【2024年】キャンプ椅子おすすめ人気ランキング！気になる1位は？

キャンプをどのようなスタイルで楽しみたいかによって、選ぶべきタイプが異なります。まずはタイプごとの特徴を知りましょう。名称をタップすると、より詳しい紹介にジャンプします！

		メリット	デメリット
ハイチェア		●テーブルで食事がしやすい ●立ち座りしやすい	●収納時のサイズが大きめ ●子供は足がつかない場合も
ローチェア		●収納時はコンパクト ●脚を投げ出すように座れる	●食事で前傾姿勢になりがち ●少し立ち上がりにくい
リクライニングチェア		●リラックスタイムに最適 ●身体全体を預けられる	●収納時のサイズが大きい ●重い製品が多い
ベンチ		●耐荷重に余裕がある ●荷物置き場としても使える	●収納時のサイズが大きい ●1人だと持て余すことがある
ハンモックチェア		●姿勢の自由度が高い ●ゆらゆら心地良く揺れる	●収納時のサイズが大きい ●食事しにくい
ロッキングチェア		●姿勢の自由度が高い ●ゆらゆら心地良く揺れる	●収納時のサイズが大きい ●砂利など不安定な場所で使えない
座椅子		●軽量かつコンパクト ●テント内でも使いやすい	●座り心地がかため ●地面の影響を受けやすい
スツール		●簡単に設置できる ●フットレストとしても使える	●基本背もたれがない ●窮屈さを感じる場合もある

出典：ロゴス/コールマン/コールマン/キャプテンスタッグ/ロゴス/ロゴス/コールマン/ロゴス

ハイチェアとローチェアは種類が多く、定番の形状です。次いで、リクライニングチェアもよく選ばれていますよ。他のタイプは、ニーズが少々限定的なので、使い方をよく考えて購入しましょう。

初めて買うならハイチェアかローチェアがおすすめ。もし複数人でキャンプをするなら、ほかの人の椅子と種類を合わせると、目線を合わせやすく使いやすいですよ。

ここからは、それぞれの椅子の特徴やおすすめの使用シーンをご紹介します。

【ハイチェア】テーブル作業・食事にぴったり

食事やワーケーションなど、テーブルを使うシーンが多いならハイチェアがおすすめ。ただし、高さ50cm程度のローテーブルと合わせると、少し高すぎるかもしれません。高さ90cm程度のテーブルとの相性が良いでしょう。

【ローチェア】少人数キャンプでも気軽に使える

焚き火をじっくり眺める、読書する、足を伸ばして座るといったシーンで活躍するローチェア。ローテーブルなら、ローチェアだと食事しやすいですよ。またハイチェアより軽量コンパクトなので、ソロキャンプにも気軽に持ち運びやすいでしょう。

【リクライニングチェア】うたた寝もできて快適

キャンプ地にリクライニングチェアを用意すれば、よりゆったりとした時間を過ごせますよ。また水遊びやハイキングなどのアクティビティ後、休憩のために使うのもありですね。ベランダに設置して、晩酌や天空観察を楽しむのにもおすすめ。

【ベンチ】荷物置きなど多目的に活躍

2人はもちろん、大人数のキャンプでもおすすめのベンチタイプ。親子で一緒に座ってすごす場所として、荷物置きとしてなど、多目的に活躍しますよ。

【ハンモックチェア】晩酌や読書中の雰囲気UP

ハンモックのように揺らぎを楽しめるハンモックチェア。ハンモックのように場所を取らず、簡単に設置できますよ。晩酌や天空観察など、ハイチェアやローチェアでもできることを、あえてハンモックチェアで楽しむと、非日常感をより味わえて、気分もアップすること間違いなし。

【ロッキングチェア】大人のリラックス空間を演出

ハンモックチェアのように、ゆらゆらリラックスできるチェアですが、ロッキングチェアは足元から大きく揺れます。お子さんは遊びすぎて倒れたり、足を怪我してしまうこともあるため、大人用のチェアとして使うのがおすすめ。非日常感を味わえますよ。

【座椅子】テント内のチェアとして！足を崩しやすい

テントのなかでゲームや読書、くつろぎたいシーンに最適です。足を崩して好きな体勢をとりやすいのも、座椅子タイプの良いポイント。軽量＆コンパクトなので、登山にもおすすめです。

【スツール】気軽に場所を変えてサッと座りやすい

パッと気軽に設置できるスツールは、フェスなどイベントでも大活躍。ハイチェアなどのフットレストとしても使えますよ。背もたれがない分コンパクトなので、椅子を持っていくか迷う場合も、とりあえず持っておこうと思いたくなるかもしれませんね。

キャンプ椅子の組み立て方式（または収納方式）は、主に以下の3種類に分けられます。

種類	折りたたみ式	収束式	組み立て式
イメージ
コンパクトさ	○	◎	◎
重さ	△	△	◎
座り心地	◎	△	△

出典：ロゴス/コールマン/楽天市場

それぞれ持ち運びやすさはもちろん、座り心地も異なります。構造上、折りたたみ式は座面がパンと張った製品が多いので、食事やキャンプファイヤーなどで長時間座っていても、腰が沈み込みすぎず快適な場合が多いでしょう。ただし座り心地は好みもあるため、実店舗などで実際に座って確かめられると安心です。

