他人に自慢できる逸品が集合!ヴィンテージランタンショップ『VIBLANT』

「他人とは被らない珍しいギアを持ちたい!」そんな願いを叶えてくれるのが、東京都の二子玉川にあるアウトドア専門店『VIBLANT』。ヴィンテージランタンをはじめ、世界中から集まってきた珍しいギアがお店に大集合!一味違うギアを求めている方は要チェックです!


アイキャッチ出典画像:viblant Facebook

何度でも訪れたくなる!キャンパーに話題のお店「VIBLANT」

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提供:編集部
東京都二子玉川駅から歩いてものの数分。閑静な住宅街の一角にあるのが、今回ご紹介するアウトドア専門店「VIBLANT」。ヴィンテージランタン・オイルランプを中心に取り扱っています。

店内には他では中々手に入らない貴重なランタンをはじめ、「これなんですか?」と店員さんを質問攻めにしたくなるようなギアがところ狭しと並んでいます。

お店に入ると……200Aシリーズがずらり!

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こちらはご存知コールマンランタンの200Aシリーズ、実は左から右へどんどん新しい年代順に並んでいます。

注目してほしいのは、右端にある緑色の200A。当時ホウロウで赤色を発色するのは環境的に有害だとされ、1980年世界的に赤色のホウロウの使用が禁止されました。それ以降、200Aは赤から緑色に変わったそうです。
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提供:編集部
というような、ランタンの豆知識や裏話を教えてくれるのが、こちらの笑顔が素敵な「VIBLANT」の店主、石角直樹さん。ブログなどで「とにかく気さくで面白い人」と紹介されていましたが、その通りの方でした。元々コールマンに勤めており、現在もコールマン関係のお仕事をされているそうです。

「VIBLANT」をオープンしようと思ったきっかけは?

石角さん:「LEDランタンが増えて、どんどん楽になっていく。その一方でガソリンランタンが減ってきているですよね。世の中にものが溢れているので、古いものを大事に使おうという文化があまりにもなさ過ぎてしまっていて。だから自分でやっちゃおうと思ったわけです」

そこで、古き良きものを大切に使い続けることができるお店「VIBLANT」を2013年にオープンさせました。
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店をオープンして4年。来店したお客さんがSNSやブログを通じて「VIBLANT」を紹介している影響もあり、都内だけでなく富山県や大阪、果ては九州からも”古き良きギア”を求めて色んな地域のキャンパーさんが来店してくるそうです。

ヴィンテージランタンだからこそ味わえる魅力とは?

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メンテナンスさえすれば、ずっと現役で使い続けることができる

石角さん:「100年前のランタンだろうと、メンテナンスすれば今も使えることですかね」

現在のランタンは構造の簡素化が進み、1点に機能が集中しているため、1か所が駄目になってしまうと全てのパーツを交換することになります。

しかし、ヴィンテージランタンは100年前のランタンであってもパーツを少し削ったり、磨いたりして調節すれば、同じ部品でまた使い続けることができるのです。

ランタンの製造された年代に想いを馳せてみる

石角さん:「製造年月に一体何が起こったのかを調べて、そんな時代に使われていたかもしれないのか……と想いを馳せるのも面白いですよ」

例えば、次にご紹介する100年前のランタン。100年前と言うと1910~1920年代頃。第一次世界大戦が勃発し、世の中が戦火に包まれた不安定な時代。日本ではちょうど大正時代。サイレント映画やラジオ放送が始まったり、コロッケやカレーといった洋食文化が流行るなど、アメリカや西欧に「追いつけ追い越せ!」ムード真っ只中。しかし一般的な家庭で使われていた照明器具は、まだロウソクや石油ランプでした。

製造された時代の人々の暮らしや歴史的な出来事を想像しながら、「VIBLANT」に置かれたヴィンテージランタンを見ていきましょう。

まだまだ現役!約100年前のランタン

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こちらのランタンは、アメリカのコレクターから買い取った一品。「L327」というモデルで、1915年~1920年代に製造されていたランタンです。

当時は、製造したランタンに年号が刻印する習慣がなかったため、ランタンの特徴からでしか製造年代を判別できません。このランタンの場合はポンプノブが付いておらず、ポンプノブが開発された1923年なので、このモデルがおよそ100年前のものだろうと判別できるのです。

1905年!?アメフト初のナイター試合で使用されたランタン

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提供:編集部
1905年、ウィチタ州立大学でアメリカンフットボールのナイター試合が初めて行われました。当時は電気も通っていなかったため、会場に150台のランタンを並べ、ナイターの試合を行ったそうです。

その90年後である1995年。「あの時のばか騒ぎを再現しよう」ということなり、その時に使用されたのがこちらのランタン。モデルはコールマンランタン「288」で現行に近い型ですが、貼られているステッカーなどは、当時その場にいた関係者しか目にしたことがない、レアものです。レアもの中のレア。(こちら……なんと店内で販売されております!)

