最新LED?デザイン重視?個性派ランタンを手に入れよう
見た目麗しいランタンは、キャンプサイトを明るく照らしてくれるとともに、所有欲をも満たしてくれます。しかも、夜のキャンプ場をそぞろ歩きするとわかりますが、ランタンって目立つ!
小さなモデルだって輝くフォルムでおおよその見当がつきますから、やっぱり2台目、3台目はさりげなく自慢できる個性派ランタンがほしくなってくるものです。
今注目の最新LEDランタンと、雰囲気バツグンのランタンをご紹介します。
大ヒットしたクアッドがますます進化して使いやすい
今シーズン、注目なのは「コールマン/クアッドマルチパネルランタン」(9800円+税)。2010年の初代登場から昨シーズンまで、売れに売れたクアッドLEDランタンの後継機で、4枚のパネルを取り外しできるという基本コンセプトはそのままいかしつつ、ランタン本体にはライト付きの柱が装備されています。これにより、パネルを取り外した後もムラのない光を放つんです。
各パネルには磁石を搭載していて、脱着がイージー。しかも、スチールポールや車体などにペタッと貼り付けられます。
待望のUSB給電に対応。スマホで写真や動画を撮って、確認……を繰り返すとバッテリーの減りが心配になりますが、クアッドマルチパネルランタンがあれば安心ですね。ちなみに、パネルは自立できるようになったので、小さなモノの写真を撮るときにレフ板代わりにも。
しかも、パネルに付いているスタンドは角度を変えてハンドルとしても使えます。ハンドライトとして使いやすく進化しています。連続点灯時間は乾電池8本で20時間〜400時間、4本なら13〜196時間、そしてパネルのみの場合は3〜14時間です。
【問】コールマン ジャパン 0120-111-957
http://www.coleman.co.jp
クアッドマルチパネルランタン特設サイト
http://www.coleman.co.jp/quadmultipanellantern/
コールマン クアッドマルチパネルランタン
UCO初のラグジュアリー系ランタン
今期、UCO初のラグジュアリー系ランタンがデビューしました。その中でもひときわユニークなのが、ヘッドがぐーんとのびる「シトゥカ」と「シトゥカ+」です。
ボディ下部がブラックなのが「UCO/シトゥカ+」(1万6000円+税)、ホワイトなのが「同/シトゥカ」(1万円)です。ウッディな光量調整ダイヤル、レザー製のハンドルなど、細部までエレガントに作り込まれています。
スタンドなしでも高い位置から広範囲に照射
どちらも二段階、最高66cmまでヘッドを伸ばせます。これの何がイイかというと、スタンドにつるさなくてもテーブル全体を照らせるし、おまけに卓上のスイッチで思い立ったときに操作ができるということ!
では、どこが違うのかというと? どちらもUSBポートを携えていて、スマホなどに給電できるんですが、シトゥカ+(写真上)は出力用USBポートの上に入力用USBポートも備えています。つまり、シトゥカ+は内蔵バッテリーに充電するのに対し、シトゥカは単一アルカリ電池6本を利用するということです。
そのため、明るさは最大5000ルーメンで同じですが、ハイビーム時でシトゥカ+が5時間、シトゥカは33時間で連続点灯時間が異なります。
【問】モチヅキ 0256-32-0860
http://www.e-mot.co.jp
UCO/ユーコ シトゥカ
UCO/ユーコ シトゥカプラス
スマホとタブレットを同時に充電!メインにもなる驚異のオーバー1000ルーメン
スマホへの充電ができるランタンは、キャンプだけでなくいざというときにも大活躍。しかも「防災アイテムだから!」と購入時に家族の同意をとりやすいというのもうれしいですね。
そんな防災に役立つLEDランタンの本命といえばこちら「ロゴス/LOGOS パワーストックランタン2000」(2万4000円+税)でしょう。
蓄電池容量は20800mAh! iPhoneを約8台分充電できる大容量で、おまけにiPhoneとiPadの2台同時充電ができる頼もしさなのです。
明るさだって燃焼系ランタンに負けません。1200ルーメンでタープ下なら問題なく照らしてくれるのですから。写真のように、真下を照らせるのもLOGOS パワーストックランタン2000の特徴のひとつです。
背面には蓄電用入力ポートと、2AのUSBポートを2口装備。ACだけでなくDC電源も使えるので、クルマのシガーソケットから移動中に充電できます。
素直な色を引き出す白色だけでなく、暖かみのある光まで、3パターン。明るさも10段階から選べます。連続点灯時間は強で8時間、弱だと140時間!
