CAMP HACK不定期企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』第4回は田中ケンさんが登場!
CAMP HACKの不定期連載企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。アウトドア業界で活躍する方々に、これがなくっちゃ私のキャンプは始まらない!という「キャンプの必携アイテム3点」(キャンプギアから雑貨、食品などなんでもOK!)という同テーマでインタビューさせていただき、各人にそのモノへの想いや、使い勝手などを語っていただくインタビュー企画です。
第4回はアウトドアのさまざまな楽しみを提案する“快適生活研究家”の田中ケンさんが登場!
プロフィール:田中ケン(たなかけん)
快適生活研究家。「アウトドアを取り入れることで、ライフスタイルはもっと快適になる」を信念に2000年、アウトドアライフスタイルカンパニー「ダディーズオピニオン」を設立。2008年には群馬県北軽井沢にてキャンプ場「outsideBASE」をスタート。アウトドア雑誌、テレビなどのメディア出演、アウトドアイベントのプロデュースなど多方面で活躍中。2016年には2ヵ所目のBASEを作ることに向け日々邁進!
Daddy’s Opinionホームページ → http://www.daddyopi.com/
outsideBASEホームページ → http://outsidebase.com/
必携キャンプ道具その1 コールマン ガソリン式ツーバーナー
左が一番はじめに購入したツーバーナー。自分で青い色にペイントしたそう
「今の僕があるのはこのコールマンのガソリンツーバーナーに出合ったから」。
田中ケンさんが初めてキャンプを経験したのは20代前半のころ。当時、アウトドアの世界とは無縁で、ファッション誌のモデルとして華々しく活躍していたケンさん。そんな中、モデルの先輩にキャンプに連れていってもらったそう。
「ご飯はどうせカレーか焼肉だろうなぁと思っていたら、先輩がツーバーナーをさっと出して、メキシコ料理のフルコースを作ってくれたんですよ。アペタイザーから始まって、チラキレスという煮込み料理にタコスなど、ツーバーナーからどんどん料理が出来上がっていく。これはすごいなと。それにおいしいし、本当に楽しくて。『これぞ究極の遊びだ!』とスイッチが入りました(笑)」
コールマンの「キャンピングオーブンスモーカー」もキャンプ料理の幅を広げてくれるアイテムとしてお気に入り
一気にアウトドアに開眼したケンさんは、それまで夢中になっていた都会の夜遊びをスパッと止め、キャンプ道具を揃えることに。そこで真っ先に買ったのが先輩が使っていたものと同じコールマンのツーバーナー。「もうこれしかないと思って。そのころはコールマンが何かさえ知らなかった時代だけど(笑)」。以来、ツーバーナーはケンさんのキャンプ必携道具に。
「僕はキャンプで食べること、遊ぶこと、居住空間の3つは絶対妥協したくないんですよ。その中でおいしい食事を作るのに絶対欠かせないのが、僕の場合はツーバーナーです」。
「特別な手入れはしていない」と話すケンさん。けれど火を落とす際に必ずやっていることが。詳しくは必携キャンプ道具その2で!
