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足元ヒンヤリから卒業しよう!テントの「底冷え対策」保温テク特集

テントの底冷え問題を解決する保温テクニックをご紹介!失敗しがちなテントの底冷え防止の準備ですが、これを見ておけば基本から応用までテント内の防寒テクが丸わかり!冬でも夏でも夜から朝は冷えるから、テントの底冷え対策はしっかりおさえておきましょう!

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目次

アイキャッチ画像出典:キャンピカ明野ふれあいの里

テントの底冷え対策、できていますか?

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出典:PIXTA

冬場のキャンプで石油ストーブや薪ストーブを使用するキャンパーが増えてきましたね。日中の団欒スペースは暖かくできても、重要なテント内の床は暖かくならず冷えたまま…そんな経験ありませんか?

それは地面からの冷気がしっかりシャットダウンできていないから。テントの底冷え対策ができていないんですね。
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出典:PIXTA

今回はしっかり抑えておきたい「底冷え対策」のコツを伝授します!あなたのキャンプをもっと快適にしましょう!

底冷え防止テク「重ねる層」の順番

冬キャンプのテンティピテントの中
出典:C.K.camp-union

底冷えをなくすためにまず大切なのは、地面からの放射冷却を防ぐこと。その次に大切なのは、空気の層を作り、暖かさを逃がさないようにすることです。

下の順番でアイテムを重ねるのが、底冷え対策には効果的!テントの室内を快適にする為にもこの順番はしっかり覚えておきましょう。

六番目:寝袋・シュラフ、シュラフカバー
五番目:インフレーターマット、エアマット
四番目:ブランケット、毛布、敷き物
三番目:銀マット、ウレタンマット、ダンボール
二番目:テント
一番下:ブルーシート、グラウンドシート

銀マットは銀の面が上?下?シチュエーションによって変えよう!

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出典:楽天

銀マットを敷く際に迷いがちなのが銀マットの向き。銀の部分は熱を反射してくれるので、「温かい方に銀の面を向ける」と覚えておきましょう。冬は銀を上向きにして自分の体温を反射させ、逆に夏場は体温を反射させないように銀を下向きにさせるのがベスト。

また、テントの下に敷く必要がある場合は、マットが水分を吸収しないよう、銀の面を地面側にしましょう。

おすすめ銀マット「スマイルキッズ 非常用 おおきな アルミシート」

大人二人を楽々くるめる、大きなサイズのサバイバルシート。テントの下やテント内に敷いて使用するのがおすすめです。冬場のキャンプは荷物が多くなりますが、このアルミシートなら軽くて折り畳みができ、持ち運びに便利です。

スマイルキッズ 非常用 おおきな アルミシート

●サイズ:120×250cm ●材質:アルミ・発泡PE樹脂 ●重量:約164g

おすすめ銀マット「ユーザー 極厚15mmマット 1000」

折りたたみ式で巻きぐせのできない銀マット。厚さが15mmもある極厚な発砲マットなので、地面からの冷気をシャットアウトできます。サイトの凹凸も気になりませんよ。

ユーザー 極厚15mmマット 1000

●サイズ:100×180×1.5cm ●材質:アルミ蒸着フィルム(両面)、発泡PE ●重量:740g

スーパーに寄ってダンボールをGETしよう

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出典:Amazon

ダンボールは断面がハニカム構造という科学的に耐久性に強いとされる構造で作られ、シンプルながら潰れにくく中の空洞をキープしてくれます。この構造のおかげでダンボールは空気の層を作るのに最適なアイテム。

しかもキャンプの買出しの道中に、スーパーなどでも気軽に手に入れることができるので、理想的な断熱アイテムです。

睡眠時が一番大事!寝袋の防寒性を上げる、底冷え防止テク

【底冷え防止テク】クライミットのインフレーターマットで底冷えを更にシャットダウン!

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出典:MoonlightGear

底冷え対策として有効なのが空気の層を作ってくれるインフレーターマット。そしてマット+寝袋に追加で、寝袋の中にKLYMIT社のイナーティアシリーズのマットを敷けば、背中に空気の層が生まれ防寒性は更にアップ!

