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防振双眼鏡

初心者必見 !防振双眼鏡のおすすめ6選と失敗しない選び方

防振双眼鏡について解説します。手ブレを自動修正してくれる防振双眼鏡は、コンサートや観劇との相性は抜群。決して安くはない価格ですが、値段相応の価値がある代物です。今回はCanonをはじめ、有名メーカーの中心におすすめ防振双眼鏡をご紹介します。

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目次

アイキャッチ画像出典:カンクリ

防振双眼鏡とは?

コンサート
出典:PIXTA

歌っているときの表情、細かな衣装、ダンスの足の運び方……。ステージから遠く離れたところにいても、自分の好きなアイドルを間近で見たい。そんな思いをかなえてくれるのが、防振双眼鏡です。

canonの防振双眼鏡出典:カンクリ

双眼鏡に限った話ではありませんが、手ブレ問題はつきもの。しかし、防振双眼鏡は手ブレと視界のブレを自動で調節してくれる優れもの。見たい対象がブレずに、クリアな状態で見ることができます。

実際に使ってみてどうだった?防振双眼鏡のレビュー

使用してみた感想は「すごい!」の一言です(笑)
視界が明るく、ブレも一切ないのですごく見やすいです!
ドームの遠くからでも人物の表情がよく見ることができます。
もっと早く購入するべきだった…と後悔です。
重いのが少し気になりますが、こんなにも綺麗に見えるのであれば我慢出来ます(笑)(出典:楽天)

明るい場面では肌の質感が防振なしとは、全然違ってものすごくリアル。長時間連続で見ていても眼精疲労がほとんどなく双眼鏡酔いがない。総合的に見て手振れ補正のない機種とは、比べることが無意味なくらいの性能差があります。(出典:Amazon)

防振双眼鏡を使うメリットとは?

双眼鏡を使う女性

出典:pixabay

防振双眼鏡のメリットは、大きくわけて2つ。「ブレないこと」と「手軽」だという点です。コンサートやフェスはもちろん、車内やクルーザーなど、動くものの上から見てもブレないという利点もあります。

手軽さに関して言えば、例えば一般的な双眼鏡の場合、天体観測やバードウォッチングなど、クリアな視界でしっかり観察したい時は「対物レンズの有効径」が大きなものを選びます。が、そのレンズが大きい分、双眼鏡も大きく重くなり、手で持つとブレてしまうので三脚が必要になります。

しかし、防振双眼鏡はその「手ブレ」を押さえてくれるので、多少重く感じても三脚なしですぐに観察をはじめられます。

防振双眼鏡のデメリットとは?

防振双眼鏡のデメリットは、「重い」「値段が高い」の2点です。上記でも触れましたが、防振機能のモーターが装備されているので、双眼鏡に比べると重くなってしまいます。

また完全にブレないわけでもありません。急な動きについていこうと、覗いたままとっさに動いてしまうと、振動だと認識されて補正されてしまう場合もあります。

そしてもう1点、防振機能は高価な買い物です。双眼鏡がだいたい高くても1万~2万円台ですが、防振双眼鏡ともなると2万~8万台と倍くらいします。

また、乾電池が必要になってくるので、購入後も小さなコストがかかってきます。けして安くはない買い物なので、店員さんと一緒に選んでもらうのが安心です。

防振双眼鏡の選び方

続いては、1つの防振双眼鏡を例に「選び方」を見ていきましょう。


こちらは、コンサートに行かれる方々のブログで、かなりの頻度で紹介されていた防振双眼鏡。英語の部分は商品名だとして、この数字「10×30」とはいったい何なのでしょうか。
10……倍率
30……対物レンズの有効径
を表しています。「倍率?」「対物レンズ?」なんだか難しいワードがでてきたので、まずは簡単に解説していきます。

倍率は「対象との距離」で選ぼう

「距離÷倍率」で、どのくらいの大きさで対象物がみえるのか数値で表すことができます。
【例えば……10倍の双眼鏡の場合】
100m先に対象がいるとすると、
100÷10=10m
つまり、実際は100m離れたところにいても、自分の10メートル先に対象がいるかのように大きくに見えるということです。

双眼鏡の場合は、倍率が高いほどレンズが暗くなり、手ブレがおきます。そのため、8~10倍がちょうど良いと言われています。

ですが、防振双眼鏡は「ブレない」が売りのアイテム。中には12倍でも、舞台で動きまわるアーティストをしっかり追えたという声も。かといって倍率が高すぎると視界は暗くなってしまうので、10、12倍くらいが丁度いい倍率です。