【問】ロゴス・コーポレーション 0120-654-219
http://www.logos.ne.jp
ロゴス パワーストックランタン2000
うっかりチャージ忘れにソーラー充電機能付き
最近のLEDランタンは長寿命のものが多いんですが、それゆえバッテリー不足に気づかないことも! ドッペルギャンガーアウトドアのランタンシリーズの中でも使えると話題なのが「ドッペルギャンガーアウトドア/LEDソーラーポップアップランタン」(3800円+税)です。
蛇腹式のシリコン製補やを搭載しており、ぺたんこ収納が可能。本体底(写真左の黒いプレート部分)にソーラーパネルを搭載しているので、充電池の受電残量が少なくなっても昼間のからつるしておけば、勝手に充電できているというわけ。これはありがたい!
市販の乾電池またはニッケル水素充電池を3本装着して使用します。連続点灯時間はハイパワーで10時間(乾電池)・4時間(ソーラー充電)、ノーマルで25時間(乾電池)・10時間(ソーラー充電)。
もちろんUSB充電にも対応しています。
明かりはハイパワー、ノーマル、写真のようにほのかに照らす常夜灯モード、そしてろうそくのように光がゆらぐ4つのモードに切り替えられます。
【問】ビーズ 06-6732-4310
http://www.doppelganger-sports.jp/product/l1_427/
ドッペルギャンガーアウトドア ソーラーポップアップランタン
ど定番のキャンドルランタン、実はライトにもなるんです
40年以上の歴史を誇る「UCO/キャンドルランタン」(3500円+税ブラス4200円+税)。決して大光量ではありませんが、ゆらめく炎がステキで、根強い人気を誇っています。加圧しなくても使える手軽さも魅力。
準備はキャンドルを装着するだけ。簡単です。そしてグローブを下へスライドさせるだけで消火できるようになっています。
キャンドルは底にあるスプリングで押し上げられるので、短くなっても本体に隠れることなく明るさをキープします。
燃焼時間はスタンダードのキャンドル(3本650円+税)で9時間、虫除け効果が期待できるシトロネラ(同700円+税)も9時間、そして蜜蝋生まれのキャンドル(同1800円+税)は12〜15時間と頼もしいかぎり。
そして、ランタンベースを取り外して「LEDアップグレードキット」(1800円+税)を取り付けると、キャンドルランタンがなんとハンドライトにもなるんです。今持っているキャンドルランタンをLEDとして変身させ、二刀流として使ってみてはいかがですか?。
【問】モチヅキ 0256-32-0860
http://www.e-mot.co.jp
UCO/ユーコ キャンドルランタン
燃料のデザインに影響を与えたインディゴレーベル
これまでガスカートリッジは実用主義のデザインでしたが、キャンプサイトのコーディネートにこだわる人が激増し、それとともにカートリッジのデザインが不満という声が大きくなりました。メーカーサイドでもなんとかしたいと考えていたのですが、やはり警告文等は削除できませんし、ある程度主張が必要です。やむなくショップや個人がカートリッジジャケットを作り、装着させてきたわけですが、今期はついに美デザインのカートリッジが登場しました。
その立役者と言うべきなのが、「コールマン/IL ルミエールランタン(インディゴ)」(6980円+税)。従来からあるルミエールランタン(4780円+税)より割高ですが、幾何学模様をあしらった特製グローブがとってもキュート。特製デザイングローブを用いた「IL 2500ノーススターLPガスランタン(ネイビー)」(1万6800円+税)も発売され、どちらも好調です。
IL ルミエールランタン(インディゴ)、IL 2500LPガスランタン(ネイビー)の発売にあわせて、カートリッジもインディゴ柄がローンチされました。ベースは白で文字は藍色というさわやかなコンビネーションです。
ロゴや警告文のサイズはほぼ従来通りですが、欧文の書体が洗練されており、ずいぶんスッキリとした印象になりました。230g缶24個1万6800円+税、470g缶12個1万3200円。
【問】コールマン ジャパン 0120-111-957
http://www.coleman.co.jp
コールマン ルミエールランタン (インディゴ)
あなたはどのタイプ?
最新LEDのタイプから、火の明るさで雰囲気を最大限演出してくれるものまで、注目のランタンたちを紹介しました。今年はどのランタンをフィールドデビューさせますか?
It’s fun to choose a lantern!
ランタン選びって楽しい!