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【テントの生地】素材が違ったら何が違うの?わかると楽しいテント選び

テントの大きさは同じくらいなのに、なんでこんなに値段が違う?それは素材の違いが大きく関係します。素材が違うと一体何が変わる?素材の特徴を理解して、自分にあったギア選びをしましょう。今回は自然の中での大切な家。テントの生地について知ろう!

目次

アイキャッチ出典:コールマン Facebook

テントによって値段が違うのはなんで?

テント と空

出典:pixta

テントを買おうと探した経験のある方なら、似たような大きさでなんでこんなに値段が違うんだろう? そんな印象をもった方も多いのではないでしょうか。ほんとにびっくりしますよね。

もちろん中にはブランディングで付加価値がついている商品もありますが、基本的には素材の違いがテント価格には大きく関わっています。

その機能やコストを把握していれば、一見高価でも、実は納得の価格のテントを見つけることもできるようになります。今回はそんなテントの性能や価格にまつわる、素材の違いについて掘り下げてみます。

テント生地の種類ってどんなのがあるの?

ポリエステル

出典:pixta

テントを選ぶ際、テントサイズや重さ、価格といった点は気になるポイントですよね。テント素材は、それら重要なチェックポイントに密接にリンクしているテントの特徴を構成する大きな要素です。

より欲しいイメージのテントに近づくには、素材を知るのが近道。素材ごとの違いや長所短所を把握して、一歩つっこんだテント選びをしてみましょう。

ポリエステル

テント生地に使われる最も一般的な素材です。吸湿性が低いため乾きが早く、リーズナブルでコストパフォーマンスが高いため、多くのテントに使われています。火には弱く、火の粉が当たれば一瞬で穴が開きます。

ナイロン

非常に軽く、柔軟性がある素材です。ポリエステルよりも軽く、ハイエンドな山岳ウルトラライト系テント等に使用されています。デメリットはコスト面で、ポリエステルよりもかなり高価になります。火には強く、自己消化性のものが多いのも特徴です。

コットン

なんといってもナチュラルな風合いが魅力のコットン。通気性が良く、結露に強い素材です。一般的な科学繊維と違い、コーティング加工が施されていません。

水分を含み膨張することで水を防ぎますが、水に強いとは言えず、また濡れるとその分重くなります。通常の雨程度ならしのげますが、使用後に乾燥させないとカビが発生しやすいという弱点があります。火には強く、多少火の粉がついても穴が開いたり、燃え広がることがありません。

ポリコットン

トレンドのコットン混紡素材の一つで、ポリエステルとコットンを混ぜた素材。割合はさまざまで、特徴も変わります。コットンの長所とポリエステルの長所を同時に持ち、軽量でありながらコットンの風合いを楽しめます。一般に耐水圧は低く、雨に強い素材とは言えません。

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