『天空の城ラピュタ』でお馴染み!カンブリアンランタン

img_6885 提供:編集部
左は真鍮のカンブリアンランタン。イギリスなどヨーロッパの炭鉱夫が使用していたもので、宮崎駿監督作品『天空の城ラピュタ』で主人公パズーが使っていたものと同じランタンの型。(こちらは50~100年くらい前のもの)

映画では、パズーはシータと一緒に迷路のような炭鉱の中を歩いているシーンがありましたよね。ランプがなければ真っ暗闇で何も見えない、光の届かないトンネルの中で炭鉱夫達は石炭を掘っていました。

このカンブリアンランタンは、空気の薄いトンネルで作業をする炭鉱夫の命を守るため、ガラスの面や空気穴を小さくし、極力少ない空気で灯りが付くように設計されています。

さらに、酸欠になったらランタンの火が消えるようになっており、火が消えるのと同時に避難勧告が発令され、炭鉱夫たちは一斉に作業場から逃げだしたそうです。

90年前の一般家庭で使われていたテーブルランプも

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こちらもコールマンのテーブルランプ。およそ90年前のもので、家庭に電気が通っていなかったアメリカの田舎地方を中心に使われていました。

およそ90年前といえば、日本でいうと大正後半~昭和初期ごろ。世界恐慌、そして関東大震災など、皆が生きるのに苦しかったであろう時代。

そんな時代に照らすテーブルランプの灯りは、人々の心に安らぎを与えてくれていたかもしれませんね。

「VIBLANT」ではランタン、バーナーの修理も全国から受け付けています!!

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提供:編集部
「VIBLANT」では、ヴィンテージランタンだけでなく、古いバーナーの修理やメンテナンスを行っています。写真左の方は修理を担当している永澤大樹さん。

先ほど紹介したラピュタのランタンも、店にきた当初は真っ黒だったそうです。パーツをばらし、研磨剤でしっかり磨いたらあのピカピカした金色に戻ったそう。磨けば光るのもヴィンテージならではの魅力ですよね。

修理時間は錆の状況などで変わるそうですが、早いと1、2日で直してしまうそうです。もちろんメーカーやランタンの種類などは問いません!

親から子へ、子から孫へ……「VIBLANT」には時代を超えたロマンがある!

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ヴィンテージランタンと聞くと敷居が高そうなイメージが強いと思います。しかし、一度「VIBLANT」を訪れるとそんな事はすっかり感じなくなるでしょう。

アンティークショップのような重厚感もなく、手が出しにくい高級感もありません。日常に溶き込むような身近なキャンプ道具として、ヴィンテージランタンを感じられるはずです。

ヴィンテージランタンを初めて購入される方でも、石角さんをはじめ「VIBLANT」のスタッフさんが使い方などしっかりレクチャーしてくれるので安心。また、1点ものだけに通販はしていませんが、一部商品はネットでも購入することができます。

ぜひ一度、時を超えた産物ヴィンテージランタンの魅力に触れてみませんか?

 

Vintage Lantern is a Romance!

ヴィンテージランタンはロマンだ!


【VIBLANT】詳細情報

住所: 〒158-0094 東京都世田谷区 玉川2丁目-15-13
営業時間時間: 11時00分~20時00分(要問合せ)
定休日:不定休(要問合せ)
アクセス:東急電鉄『二子玉川駅』徒歩5分

【近日開催のイベント】
MOBILITY PARK SUMMER FESTIVAL 2017」produced by Viblant
2017年7月8日(土)~9日(日)
*予約受付開始は 直接モビリティパークへお願いいたします。

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CAMP HACK編集部

CAMP HACK運営&記事編集担当。少しずつキャンプの回数も増えていき、いまは月2~4回ほど全国のキャンプ場を訪問中。今年はテントから色んなギアを新調して、新しいスタイルに挑戦したい。

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