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アウトドアで使えるツーバーナー用折りたたみ式オーブン

キャンプで実践!キャンプオーブンで簡単パン作り4つの方法!

コールマンのキャンピングオーブンスモーカーを使用して、アウトドアでも手間をなるべくかけずに美味しくパンを焼く方法やアレンジレシピを紹介。炊きたてのご飯より、焼きたてのパンが好き!そんな我が家のキャンプごはんである自家製パンをご覧ください。

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目次

作り方①基本の食パン、1次発酵まではホームベーカリーにお任せ(自宅編)

パン作り準備
パン作りで一番手間がかかる行程は強力粉から生地を生成するところ。手捏ねの場合は大きなボウルや頑丈な作業台が必要です。我が家のキャンプでは材料を揃えて1次発酵の行程までを自宅でホームベーカリーにお任せします。
食パン1斤分の材料を用意しよう!
パン作り準備材料
我が家の食パン1斤の材料を紹介します。
強力粉 280g、砂糖 20g、食塩 4g、バターまたはマーガリン 40g、ドライイースト 3g、水と牛乳を合わせて190cc (水と牛乳の対比は特に決まってません。卵を使う場合は全体で190ccになるように)

この材料でホームベーカリーのパン生地コースを使ってパン生地を作ります。我が家で使用しているホームベーカリーはパナソニック SD-BH105という製品で2010年に発売開始されたモデルです。 最近の製品ではドライイーストを自動投入する機種が多いですが購入当時はパナソニックの製品のみでした。

最近のパナソニック製ホームベーカリーを2機種紹介します。

サイズ:幅24.1×奥行30.4×高さ32.7cm
本体重量:6.0kg

主な材質:PP樹脂
消費電力:370W
保証期間:1年間

パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ ブラウン SD-BMT1000-T

サイズ:幅24.1×奥行30.4×高さ32.7cm
質量:5.6kg
主な材質:PP樹脂
消費電力:430W
保証期間:1年間

イースト半分で小麦本来の風味引きたつプレミアム食パン「パン・ド・ミ」コース搭載「イースト自動投入」と室温に応じた「製パンプログラム」で1年中ふっくら安定した出来栄え。具材混ぜも全自動でらくらく レーズン・ナッツ自動投入されます。

ホームベーカリーのパン生地コースは1時間弱で1次発酵までの行程を終えてくれるので出来上がった生地をジップロックなどの密閉できて冷凍保存できる容器に移し替え、冷凍庫に入れて冷凍させます。

作り方②キャンピングオーブンスモーカーをセッティングしよう

キャンピングオーブンスモーカー

我が家のキャンプオーブンは、コールマンジャパンから発売されていた初代のキャンプオーブンを長年使用してましたが、2013年にリリースされたキャンピングオーブンスモーカーに変更しました。

サイズ:使用時/約30.5×30.5×30(d)cm、収納時/約30.5×30.5×8.5(d)cm
重量:約3.5kg
材質:スチール
付属品:中敷き網×2枚、収納ケース
対応モデル:413Hパワーハウスツーバーナーストーブ(LPツーバーナーには使えません)
仕様:温度計

火力:最高時6400kcal(3650kcal+2750kcal)
燃料タンク容量:1.6リットル
燃焼時間:約2~6時間
使用時サイズ:約46x67x44.8(h)cm
収納時サイズ:約56 x 35 x 16(h)cm
重量:約6.8kg

スモークにも使えるツーバーナー用折りたたみ式オーブン

対応モデルは413HパワーハウスR ツーバーナーストーブという事で、ガソリンツーバーナー専用のオーブンと思ってご使用を!

アウトドアで使えるツーバーナー用折りたたみ式オーブン

我が家ではColeman 425Cという古いツーバーナーで愛用しています。庫内温度計は内側が摂氏温度、外側が華氏温度表示ですので注意してください。また、日本以外で発売されていた古いコールマン製キャンプオーブンは全て華氏温度表示となっています。

作り方③④2次発酵、そして焼き

凍ったままの生地をクーラーボックスに入れてキャンプ場に持ち込み、いざパン作りとなった時に半解凍されたパン生地は、粉から捏ねて作られたパン生地よりも整形がしやすいというメリットもあります。

パン作り二次発酵

我が家で山形パンを焼く際に型として用いるのがシリコン製のパウンド型。山が3個、真中が大きくなるように生地を丸めて配置します。

キャンピングオーブンスモーカーで加熱

2次発酵はキャンピングオーブンスモーカーに生地を入れてツーバーナーで超弱火で行います。目安として庫内温度計の針が左に水平になる状態を超えないくらいに調整して冬は40~60分、冬以外であれば30~40分発酵させます。

パンの二次発酵完了

生地が1.5倍から2倍に大きくなったら2次発酵は完了です。オーブンから生地を取り出してツーバーナーの火力を上げて庫内温度を180度にします。

オーブンでパンを焼く

庫内温度計の針が真上を指す180度になったらオーブンに生地を戻して焼きの行程に入ります。焼きは季節に関係なく180〜200度で18〜20分ほど。この際に、庫内温度が大きく変わらないように火力の調整をするように心がけてください。

香ばしいパン完成

焼きの行程でも釜伸びと言ってイースト菌が死滅する前の段階まで発酵が進むので、2次発酵の状態よりも大きくなります。オーブンのドアを開けたとたんに焼きたてパンの香ばしい香りが漂います。

アレンジレシピは無限大

おいしく仕上がったパン

我が家のキャンプでは惣菜パンを作る事も多いです。今までに作った惣菜パンからいくつかご紹介!

シナモンロール

シナモンロールは生地にカルダモンパウダーを小さじ1/3程を混ぜたフィンランド風を良く作ります。

シナモンロール作成行程

(1)綿棒などを使って生地を平らに伸ばします。この際に打ち粉を使うとやり易くなります。
(2)伸ばした生地に溶かしバターを塗ります。

シナモンロール作成行程生地伸ばし

(3)シナモンシュガーを満遍なく振りかけます。
(4)端から丸めていきます。

生地の裁断

(5)完全に丸まった状態でなるべく均等な太さに整えます。
(6)生地を9等分に切り分けます。

生地を丸めて発酵準備

(7)切り分けた生地をクッキングシートを敷いたバットに並べます。
(8)2次発酵が完了した状態です。

生地を加熱

(8)を180度で20分焼いて完成したシナモンロール。焼きたてのシナモンロールは格別です。

甘栗ロール

甘栗ロール作成準備

中心部にマーガリンを載せて天津甘栗を散りばめてロールした塩パン風のパン

季節感あふれる惣菜パン

季節にに合わせた食材で作る惣菜パンもGOOD。

あんこロール

ゆずあずきで作ったあんこロール

シナモンロールの応用でゆであずきで作ったあんこロール。

ウインナーロール

ウインナーロール準備

生地を細い棒状に伸ばして粗挽きソーセージに巻いたソーセージロールパン。

熱々のソーセージロール

ソーセージを丸ごと1本使ったロールパンは噛んだ時に肉汁が飛び出る熱々のうちが最高!

シュトーレン風

シュトーレン風のおしゃれなパン

クリスマス時期のキャンプでは、ラム酒漬けのドライフルーツを生地に混ぜ入れた、シュトーレン風のパンも焼いてみました。

アウトドアで焼きたてパンを食べる幸せ!

焼きたてのパン

生地をキャンプ場で捏ねる手間を省いて冷凍して持ち込むことで惣菜パンなども簡単にキャンプ場で作れるようになります。パン作りを一つのアクティビティーとしてお子さんと楽しみながら作ってみるのも楽しい思い出になると思います!