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ナイフの構造

A-suke流「アウトドア ダンディズム」#03:使い勝手に影響!?知っておきたいナイフの構造

東京の水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASE CAMP」を営む傍ら、「男前キャンプ」と題したイベント活動も行っているA-sukeさんの連載がスタート。第3回目は購入する前に知っておくと便利なナイフの構造についてご紹介します。

目次

購入する前に知っておきたい、ナイフの構造のこと

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第3回の今回も「どんなナイフを買えばいいのか?」ということについて書きたいと思う。ただ前回とは違い、今回は構造の説明をしたい。テントにもモノポール型とかドーム型などがあるように、同じように見えるナイフも実はけっこう構造が違う。それぞれ特徴があるので抑えておくと購入の際に目安になるだろう。

シースナイフ(折りたためないナイフ)とフォールディングナイフ(折りたたみナイフ)にそれぞれよくある構造のモノを紹介していく。

まずはシースナイフの構造を見てみよう!

まずはシースナイフの構造から。ちなみにどの構造でもフォールディングナイフよりも頑丈であることには変わりないので、そこは理解しておくといい。

フルタング

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ブレードからハンドルまで鋼材がつながっていてハンドル材でサンドイッチした構造で一般的には一番強度が高い。多くは太いボルトでハンドルをサイドから締め上げて固定されている。まれに細いピンで固定しているモノもある。デメリットは鋼材を多く使用するのでコスト高になることと重量がかさみがちなこと。ハンドル部の鋼材にテーパーをかけた「テーパードフルタング」や捨て穴(見えないけど)をあけることで軽量化したものもある。

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