプやパップテントタイプは使える?

      軽量性やコンパクトさを重視した製品ならワンポールテントやパップテントをバイクに積んでキャンプしても問題ありません

      重量が重くなると持っていけるアイテムは絞られますが、最近では様々な形状のテントで軽量なモデルが選べるので、重量とも相談しながら好みのテントを選んでみましょう。

      パップテント

        バンドック ソロベースEX

        重さ(kg)5.2
        収納サイズ(cm)W47xD24xH24
        フライ耐水圧(mm)-
        幕タイプシングルウォール
        種類(自立or非自立)非自立式
        前室
        バイク収容×
        キャノピー
        装備メッシュパネル
        付属品ペグx18、ロープx6、エンドキャップx2、収納ケースx1

        おすすめポイント

        ●軍幕がモチーフのテントなので、無骨な雰囲気を演出できる
        ●火の粉で穴が空きにくいため、焚き火との相性も◎
        ●TCのテントとしては比較的コンパクトな収納サイズ

        ワンポールテント

          DOD ライダーズワンポールテント

          重さ(kg)2.6
          収納サイズ(cm)(約)W50×D14×H14
          フライ耐水圧(mm)2,000m
          幕タイプダブルウォール
          種類(自立or非自立)非自立式
          前室×
          バイク収容×
          キャノピー
          装備ベンチレーター、小物入れ、メッシュパネル
          付属品ペグ、ロープ、キャリーバッグ

          おすすめポイント

          ●軽量で積載を考慮した収納サイズ
          ●テーブルやチェアが置ける広々とした前室
          ●前幕を跳ね上げれば大きな居住空間を確保

          ワンポールテント

            WAQ Alpha TC SOLO DX

            重さ(kg)9.5
            収納サイズ(cm)W57×D22×H22
            フライ耐水圧(mm)-
            幕タイプシングルウォール
            種類(自立or非自立)非自立式
            前室×
            バイク収容×
            キャノピー
            装備ベンチレーター、ランタンフック、小物入れ
            付属品サブポール×2コンプレッションベルト付きキャリーバック×1ロープ×6本(4本はテントに取り付け済)ペグ×16本

            おすすめポイント

            ●収納サイズがコンパクトで、設営が簡単なワンポールタイプ
            ●TC素材で焚き火との相性も抜群
            ●多彩なアレンジで広い前室が作れる

            ツーリングテントにタープは必要?

            バイクとテントとタープ

            ツーリングテントには前室のない製品もありますが、急な雨に対応できず、大事な道具が傷んでしまうことも。前室が無いテントでリビングスペースを作るには、別途タープを設営すると快適に過ごすことができます。

            しかし、アイテムが増えれば重くなってしまうもの。荷物が増えてしまうのが心配な方は、事前に天候を確認して判断しましょう。

            バイクキャンプにはツーリングテントを使おう!

            バイクとソロテント

            今回はツーリングテントの使い心地を実際に検証し、おすすめランキングを紹介しました。ツーリングテントではコンパクトになるソロテントが人気ですが、バイクへの積載が可能なサイズであれば、さらに大きなテントでも十分キャンプで活用できます。

            今回のランキングを参考に自分にぴったりのテントを探してみてください。

            ツーリングテントの人気売れ筋ランキング

            Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるツーリングテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!

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