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雑誌『HUNT』特別連載:HUNT編集部鈴木、猟師への道【僕も猟師になりたいVol.2】

『CAMP HACK』×アウトドア雑誌『HUNT』特別連載Vol.2!第2回目も、HUNT内での人気コラム「編集部鈴木、猟師への道~僕も猟師になりたい」の続編をお届け。前回、狩猟許可を得た鈴木氏。次に待ち受ける壁は、銃の所持の許可。どうなる鈴木氏、がんばれ鈴木氏!

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目次

雑誌『HUNT』とのコラボレーション連載企画「HUNT編集部鈴木、猟師への道」Vol.2!

CAMP HACK×HUNTコラボVol.2前回の記事で、狩猟免許を取得した鈴木氏、忙しい合間を縫って夢の猟師に1歩ずつ近づいている…のか?

今回は、日本で銃を保持することの難しさについて語られていますよ!いったいいつ狩猟に出かけられるのでしょうか、HUNT編集部の体当たり企画Vol.2スタート!

現在、身辺調査されています

HUNT編集部鈴木さん編集部鈴木氏とウワサの人物S

みなさんこんにちは。狩猟免許を取得した編集部鈴木です。先週の投稿では、「この秋、僕と一緒にハンターデビューしませんか?」なんて上から目線的な書き方をしてしまいましたが、実はまだ、銃すら手に入れられておりません。(8月当時)
今、警察が僕の身辺調査をしています。それは、僕は銃を持たせてもいい人物なのかどうかを見極めるため。現在住むマンションの両隣、上の階、下の階の人、前住んでいたマンションの隣の人、友人、家族、会社の人に、僕が危険人物じゃないかどうかを聞き込みしているようです。また、申請のため、4回ほど警察に出向きました(そのうち2回は書類不備)。

動物のシューティングターゲットペーパーもし「コイツに銃持たせても安全だ」という結論が出れば銃所持の許可が下り、今度は射撃実技の技能試験が待っています。これもクリアすると、またまた手続きをいくつか踏んだうえで、ようやく銃を持てるというわけです。諸先輩のみなさんには今が一番大変だとアドバイスをいただいておりますが、一向にゴールが見えない状況は結構ツラいモノがあります。「僕、ハンターを目指してるんスよ」なんてアチコチで言いふらしてしまったので、やるやる詐欺みたいになってますが、現状はこんなところです。

家に猟銃を置けるのか?

ガンロッカー(c)dollarphoto

その他にも、まだ大きな不安要素があります。それは、家に銃を置けるのか? という問題です。
警察署に書類を出しに行った際、生活安全課の方に「銃を所持するには、自宅に頑丈で現実的に持ち運び不可能なガンロッカーを付けなければいけないので、賃貸の場合は予め大家さんに確認しておいてくださいね」と言われました。ガンロッカーは壁にボルトオンで留めて動かなくするのが基本。そうしないと、ロッカーごと銃を盗まれてしまうからです。

水面を見つめるカモ銃の所持許可が下りたとしても、鈴木氏はこんなかわいいカモ仕留められるのだろうか?

恐る恐る大家さんにお伺いを立ててみると「壁に穴あけるかどうかより、そもそも銃を家に置いとくのって……万が一のことがあったらどうするの?あなた、責任とれるの?」と、キツいお言葉(一部誇大表現)。結局、管理している不動産屋さんと交渉してくれ、ということになりました。
でも僕も引き下がれません。引っ越して半年しか経ってないし、その為に引っ越ししたくないですから。穏やかにいろいろと理屈をこねつつ、場合によっては泣き落とし戦術も視野に入れつつ、不動産屋さんを何とか説き伏せたいと思っております。

ジビエで猟師のイメージアップ

komabar3039店内の様子中目黒にあるジビエ料理店「komabar3039」

屋久鹿のロティ屋久鹿のロティ

僕も狩猟のことを知らなければ、大家さんの立場なら同じことを言うかもしれません。でも僕は幸運なことに取材で狩猟に関わる色んな人からお話を伺うことができました。猟師になることがいかに大変で、この日本で猟銃を持つ許可が下りるということがどれほど社会的に認められなければいけないかということがわかりました。

株式会社伊奈不動産の作る缶詰セット株式会社伊奈不動産の作る缶詰セット

そう、狩猟の実情を、もっと広めなければいけないと思うのです。ではどうしたら一般に狩猟のことをわかってもらえるか。ハントのような高尚な雑誌があれば問題なし……ってのは冗談ですが、やっぱり「食」は欠かせないと思います。美味しいジビエ料理を気軽に味わえるお店が増えるのが、一番の近道なんじゃないでしょうか。画像にあるエゾシカの缶詰もオシャレですよね。狩猟の世界をもっと理解してもらえるように、僕も精進します!

気になる次回は?

鈴木、大家を丸め込む(かも)、をお届けできる(かも)。

 

次回の「HUNT編集部鈴木、猟師への道」を読みたい方は、11月30日発売の最新号『HUNT最新号Vol.10』を待つべし!

今回のVol.2の他にもおもしろい記事が満載!気になった方はこちら↓