背中の圧で潰れてしまうダウンの部分は空気層がなくなり保温効果は低下しますが、このイナーティアシリーズならマットが中抜されているので、全ての部分が潰されずダウンの保温効果を高めてくれますよ。

クライミット イナーシャ Xライト

世界一コンパクトで軽量な3/4レングスパッド。使用する際には、1.5回程度の息で膨らみます。小さくコンパクトに収納できるため、場所や状況を問わず手軽に使えます。

クライミット イナーシャ Xライト

●重量:173g(ドライエアポンプ込み:224g) ●サイズ:104×45.7×3.8cm ●収納サイズ:15×4cm ●カラー:オレンジ、グレー ●素材:トップ・30Dリップストップナイロン、ボトム・75Dポリエステル

クライミット イナーシャ オゾン

長さ180cmのフルレングスのパッド。頭部には高さ約10cmの枕を備えており、寝ている間にずれることもなく快適です。各所に配置されたロフトポケットが、シュラフの潰れを少なくして保温効果◎です。

クライミット イナーシャ オゾン

●重量:346g(スタッフサック別) ●サイズ:183×54.6×4.4cm ●収納サイズ:15.2×8.9cm ●カラー:ブルー、グレー ●素材:トップ・30Dリップストップナイロン、ボトム・75Dポリエステル

【底冷え防止テク】シュラフの2枚重ねで防寒性を高めよう!

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出典:Facebook

夏用の封筒型シュラフを持っている方は、冬用のシュラフと合わせて使うと防寒性がアップしますよ。使い方は、冬用のシュラフを夏用の封筒型シュラフで覆うだけ。シュラフの間に空気の層ができるので、さらに暖かくなります。

【底冷え防止テク】テントシューズを履いて足元から保温ガード!

冬のキャンプでは特に足先が冷えやすいですよね。テント内では、保温性は高く、透湿性が良いので蒸れづらいテントシューズが大活躍します。履いたまま寝袋に入っても、快適で暖かいですよ。

ナンガ オーロラテックス テントシューズショート

シェラフでも使われているオーロラテックス生地とホワイトダックダウンを使用。とにかく暖かいテントシューズです。カラーバリエーションが豊富なので、好みの色が見つかるはず!

ナンガ オーロラテックス テントシューズショート

●サイズ:直径16.5×6.0cm ●収納サイズ:直径12×14cm ●素材:表地/オーロラテックス、裏地/40Dナイロンタフタ ●重量:160g(ダウン:80g) ●サイズ:22.0~29.0cm

イスカ ダウンプラス テントシューズ

足首をコードと平ゴムで締め、脱げるのを防止。内部のシャーリング加工がずれを防止し、暖かい空気を逃がしません。底は防水で滑り止め効果のある素材(ドミーアルファー)が縫い付けてあり、雪の上を歩くときにも便利です。

イスカ ダウンプラス テントシューズ

●サイズ:高さ23.5×底30cm ●収納サイズ:直径10×18cm ●素材:表地/ナイロン、裏地/ポリエステル100% ●重量:190g(ダウン:70g) ●サイズ:フリー

【底冷え防止テク】湯たんぽで寝袋の内部を朝までぬくぬく

お湯を沸かすだけで使える、経済的で自然なぬくもりが魅力の湯たんぽ。就寝前に寝袋に仕込んでおくと寝るときにはポカポカですよ。ただし、そのまま寝てしまうと、低温やけどの可能性もあるので注意が必要です。

ユニフレーム UF湯たんぽ

保温力に優れたステンレス製の湯たんぽ。金属製なので、ケトルで沸騰させたばかりの熱湯を注ぐことができますよ。ナチュラルカラーのキルト生地で作られた、収納ケースもついています。

スノーピーク ステン湯たんぽ

シンプルでスタイリッシュなデザインの湯たんぽ。お湯が冷めて減圧した時に、口金を開けやすくする構造になっています。注ぎやすく、排水しやすい場所に注水口がついています。

スノーピーク ステン湯たんぽ

●サイズ:直径16.5×6.0cm ●材質:本体/18-8ステンレス、口金/真鍮 ●重量:約315g ●容量:約950ml

最終奥義!AC電源付きのサイトにしてホットカーペット光臨!

マグカップを持った足元

出典:PIXTA

冬キャンプの底冷え対策として、最も快適な答えを出すとしたら電源付きサイトとホットカーペットのコンボでしょう。

なんだかいけないことをしているような、いつもと違ったキャンプを体験できるはずですよ。普段、電源付きサイトを選ばないキャンパーの方は、冬キャンプだけの楽しみにしてみるのはいかがですか?

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出典:楽天

ホットカーペットは畳むとかなりかさばってしまうので、温かさは劣りますが電気毛布という手もあるので使い分けてみてください。

冬のキャンプは底冷え対策を忘れずに!

テントとストーブ 夕方

出典:PIXTA

これで冬キャンプの底冷え対策はバッチリですね◎ポイントを押さえて、暖かさを逃がさないようにテントの設営をしていきましょう。テントシューズや湯たんぽ等、暖かさをアップさせるアイテムもぜひゲットしてくださいね!

Take measures against the cold, let’s try winter camp!
寒さ対策をして、冬キャンプに挑戦しよう!