ここからは、収納方式3種類をより詳しく解説します！

【折りたたみ式】収納サイズは△座り心地は抜群

座り心地で選ぶなら、まず間違いないのが折りたたみ式。パンと張った座面で立ち座りしやすく、長時間座っていても快適です。開くだけで設置しやすいのもポイント。

収納も簡単ですが、保管時は幅をとってしまいます。また種類が少なめで、好みのデザインが見つけにくいかもしれません。

【収束式】すぐに展開できて細く収納できる

折りたたみ式同様、すぐ展開できる収束式。収納時は細長い形状になるので、折りたたみ式よりも保管しやすいです。

包み込まれるような座り心地で、短時間座っている分には快適。長時間座るなら、座面が沈み込みすぎない製品や、裏から沈み込みを軽減するテープなどで補強された製品がおすすめです。

【組み立て式】軽量コンパクトで登山にも

組み立て式は、特にコンパクトに収納できます。1kg以下の軽量な製品も多く、持ち物に制限があるソロキャンプや登山などにもおすすめ。

収束式のように、座面がくぼんで包み込まれるような座り心地です。ただし、コンパクトで脚が大きく展開できない分、安定感はほかのタイプより心もとないかもしれません。

無理なく持ち運べる、重量やサイズもチェック。キャンプ場までの移動手段や、駐車場からテントサイトまでの距離などを考慮しましょう。ハイチェアやリクライニングチェアなど、大きい椅子は、持ち運び用の取っ手があると、肩かけできるなど便利です。

ただし、軽量でコンパクトなタイプほど、座り心地はイマイチな可能性が高くなります。移動距離が少ない場合は、あまり気にしすぎることはありません。以下で、具体的な重量、サイズの目安を紹介しましょう。

【重量】ハイチェアは3kg・ローチェアは2kg以内が目安

基本的に、ハイチェアなどサイズの大きい椅子ほど重量は重くなります。以下で軽さを重視する場合の目安の重さをまとめたので、参考にしてみてください。

【サイズ】持つ部分の高さ50cm以下が理想

ハイチェアやベンチのほか、リクライニング機能のあるチェアは、収納時の高さが100cm以上になることもあり、片手でヒョイと持つことは難しいです。特に女性や小柄な人は、高さ60cm以上だと、地面に椅子がぶつからないよう、肘を曲げて運ぶことになり、負荷がかかりやすくなります。

そのためサイト内での移動が多いなら高さ60cm以下、より持ち運びやすさ重視なら50cm以下の椅子を選ぶことをおすすめします。

フレームとシートの素材の違いにより、使用感や機能に差があります。素材ごとの特徴を知ったうえで選ぶと、理想的な椅子を見つけやすくなりますよ！

【フレーム】軽さ重視ならアルミ・風合いは木製

キャンプ椅子のフレームは、主にアルミやスチール、天然木が使われることが一般的。それぞれ特徴を簡単にまとめました。

持ち運びやすさを重視するならアルミ、ナチュラルな雰囲気を演出するなら天然木がおすすめ。

スチールは強度に優れている反面、素材自体が重いこと、錆びやすいことに気をつけたいところ。しかし、比較的安価な製品が多いというメリットもあります。

【シート】軽量な化繊・おしゃれなコットン製

シートには、主に以下の3種類の素材が用いられています。

ポリエステルとナイロンは、石油を原料とする化学繊維です。薄くても十分な強度があるので、椅子自体もコンパクトで軽量なことがポイント。その反面火には弱く、焚き火の近くで使用すると、火の粉で穴が空くことがあるかもしれません。

一方コットンは、植物から採れる天然繊維。ナチュラルな風合いが楽しめて、火の粉が当たっても化繊ほど焦げにくい利点もあります。ただし生地が厚くて重いので、持ち運びにくい面も。濡れたまま放置するとカビが発生しやすい点も注意しましょう。

製品によっては、便利な機能が付いていることもあります。代表的なのは、アームレスト（肘かけ）やドリンクホルダー。アームレストは座椅子、スツール以外の椅子なら見つけられますよ。ドリンクホルダーは、ハイチェアやリクライニングチェアに、アームレストに付属する形で備わっていることが多いです。

また背面や側面にポケットがある製品もあり、小物を手軽に収納できますよ。

テーブル付き、大きな荷物が置けるラック付きをはじめ、枕やシェードがついた製品もあるので、目的に合わせてチェックしてみてください。基本的には、ハイチェアなど大きい椅子ほど機能が備わっていることが多いです。