対物レンズの有効径が大きいほど明るく見える

対物レンズ有効径とは、対象側のレンズの口径、つまり一番外側のレンズのことを指します。同じ倍率であれば、対物レンズ有効径が大きいほど、明るくシャープに見ることができます。

その反面、レンズが大きくなる=双眼鏡自体が大きくなるため、重くなり、携帯性に欠けてしまいます。かといって、倍率が高く、対物レンズ有効径も小さければ、暗くて手ブレがおきやすい双眼鏡に……。

コンサート用の双眼鏡であれば、だいたい16~30mmクラスとされていますが、防振機能が付いている双眼鏡だと、30mmクラスでも対象の動きをクリアに見ることができます。ブログでも、だいたい倍率10、12倍くらいで対物レンズの有効径30mmクラスを購入した方が多いようです。両者のバランスがとれている防振双眼鏡を選ぶのがいいですよね。

防振双眼鏡のおすすめ6選

それでは、コンサートや観劇との相性が良い、おすすめの防振双眼鏡をご紹介します。

キャノン BINO10×30 IS II

ポロⅡ型プリズムを採用したこちらのモデル。コンサート鑑賞にぴったりの10倍という倍率もあり、大変人気があります。分解能と明るさを優先させて2つのポロプリズムを採用しているため、光量のロスが少なく、視野の中心から周辺にかけてもシャープな画像が得られる設計となっています。

Canon 双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2

●倍率:10倍 ●対物レンズ口径:30mm ●実視界:6° ●見掛け視界:55.3° ●寸法:H150×W127×D70mm ●重量:600g(電池除く)

キャノン BINO 8×26IS

キャノンの防振双眼鏡ISシリーズのなかでもっとも小さく軽量なモデル。500mlのペットボトルと変わらない重量で、携帯性は抜群です。持ち歩くのに重たいのはちょっと、という方や、長時間の使用で手が疲れてしまうという方にはグッドチョイスとなるアイテムです。

Canon 双眼鏡 8×25IS

●倍率:8倍 ●対物レンズ直径:25mm ●実視界:6.6° ●見掛け視界:53° ●寸法:H138×W120×D61mm ●重量:490g

キャノン BINO12×36 IS Ⅲ

バードウォッチングなどアウトドアでの使用から、コンサートホールなど暗めの場所での使用に耐える設計になっており、幅広い使用シーンに通用する一台。優れたレンズと小型のマイクロコンピュータによる制御で、様々な周波数の揺れを素早く補正してくれます。

Canon 双眼鏡 12×36 IS Ⅲ BINO12X36IS3

●倍率:12倍 ●対物レンズ直径:36mm ●実視界:5° ●見掛け視界:55.3° ●寸法:W127×H174×D70mm ●重量:660g

ニコン スタビライズ 12×32

キャノンと双璧をなすニコンの防振双眼鏡。ダハプリズム方式を採用しています。プリズムには、位相差補正コーティングが施されており、コントラストのはっきりした像が見やすいと定評があります。また防振機能を一時オフにする機能を搭載。動く対象物を見る際にも威力を発揮します。

Nikon 双眼鏡 スタビライズ 12×32 STB12

●倍率:12倍 ●対物レンズ直径:32mm ●実視界:5° ●見掛け視界:55.3° ●寸法:H178×W142×D81mm ●重量:1130g

ブッシュネル スタビルビュー

1948年北米で生まれたブッシュネルは、北米の光学機器メーカーとしてトップシェアを誇ります。手元に伝わる3°までの揺れを補正するノーマルモード、手ぶれを補正するファインモードの2つを搭載し、クリアで揺れのない像が得られます。完全防水だから屋外での使用も安心です。

ブッシュネル 双眼鏡 スタビルビュー

●倍率:10倍 ●対物レンズ直径:35mm ●実視界:4.9° ●見掛け視界:49° ●寸法:H152×W184×D89mm ●重量:1144g

快適な視野を確保できる!

コンサート

出典:pixabay

双眼鏡は倍率が高くなれば遠くの物も鮮明に見られるようになりますが、見える範囲が小さくなるということは、手ぶれも大きくなるという事を意味します。三脚などを立てられないシーンでは、手ぶれを抑える機能を搭載したワンランク上の防振双眼鏡で快適な視野が手に入ります。

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