現在はキャンプ場をやっていることもあり、ガソリンツーバーナーは50台ほど所有しているそうですが、最初に買ったツーバーナーも今だ現役。アウトドアで過ごす時は必ずホワイトガソリンのツーバーナーを持参して、その地の食材を使った料理を作るのが最近の楽しみだそうです。
★詳細はこちら! → コールマン 413Hパワーハウス ツーバーナー
必携キャンプ道具その2 コールマン ガソリン式ランタン
写真右が20年以上前に手に入れたランタン。今でも現役です
20代前半にアウトドアに目覚めたケンさんが、ツーバーナーの次に手に入れたのがレギュラーガソリンも使えるコールマンの「アンレテッドツーマントルランタン」。このランタンをはじめとしたコールマンのホワイトガソリンランタンが2つ目の必携道具。
「当時発売されていたランタンの中で、一番明るいのがいいと思ってこれを選びました。ガソリンランタンの明るさはアウトドアで最高の安心感を与えてくれます。それにね、燃焼しているときのあの『コォーーー』って音がいいんですよ!機械的じゃなくて自然の中で聞くのにまったく耳障りじゃない。この音と黄色い明かりの下で過ごす時間が本当に好きですね」。
ランタンもツーバーナーもガソリン式を使うのがケンさんのこだわり。
「構造が単純だから壊れても自分で修理できるのがいい。あまり故障もないですしね。手入れもリュブリカント(潤滑油)をさすくらい。あ、でも必ずやっていることがあります。それは火を落とす前に火力を強くしたり弱くしたりを4~5回繰り返すこと。そうすることで煤が飛び、長持ちにつながりますよ」。
「アウトドアで火を使いこなせるというのはとても大切なこと。ガソリンを使うギアはそれを教えてくれる道具の一つだと思う。“火に責任を持つ”ということの重要さを認識できます。ぜひ使ってみてほしいですね」。
そんなケンさんが最近手に入れたランタンが1964年製のコールマン「シアーズ ランタン」。「数年前からなぜか突然“バースデーランタン”に興味が出てきて(笑)。古着屋でたまたま僕の生まれ年のこのランタンを見つけて買っちゃいました。いいもんですね~(笑)」
★詳細はこちら! → コールマン ガソリンランタン
必携キャンプ道具その3 遊び心
奥さま・治美さんも一緒に自然の中、最高の時間を楽しみます
3つ目のキャンプ必携道具に「“遊び心”なんてどう?」とケンさん。
「僕にとってキャンプは遊びのための宿泊施設。自然と遊ぶためにキャンプをしているんです」と話します。
「日があるうちはカヌーや登山など自然の中で思いっきり遊ぶ。雨が降ったら、その時持っている道具で何をしようか考えたり、子どもに道具の使い方を教えたり。そんなことも遊び心のひとつだと思っています。だから僕はね、日中はお酒を飲まないんですよ。お酒が入ると腰が重くなるから。せっかくすぐそこに自然があるのに、楽しまないなんてもったいない!」。
山地図を眺めながらどんなルートで攻めようか、そんなことを考えるのも遊び心
アクティビティーや自然を楽しむことはもちろん、そこに至る過程も遊び心のひとつだと語ります。「僕はいろいろな“遊び”を楽しんでいますが、人からよく『それはケンさんだからできるんだよ~』と言われます。でも絶対にそんなことはないんですよ」とケンさん。
雑誌の撮影で訪れた西表島でトレッキング
僕だって最初からできるわけじゃなく、少しずつスキルアップしていきました。アウトドアの遊びって“ウソ”をつかないからおもしろいんですよ。一つひとつできないことをクリアしていかなきゃならないし、やらない期間が長く続くとテクニックも落ちる。遊ぶためにはどんな準備やスキルが必要か、そのためにはどんなトレーニングが必要か、そういったことをクリアしていくのも遊び心だと思いますよ!」
仲間たちと一緒にアクティビティーを楽しむのも最高の時間
ケンさんの飾らない言葉は、自分の頭の中にイメージが湧きやすく、何だかやってみたい気分になってきます。それはきっとケンさんが、遊び心を持ってどんなことでも楽しもうと思っているから。
「人と違うことをやってみたいし、くだらなくて楽しいことを考えるのも大好き!(笑)。みなさんにも遊び心を持って、いろいろ挑戦してほしいですね!」。
<田中ケンさんプロデュースイベント「TOKYO outside Festival 2016」開催決定!>
田中ケンさんがプロデューサーを務めるアウトドアイベント「TOKYO outside Festival 2016」の開催が決定!第4回を迎える今回は『青空の下、新宿でもっともっとWAIWAI楽しんじゃおう!』をテーマにワークショップやアクティビティなど体験型イベントが盛りだくさん!
都心・新宿中央公園がアウトドアの楽しみで埋め尽くされます!2016年3月26日(土)~27日(日)の2日間はみんなで新宿へ!
「第4回TOKYO outside Festival」
日時:2016年3月26日(土)~27日(日)9:30~17:30※27日は15:00まで
会場:新宿中央公園水の広場・芝生の広場
入場料:無料