キャンプ椅子を販売するブランドのなかでも、特に人気のブランドをピックアップします。

近年はワークマンの製品も非常に注目されているので、忘れずにチェックしましょう！

	コールマン
	キャンプ用品のブランドとして、非常に高い知名度を誇る。 「インフィニティチェア」や「レイチェア」など、いまやキャンプ椅子の定番である傑作を数多く生み出してきた。
	ヘリノックス
	組み立て式の椅子を語るうえでは絶対に外せないブランド。超軽量・高強度のアルミ合金製ポールを採用しているのが特徴。 「チェアワン」が代表的なモデルであり、その他にも多様なニーズに応える製品がそろっている。
	ロゴス
	実用的かつおしゃれなキャンプ用品を、お手頃な価格で展開する日本ブランド。 大人気の「あぐらチェア」シリーズをはじめ、機能もデザインもユニークな椅子を取りそろえている。
	DOD（ディーオーディー）
	ひたすら独自路線をゆく製品づくりを特徴とし、熱狂的なファンを数多く抱える日本ブランド。 おしゃれで親しみやすいデザインとともに、「スゴイッス」などの遊び心あふれるネーミングにも注目。
	ワークマン
	キャンプ用品の販売に本格参入し、圧倒的なコストパフォーマンスの高さで話題を呼んだブランド。 キャンプ用品に高いスペックを求めない人や、これからキャンプデビューをしたい人にとって心強い存在。
	スノーピーク
	洗練されたデザインで人気のブランド。比較的高価な製品が多い代わりに、全品永久保証で安心。 長く使えておしゃれなキャンプ用品を探している人必見！
	キャプテンスタッグ
	比較的廉価ながら、アウトドア用品を幅広く展開する日本のブランド。 カラーラインナップが豊富な製品も多数あり、ほかのギアと雰囲気を合わせやすい。

出典：Instagram by @coleman_japan/ヘリノックス/ロゴス/DOD/ワークマン/スノーピーク/キャプテンスタッグ

これらのブランドは有名なだけに、実際に愛用している人のレビューを参考にしやすいメリットもあります。それぞれ、さらに詳しく解説します。

【コールマン】赤色のアウトドア用品老舗ブランド

アメリカの老舗アウトドアブランド。ガソリン式ランタンなど、他ブランドでは扱いの少ないマイナーなギアも販売していて、欲しいキャンプ用品は一通り揃うといっても過言ではありません。赤色のキャンプ用品でもお馴染みですね。

キャンプ椅子は「インフィニティチェア」や「レイチェア」が特に有名です。

【ヘリノックス】軽量チェアが多く揃う

軽量な組み立て式チェアを探すなら、ぜひ候補に入れたいブランド。価格帯は高めですが、登山やバイクツーリングでも携帯できるほど、軽くて丈夫なチェアが揃います。

代表的なモデルのひとつが「チェアワン」。カラフルなデザインのほか、落ち着いたおしゃれなカラー展開もあります。重さはもちろん1kg以下！

【ロゴス】比較的お手頃価格ながら定番ブランド

おしゃれなデザインなのに、比較的お手頃価格のキャンプ用品が揃うブランド。大きなメープルリーフのロゴから、海外のイメージがあるかもしれませんが、日本のブランドです。ナチュラルなカラーリングが、ほかのキャンプギアと合わせやすく取り入れやすいでしょう。

「あぐらチェア」というネーミングの、あぐらを組める座面の広いチェアが特に知られています。難燃性、ハイバックなど種類も豊富で好みの仕様がきっと見つかります。

【DOD】おしゃれで親しみやすいデザイン

おしゃれなデザインと、風変わりでユニークな商品名とのギャップが楽しいブランド。価格帯は真ん中か、少し安いくらいのイメージです。うさぎのロゴでもお馴染みです。

チェアでは、高さや角度を調整できる「スゴイッス」、オットマン付きハイバックチェアの「ヤバイッス」が有名。食事や焚き火、リラックスタイムなどさまざまなシーンで活躍しますよ。

【ワークマン】キャンプ用品もコスパ抜群

作業服、高機能なカジュアルウェアでも知られるワークマンですが、キャンプ用品も展開しています。お手頃価格はそのまま、魅力的な機能の備わったギアが見つかりますよ。

ローチェアのラインナップが豊富で、難燃性の丈夫な生地を使ったチェアが定番です。

【スノーピーク】洗練されたデザインと永久保証

他ブランドと一線を画す、洗練されたデザインが特徴のブランド。比較的高価格帯ですが、全品永久保証付きの手厚いアフターサービスが受けられるため、安心感があります。

ローテーブルとの相性抜群の「ローチェア30」などが定番ですが、ベンチや子供向けチェアなど、さまざまな種類の椅子が展開されていますよ。

【キャプテンスタッグ】安価で種類も豊富

お手頃価格で探すなら、日本ブランドのキャプテンスタッグ（CS）も必見です。低価格帯のキャンプ用品が幅広く展開されていますよ。カラーラインナップが豊富なギアも多いので、好みの一品が見つかるかもしれません。

ドリンクホルダー付きのハイチェアなど、ロングセラーのキャンプ用品もあります。