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テンマクデザイン×ディセンバーのコラボツーバーナー
「サイレントツーバーナー」ってご存じですか？アウトドアブランド「テンマクデザイン（tent-Mark DESIGNS）」と山形県のアウトドアショップでオリジナルブランドも手がける「ディセンバー（DECEMBER）」とのコラボ企画で、昨年10月にリリースされたアイテムです。
＜スペック＞
●サイズ:幅40×奥行25×高さ8.2cm ※収納時も同サイズ
●重量：約2kg
サイレントツーバーナーの魅力に迫る！
「サイレントツーバーナー」の名前通り、この製品は“音がしないツーバーナー”というコンセプト。そう書くと不思議な感じがしますが、いったいどういう仕組みで、どんな魅力・使い方ができるのか、紹介したいと思います。
音がしないのはアルコールバーナー使用だから
ツーバーナーの燃料は大きく分けるとガソリン、ガスとありますが、サイレントツーバーナーの燃料は「アルコールバーナー」。アルコールバーナーの“燃焼時に音がしない”という特徴が名前の由来になっています。
音がしないと何がいい？
出典： DECEMBERサイレントツーバーナーは静かな時間を楽しむためのもの。ガソリンやガスバーナー燃焼音もキャンプの雰囲気が楽しめていいですが、無音で燃えるアルコールバーナーはより自然を深く感じることができるのです。
木々のざわめき、川のせせらぎ、鳥のさえずりなど、自然の音に耳を傾けながら調理を楽しんでみてはいかがですか。
シンプルで美しいフォルムがたまらない
音がしないというだけでなく、シンプルなフォルムもポイント。ステンレス製でスクエアなデザインはムダがなく、無骨ながらも美しい雰囲気。
また調理中、ステンレスボディに映り込む自然の景色も見ごたえがあります。
分解できるので手入れが楽
サイレントツーバーナーはスクエアフォルムの本体、丸い風防、ゴトクで構成されています。パーツがすべてバラバラになるので、調理で汚れたときの洗浄など手入れがしやすいのも特徴。
サイレントツーバーナーの気になる点
燃焼音のないサイレントツーバーナー。気になる点2つを紹介します。
トランギアのアルコールバーナー×2を買う必要がある
サイレントツーバーナーは“トランギア製アルコールバーナー専用のゴトク”です。なので使用するには同製品を2つ購入する必要があります。専用となっていますが、サイズが合えば他メーカーのアルコールバーナーも使用OK。ただしサイズは自分で確認する必要があります。
トランギア アルコールバーナー
火力調整と消火にちょっぴり手間がかかる
ガソリンやガスバーナーなら燃料バルブやツマミがあるので、火力調整や消火をスムーズに行うことができますが、サイレントツーバーナーはアルコールバーナー使用なのでそうはいきません。
火力調整や消火を行う際はサイレントツーバーナーのゴトクを開き、やけど防止のために革手袋などを装着してから、バーナーに付属する消火用＆火力調整用蓋をかぶせて……と少し手間がかかります。
火力調整に関しては、あらかじめ片側ずつ強火と弱火でセッティングしておくのも手。
みんなの使い方＆感想
購入した人はサイレントツーバーナーをどのように使っているのでしょう。使い方や感想を紹介します。
CAMP HACK連載企画でもおなじみのYURIEさんも使用中！ウッドファニチャーをメインにしたコの字型キッチンにはサイレントツーバーナーがぴったり。「シンプルなデザインで使いやすい」とのこと。
大きめのスキレットで作るパエリアも、火力があるから安心。フラットなゴトクで安定感があり、高さがないのでテーブルにも馴染み、静かなのでおしゃべりの邪魔にならないのが嬉しいですよね。
使用者の口コミをチェック
出典： 杜の野外音楽堂
ストームクッカーセッティングすることを考えれば出してすぐ使える点は〇。何も両方着火しなくても、片方だけで調理して、ちょっと火からおろしたいときなんか、隣に寄せられるので〇。
なんですが、結局は消火と火の調整なんですよね。（中略）まーでもうまく作る順番考えて回していけば無駄なく使えそうです!!!（出典： 杜の野外音楽堂）
シンプルだからこそ、使い出がある！
とてもシンプルな機能でムダのないフォルムのサイレントツーバーナー。だからこそキャンプでどのように使っていくか、考える楽しみもあります。使って、眺めて、楽しめるツーバーナーです。
No sound, silent two burner!
音がしない、サイレントツーバーナー
